[全般]米国経済指標に市場の注目は戻る
朝方は前日の動揺が残るなかで一旦は円買いの動きがみられたものの、その後は全般にドル高の動きが強まった。シリア問題も大分市場は織り込んでおり今後長期化しない限り当面大きな混乱はなくなったとみる。
結果的にシリアショックの影響を最も大きく受けたのは新興国通貨で、主要通貨は全般に大きな混乱はみられなかった。寧ろ、シリアショック前よりもドル高の動きが強まったようにもみえる。
市場は再び米国金融政策の行方に視点を戻し、今後発表される経済指標に一喜一憂する動きになるだろう。
昨日発表された米国4-6月期GDP改定値は2.5%と予想の2.2%を上回り前回よりも0.8%上方修正された。また、新規失業保険申請件数も33.1万件と予想の33.2万件を下回り4週移動平均も2007年11月以来の低水準となった。
来月行われるFOMCではこれらの結果も踏まえ量的緩和縮小時期を探る判断材料とすることになりドルは底堅い動きとなった。
ただ、最も注目される米雇用統計が来週に控えることから市場はそれまでは一方向にポジションを偏らせることは難しい。
今日発表される米7月個人消費も注目度は高いものの、相場の動きは限定的とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]98円ミドルは当面の落ち着きどころ

シリアショックも一晩経ちほぼ織り込み済み状態となりドル円はショック前のレベル以上の上昇幅となった。結局ドル円はシリア攻撃報道により、それまで量的緩和縮小時期がずれ込むとの思惑などからドル売りが強まっていた動きを加速させたことになる。
しかし、寧ろここまで売り込まれたことでポジションが解消されたことでドル円の買いを入れやすくなった。
ドル円は三角保ち合いが収束しておりその中心レベルとなる98円70銭付近に再び戻ってきた。このレベルを上に超えたとしても結局中心に戻る動きが続いている。
クロス円の買いも弱くドル円の上昇力も小さいことからドル円もここからの上昇幅は限定的とみる。
ドル円予想レンジ:99円00銭~98円00銭
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[ユーロ米ドル]米ドル主導で上値重く

シリアショックも後退し市場が落ち着きを取り戻し始めたことで、アジア時間からユーロは上値の重い展開が続いた。この日発表される米GDP改定値や新規失業保険申請件数が改善されるとの観測もあり、ドル高の動きが強まった。欧州時間に発表されたドイツの失業者数が予想を大きく上回ったことや、CPI速報値も低下したこともユーロの上値を抑えた。
NY時間に発表された米GDPや新規失業率は予想以上に改善された事を受け更にユーロ売りが強まりこの日の安値1.3215まで売り込まれた。
結局1.3450を高値にダブルトップを形成する動きがみられる。パラボリックも買いから売りのサインに転換するなど売りが優勢になった。ただ、ドル中心の相場展開だけに、ドルの上昇も来月のFOMCの結果待ちという事もあり下げ幅も限られ、ユーロの当面の底も見え始めている。
ユーロドル予想レンジ:1.3280~1.3180(8月2日安値)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]コモディティー相場上昇も一時的


シリア情勢に対する危機感が後退しドルが全面高となったことでオージー・ドルの下落とドル円の上昇が相殺し合いオージー円の上昇は小幅にとどまった。
前日は有事勃発という事から金や原油、そしてコモディティーが一斉に上昇し、オージーへの期待が高まった。しかし、この動きも一時的で落ち着きを取り戻したことで価格は落ち戻されている。
88円が今日超えられないとなれば再びオージー円が下落に転じるリスクは燻る。
対ドルではシリア危機が始まる前の下落の流れに戻るようであれば対ドルで再び今年最安値となる0.8846が狙われることになる。ただ、売り玉もほぼ一巡しておりドル円も堅調な地合いの中で目先はもみ合いからやや底堅い動きとみる。
オージー円予想レンジ:88円30銭(61.8%)~87円20銭
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[全般]シリア第一弾のショック和らぐ
その最初の衝撃的なショックはあったものの、その後は徐々に市場も落ち着きを取り戻し始めている。国連決議のないまま介入実施に対する反対の意見もあり暫く結論が出るのに時間がかかりそうだが、市場への影響は徐々に後退している。最近の市場は先読みの動きが激しく、もし攻撃を仕掛けたとしても寧ろこれまで買われ過ぎた円や売られ過ぎた新興国通貨などのポジションの巻き戻しが強まる可能性が高いとみる。
昨日発表された米中古住宅販売は-1.3%と大きく予想を下回り今年最大の下げとなった。先週発表された新築住宅販売も大きく下回ったことで量的緩和縮小時期が後退する可能性が高まる。長期金利の上昇が住宅市場の足枷となっていることを表すもので、次回のFOMCでのネガティブ材料として捉えられる。しかし、最も注目度が高いのは雇用環境だ。
今日は新規失業保険申請件数が発表される。予想は33.2万件と前週の33.6万件から改善されると予想される。これまで穏やかな改善を示していることから予想通りであれば素直にドル買いに反応してくるだろう。
しかし、シリア情勢の成り行き次第では突発的な動きになりやすく細かいデイトレに徹したい。
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[米ドル円]一先ず底打ち感も


