ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-07

[全般]日経平均下落で円全面高

日経平均の下落が止まらない。
先週後半から下落幅が拡大したドル円や日経平均だったが週明け東京市場ではそれが更に進んで始まった。
円高が先か株安が先かは分からないが、どちらも今週行われるFOMCやECB,そして米GDPや雇用統計といった重要イベントを控えポジション調整の動きとみてよいだろう。
為替市場では特にドルというよりもクロス円の売りが目立ち円全面高となった。
クロス円の売りがユーロやポンド、オージードルといった主要通貨を押し下げ結果的にドルはしっかりとした動きがみられた。
材料がどうのという事ではなく、市場はリスクに備えた動きを始めている。
今日からFOMCが始まるが明日の声明では金融政策の変化はないというのが市場のコンセンサスだ。しかし、先週のWSJ紙にあったようにフォワードガイダンスをより厳格化することを議論するといった報道で慎重な見方が広がった。具体的には失業率の6.5%、インフレ見通し2.5%というレベルを更に厳しくしようというものだ。結局緩和政策の早期終了という市場の思惑を抑え、寧ろ長期化を市場に印象づけようというものだ。
それでも、今後の米国景気指標が回復基調を示すようであれば市場はいずれ緩和政策の終了を見越して動き始めることになる。
明日のFOMC声明発表に先立ち米GDPが発表されるが、1.8%から1.0%に下方修正されると予想されるが、更に予想を下回るとドル売りが一段加速する恐れがある。
今日もドルの下落リスクを睨みながら日中は値動きの激しい場面が多くなりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]下落リスク燻る

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130730_jikanashi.jpg


週明けの東京市場では日経平均株価の下落で始まった。円高が進む中で黒田日銀総裁が講演で4月に導入した大胆な金融緩和は経済物価の好転、円高株安などの金融の好転、消費者心理など期待の好転の三つをもたらしたと自我自賛。発言を受け円安に振れる場面もあったが円高株安の動きは抑えられなかった。市場はアベノミクスによる円安という流れは既に消化しており、今はドル中心の相場展開という事がこの発言でも明らかだ。
明日のFOMCや米GDP,そして週末の雇用統計まではドルの下落リスクは燻る。
しかし、昨日は97円50銭にある一目の雲の下限やフィボナッチの50%戻しの97円60銭にあるサポートを前に下げ止まった。市場参加者はこのレベルをかなり意識しているはずだ。抜けると97円割れを試しに行くとみるがポジションを明日まで持ち越すのはリスクが大きいことからすぐに買い戻しが入るとみる。

ドル円予想レンジ:98円30銭(23.6%)~97円50銭(雲の下限)

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[ユーロ円]雲の上限がサポート

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20130730_jikanashi.jpg


アジアの株式市場が軟調な地合いの中で欧州各国の株式市場はほぼ全面高となるなど全般に景気回復や債務国リスクへの不安が後退。ユーロも全般に底堅い動きとなっているがドル円の下げが上値を抑えている。
先週のWSJ紙の報道以降、ユーロ円は132円ミドルのレジスタンスで一旦上値を抑えられたことで利益確定の売りが出ている。テクニカル的にみると一目の雲の上限の位置する129円40銭や基準線が129円60銭に位置しレジスタンスとしての目安となった。フィボナッチの38.2%戻しとなる129円70銭付近をNY市場で下抜けしたもののNY終値ベースでは回復。
全般に下げ止まり感が出始めていることから、明日のFOMCまでは底値を固めながら買戻しの動きが入るとみている。

ユーロ円予想レンジ:130円30銭(23.6%)~129円40銭(雲の上限)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]今年安値レベルで底固めに入る

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130730_jikanashi.jpg


週明けのアジア市場では日本や中国、インドといった主な市場で株価が下落。円高も進む中でオージー円は断続的に損切を巻き込みながらほぼ一本調子で下落。対ドルでもドル円と同時に下落したことで、オージー円の直接の売りが出たことを表している。
明日のFOMCを控え米国緩和政策の長期化が対ドルでのオージーを支える要因とみられていたが、昨日は対ドルでもオージー売りが強まった。結局ポジションの調整売りとみてよい。今日は10時半に住宅許可件数の発表があり、前月の-1.1%から+2.0%改善すると予想されている。ここにきて大分売りが一巡してきたことで予想を上回るようであれば買いが勢いづく可能性もあるが明日のFOMCなどを控え上値も限定的。
6月から90円から今年最安値となる88円90銭の底値を固められるか今週は試される。

オージー円予想レンジ: 90円50銭~89円70銭(7月12日安値)

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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