朝方は緊迫したシリア情勢により株価が大きく下落して始まりドル円の一時96円80銭まで売り込まれた。元々米量的緩和縮小を巡り不安定な状態のなかでの今回のシリア危機でクロス円も含め投げの動きが高まったためとみられる。しかし、売りも一巡すると寧ろ値ごろ感からの買いも入り底堅い動きに転じた。NY市場が始まり株価が堅調な地合いを受けドルが底堅い動きになるとクロス円も下げ止まる中でドル円もしっかり。
前日のNY高値97円83銭を意識したのか一旦は上値を抑えられた。
ほぼ高値圏での引けとなったことで買いの意欲はまだ強く、日経がNYの上昇に伴いプラスで始まれば再度高値を試す展開とみる。
NY時間に発表の新規失業保険申請件数が注目されるものの、シリア情勢が更に緊迫化すれば再度押し戻されるリスクもあり神経質な動きは続く。
ドル円予想レンジ:98円20銭(61.8%)~97円30銭
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[ユーロ米ドル]荒っぽい動きに警戒


シリア情勢も時間の経過とともに落ち着きを取り戻すと米国長期金利が上昇。欧州市場ではユーロは上値の重い展開となった。
NY市場で発表された米中古住宅販売成約指数が予想を大きく下回り、ドル売りにより一旦はユーロが上昇。しかし、戻しを待ち構えたように1.3370付近からは売りが強まり押し戻された。先週から凡そ1.34ドルから1.33ドルのレンジでもみ合いが続いている。結局上値を1.34ドル付近で抑えられるようであればダブルトップを形成することになる。反対に、1.3450をクリアに上抜けすることが出来れば、今年高値の1.34ドル台を試す展開とみる。
当面はレンジ内での動きとみてどちらにも偏らずにレンジ取引に徹する。
ユーロドル予想レンジ:1.3380(76.4%)~1.3300(基準線)
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[ポンド米ドル]カーニー発言で乱高下


1.56付近でかなりの時間もみ合いが続いたがもみ合いから下に抜け出た。昨日はシリア情勢の緊迫化によりポンド売りが先行して始まり上値の重い展開が続いた。
しかし、ロンドン時間にカーニーBOE総裁が「市場金利が景気回復を脅かせばBOEは緩和実施の用意がある」と発言すると1.5420付近まで下落。しかし、総裁は「フォワードガイダンスは景気回復を促す」と発言。一気にポンドの買い戻しが入るなど荒っぽい動きとなった。依然として流動性が低下していることもありちょっとした材料でポンドは激しい値動きとなり、それが過ぎ去ると全く動かなくなる。6日陰線が連続して現れ、それも下ヒゲが日ごとに長くなっている。一目の基準線が154前半になりフィボナッチの50%戻しでもあり目先下げ止まり感が出てきた。米長期金利の上昇により上値は抑えられているものの、再びもみ合いが続いた1.56ドルに向けた動きになるとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.5570~1.5480
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[全般]シリア緊迫で円買い一色
通常であれば有事のドル買いという流れが出来るところが今回のドルは寧ろ売られて円買い一色となった。シリアへの攻撃となれば原油価格が上昇し景気を後退させ財政負担が増えるといった見方もあるが、それは少し違うのではないか。結局、米国金融政策の不透明感が漂う中で今回の紛争リスクが更に不安を加速させたためとみる。結果的に安全資産である債券や原油、金、そしてコモディティーが上昇する一方でリスクの高い株を売る動きが強まった。また、米国財政上限問題でも10月半ばに上限に達しデフォルトリスクが高まるといった不安感も助長。既に、このことは想定内であったもののリスクが高まると過剰に市場は反応しやすい。思わぬ伏兵が現れたことでこれまでの量的緩和縮小により一喜一憂していた市場のテーマは一時棚に置かれた格好だ。
報道によると29日にもミサイル攻撃を3日間限定で行われる可能性が高いという。米国報道官はまだ他にも手段があるとしているが、市場はそんなことはどうでもそのリスクがあるだけでリスク回避に入るものだ。
いずれにしても、それ程長引くものではないがここはポジションを縮小し慎重に対応したほうが賢い。
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[米ドル円]有事の円買い

全くこれまでとは違うテーマが現れたことでドル円は一気に下値を割り込んできた。
シリアへの攻撃という紛争で市場のセンチメントは一気にリスクオフの動きが強まりクロス円の投げが日中から強まり円買い一色となった。有事のドル買いではなく有事の円買いという動きだ。頭を傾げる動きではあるがそれだけ相対的にみて日本の景気回復力があるという事かもしれない。ただ、今回の円高の背景には米金融政策への不透明感があり、そこに米債務上限問題も重なり不安感が助長。円を積極的に買ったというよりも長期的投資のポジションの投げが入ったとみる。今回の西側諸国の介入は3日間の限定となるか長引くかはわからない。
いずれにしても9月のFOMCまではこの不安定な動きは燻ることになるだろう。
ドル円予想レンジ:97円50銭~96円60銭
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[ユーロ円]一旦は下げ止まり感も


シリア情勢の緊迫化により円買いの動きが強まりユーロ円もストレートの売りが散見された。今日は一目の雲が129円80銭付近に停滞しその下の129円65銭は61.8%戻しとなるなど、そろそろ下げもこの辺で一服感が出るところだ。
対ドルでは寧ろユーロは1.33ドルを底に上昇に転じており、ここからのユーロ円の下げ圧力を緩和している。また、昨日はユーロポンドでも纏まった買いが欧州サイドから入ったといわれるなど、有事に対してユーロはドルよりも寧ろ底力を見せた。
一旦は下げ止まり感が出てきたものの、買い攻めをしていくほどでもない。
ユーロ円予想レンジ: 130円50銭~129円50銭
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[豪ドル円]今年最安値を睨む展開

東京市場では早朝からオージー円のストレートの売りが断続的に出るなど資本と思われる売りも目立った。これまでもオージーに対して弱気の見方が広がっていたところで更にシリア情勢のリスクがオージー売りに拍車をかけた格好だ。
8月22日に付けた安値87円40銭付近でも損切の売りが入りほぼ安値圏で引けてきた。
今年最安値となる86円40銭を付けるようであれば更にロスカットがついて更に下落リスクが高まる恐れがある。ただ、週足のチャートをみると一目の雲の下限が86円付近にありその上の86円20銭付近が61.8%戻しにあたることから下げ止まり感も出る頃だ。
105円ミドルから下落が続いたオージー円もそろそろ一幕の終わりに近づいてきたように見える。シリア情勢が早期に解決するようであれば反転のチャンスになるかもしれない。
オージー円予想レンジ:87円70銭~86円40銭
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[全般]経済指標で一喜一憂
先週末のNYダウが若干のプラスで終わったことからドル円は堅調な地合いで始まったものの、日経株価がマイナスに転じたことで上値の重い展開となった。ただ、値動きの幅は小さく全般に様子見気分が広がった。
NY市場に入り耐久財受注が-7.3%と予想の-4.0%を1年ぶりに大きく下回ったことからドル売りが一気に進んだ。量的緩和縮小の時期が後退するとの見方が市場に広がった。しかし、最終的に緩和縮小の動きに変化はないとの見方が根強くその後はドルの買い戻しが強まりほぼ行って来い。ところがNYの引けにかけてケリー国務長官がシリアで化学兵器の使用証拠隠滅でアサド政権を非難。これを受け市場は西側諸国がシリアに軍事介入をするのではといった憶測から株価が下落しドルも上値を抑えられて終わった。
ちょっとした材料で値動きが上下に振られやすくロングもショートも中途半端なレベルでストップを入れておくと殆ど付けさせられる、いわゆるストップロスハンターの動きが目立つ。
先週末の米国新築住宅販売で大きく予想を下回り昨日の耐久財受注も同様に落ち込んだ。今日のケースシラー住宅価格も同様に予想を下回るようであれば量的緩和縮小時期が12月にずれ込むとの見方が強まることになる。そうであればドル売りが強まる可能性が高まるものの、今週後半には米GDPや個人消費など更に重要な指標が控えており結局はレンジ内での動きが継続するとみる。
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[米ドル円]ポジションの偏りはない


日本の株式市場の上昇期待から週明け早朝のドル円は堅調にスタート。しかし、株価は不安定な動きが目立ち最終的に小幅マイナスで引けたことでドル円も上値の重い展開となった。結局東京市場は方向感の定まらない低調な相場展開が続き値動きも30銭余りと狭いレンジで終了。NY市場では耐久財受注が大きく下回りドル円は98円26銭まで売り込まれたがその後は元のレベルの98円65銭を上抜き98円74銭まで上昇。下げたところでは買いを仕込む動きがみられた。総じて短期筋中心の取引となりポジション的にはそれ程偏りがみられない。フィボナッチの半値戻しとなる98円70銭付近は一目の雲が重なり、三角保ち合いも収束。当面上下どちらに振れてもこのレベルに戻ることになり、その50銭幅でどちらかに近づいたところで逆張りも面白い。
ドル円予想レンジ:99円00銭~98円00銭
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[ユーロ米ドル]天井が切り下がり下落リスク燻る

アジア市場では新興国通貨の下落により資金がユーロに流れやすいこともあり底堅い動きで推移。しかし、欧州市場に入ると徐々に荒っぽい動きが目立った。ロンドンが休場という事もあり流動性が低下したことも影響。
NY時間に耐久財受注が予想を大きく下回ったことでドル売りが強まるとユーロは急騰。発表前にユーロ売りが入っていたことからショートの炙り出しもみられた。その後はじりじりと押し戻されるなど往って来い。指標の発表前からユーロの上値は重く全般にロングポジションの巻き戻しが入りやすい状況とみられる。徐々に天井が切り下がってきていることから今日はもう一段下値を探る展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ: 1.3380~1.3330(61.8%)
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[南アフリカランド円]大底を見極める

上値の重い展開は依然として続いている。
先週末には一旦底上げもみられたが週明けのランド円は再び下落に転じた。
新興国からの資金流出は一先ず落ち着いてきたものの、積極的な買いを入れるにはまだほど遠い。株式市場が軟調に推移するとすぐに売りが強まるなど依然として下落リスクが燻る。本日18時半に発表される南アフリカ4-6月期GDPでは前期の0.9%から3.3%に上昇すると予想される。しかし、ランドは自国の指標よりも米国の指標に反応しやすくケースシラー次第となりそうだ。上値では依然として売りが待ち構えている状況で、戻しは抑えられそうだ。
9円25銭付近が大底になるか見極めたうえで長期的な買いを仕込む準備をしておきたい。
ランド円予想レンジ:9円62銭~9円42銭
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[全般]予測不能の相場展開
量的緩和縮小実施への動きが確認されたもののその時期に関しては依然不透明感が漂う中、市場は先読みする動きが強まった。NYの株価は下落し債券も売られ長期金利は上昇した。ドルは株価の下落に連動する形で売りが先行したものの、週後半には長期金利に連動。ドルは全般に底堅い動きで引けてきた。先週末に発表された米7月新築住宅販売は予想を大きく下回ったことでドルは急落。その後買い戻しが入るなど下値ではドルの買い遅れが目立った。5月のバーナンキ議長議会証言で量的緩和縮小の話が出たとことから市場の動きは予測不能に陥り不安定な動きが続いている。それは、先週のFOMC議事録でさえ明確にはならなかった。
経済指標次第という事もあるが来月のFOMCでその方向はある程度見えてくることになる。それはFOMCメンバー自身でもまだ決定していないとみてよい。それを市場が予想するというのも限界がある。
来月は更に米国債務上限問題やFRB議長の後任人事、そしてドイツの総選挙や日本の消費税引き上げ問題など難題が目白押しとなり為替の予測不能な展開は継続。
今週もドルの行方を探ろうとした不安定な動きは継続することになるだろう。ドルだけではなくクロス円も含め上限を試す動きが継続するとみるが、レンジを抜けていくほどのコンセンサスは未だに見えてこない。
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[米ドル円]保ち合い収束


東京市場では日経株価連動の動きが依然として強く残るものの、週の後半では米長期金利にも影響される場面がみられた。量的緩和縮小時期を巡り依然として市場のコンセンサスはないものの、年内実施の観測は一致している。夏休みも終わり市場参加者が戻り始めていることから休み前のドル売りの買戻しの動きが先週は目立った。消費税引き上げへ不透明感が漂う中で黒田総裁はもし市場が混乱しても円高株安を阻止するとみられる追加緩和にも言及。円高リスクは大分後退したといえる。
日足チャートをみると三角保ち合いが収束しており今週は更に値幅は狭まる可能性が高い。保ち合いから放れる時期は9月に入ってからとなり、それまでは98円ミドルを挟んでのレンジは継続。
今週のドル円予想レンジ:100円00銭~97円80銭
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[ユーロ米ドル]早期利上げ期待浮上

南欧諸国の景気後退懸念が緩み始める一方で、ドイツやフランスでの景気回復の動きがみられ始めた。先週発表されたユーロ圏8月PMIは景気の分かれ目を示す50を上回る51.7と予想を上回った。また、消費者信頼感指数も予想を上回るなどペースでの回復がみられた。また、ドイツ連銀月報で「ECBのフォワードガイダンスは金融政策における戦略転換を意味しない」といった内容が明らかになった。
今週月曜日には想定より早い利上げに前向きなバイトマン連銀総裁の講演があり、再度利上げの可能性を示唆すればユーロ買いに繋がる。ただ、米国長期金利がここにきて一時2.9%にまで上昇するなどドル買いの動きも強まるためユーロの上値も限定的とみる。
週足チャートから見ると半値戻しが1.35ドルとなり、このレベルは過去にも天井や底になっていることからかなり強いレジスタンスとみてよい。
今週のユーロドル予想レンジ: 1.3500~1.3300
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[豪ドル円]下落リスク継続


先週のオージーは週前半に下落が続いたが後半ではドル対円で久しぶりに反転するなど一時期の下落リスクは後退した。しかし、それはドル円の上昇が殆ど底を上げただけでオージーの下落基調に変化はない。ここにきて新興国通貨の下落が再び強まる中で豪州からも資金流出が攣られているようだ。RBAは豪ドルの下落を歓迎しておりこのまま下落を放置しておくだろう。ドル円の上昇が止まった時にはオージー円の売りも出やすく要注意。
週足のフィボナッチリトレースメントをみると61.8%戻しとなる86円台で8月は下げ止まりを見せている。このレベルを下回るようであれば82円付近が次のサポートになる。
今週のオージー円予想レンジ:90円10銭~86円40銭(8月7日安値)
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[全般]円安ドル高が加速
これまで量的緩和縮小という動きが強まるとNYダウが下落したものの昨日は7営業日ぶりに反発。これによりドルの下落リスクは後退し長期金利の上昇に為替は素直に反応した形だ。
アジア時間に発表された中国8月PMIが50.1と予想の48.2を上回ったことやユーロ圏でもPMIが51.7と予想の50.9を上回ったこともNY株価の上昇に繫がった。米国も含め中国とユーロ圏が同時に50を上回ったことで世界の製造業の回復期待が高まった。
また、この日発表された新規失業保険申請件数が33.6万件と予想の33万件を若干上回ったことでドルが一時的に売られたものの4週移動平均は6週連続して改善された事を好感。この調査時期が来月の雇用統計の雇用者数と同時期という事から雇用統計が更に改善されるとみることが出来る。そうなると量的緩和縮小への重要な足がかりとなるだろう。
今日から始まるジャクソンホールでのシンポジウムには黒田総裁が出席。その席で総裁はデフレ脱却のために何でもするといった発言を繰り返すと予想され、円安が更に進む菊花になりそうだ。また、各連銀総裁による量的緩和縮小に関する発言も今の市場はドル買いに反応しやすい。
今日もドル高円安の流れは継続するとみる。
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[米ドル円]株との連動性から離れ円全面安

未明に公開されたFOMC議事録では量的緩和縮小への動きが確認された事でドル円は上昇。その勢いも収まらないなかで中国の製造業PMIが予想を上回りドル円の上昇に弾みがついた。日経平均株価は上下に不安定な動きがみられたもののこれまでのようなドル円への影響は薄れてきたことも買い安心感を与えた。欧州時間に発表されたユーロ圏PMIも予想を上回ったことで欧米株価が全面高となったこともリスクオンからのクロス円の買いを促した。NYの引けにかけてクロス円ともに円安の流れが続きほぼ高値圏での引けとなった。
ただ、この98円70銭付近というのはテクニカル的に非常に多くのレジスタンスが重なるレベルであり意識されている。一目の雲やフィボナッチの50%戻し、そして下降トレンドラインがこの98円70銭付近で頭を抑える。これはインターバンクのディーラー連中も見ていることから利食い売りが出やすい。しかし、ポジション的にはそれ程ロングが偏っている状況ではなくいずれ上値を抜いてくるのは時間の問題とみる。
ドル円予想レンジ:99円35銭~98円40銭
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[ユーロ円]製造業の回復基調

欧州時間に発表されたユーロ圏8月製造業PMIは51.7と景気判断の分かれ目となる50を超え予想の50.9を上回った。一旦はユーロ買いが強まったが、その後米長期金利が上昇したことから対ドルでユーロ売りが強まった。しかし、欧米の株価が堅調な地合いとなったことでリスクオンからのユーロ円の買いも一部みられるなど底堅い動きが続いた。また、ロンドンフィキシングに向けて纏まったユーロポンドの買いが出るとユーロは更に上昇。対円対ドルでもほぼ高値圏でNYを引けてきた。ドル円の上昇に勢いもありユーロ円は7月に付けた高値レベルである132円後半を試す展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:132円70銭(7月24日高値)~131円20銭
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[豪ドル円] 世界同時株高で買戻し

オージー円は3日連続の陰線が出た後に反発し大幅上昇となった。
久しぶりにオージー円のストレートの買いが東京時間から入り始めた。中国の8月PMIが発表される前には投げ売りがみられたものの、結果は予想を上回る50.1となったことで買戻しが入った。対ドルでは依然として重いもののドル円の上昇がオージー円を底上げする格好となった。ユーロ圏PMIも中国と同様に予想を上回る中で欧米株価が全面高となりリスクオンの動きが活発となったことでオージー円は更に上昇。ほぼ高値圏で引けてきている。ここまで下落すると値ごろ感からも買いを入れてみたいレベルではあるがまだ本格的な買いに繋がるものではく、調整の買い戻しとみた方がよさそうだ。
90円をクリアに上抜いたとしても92円ミドルはかなり強いレジスタンスになる。
オージー円予想レンジ:89円50銭~88円60銭
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[全般]量的緩和縮小へ向けた動き
しかし、全般的にみると量的緩和縮小は多くのメンバーが支持したという事は年内に縮小することは先ず間違いないという解釈が広がった。株式市場はこれを受け10ドル以上のマイナスとなり長期債利回りは2.9%近くまで上昇した。為替市場も流石にここまで長期金利が上昇に転じたことで株式の下落によるドル安を押し返した。ただ、長期金利が更に上昇するようであれば、景気の足枷となることから量的緩和縮小自体が先送りされる可能性もある両刃の剣でもある。ドルの上昇も一喜一憂の動きが今後も続きそうだ。
この日は米中古住宅販売の発表があり+6.5%と予想の+1.8%を大きく上回ったこともドル買いの勢いを強めた一因でもある。今日は住宅価格指数が発表され、前日に引き続き好調な住宅市場の回復を示すものであれば更にドル買いへの安心感が広がりそうだ。また、先週6年ぶりの低水準となってドル買いが進んだ新規失業保険申請件数も注目される。
株価の下落リスクとの綱引きとなるもののドルの底堅さが徐々に意識され始めている。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]クロス円の売りが足枷

まさに日替わりメニュー通り昨日のドル円は上値を試す展開となった。
朝方は株価に連動する形で最初は買いからスタートしたもののその後失速。しかし、後場に入り株価が反発したことでドル円も上昇に転じるなど方向感の乏しい動きが続いた。
その後はNYの午後にFOMC議事録の公開を控え様子見気分が広がった。
FOMCではバーナンキ議長の示した緩和縮小に対し幅広い支持を得たことが明らかとなりドルは全面高となりドル円は97円98銭まで買われた。しかし、その後複数のメンバーが失業率基準引き下げの可能性を示唆したことで押し戻された。緩和政策の終了という見方が広がらないための布石とも取れるが、いずれにしても年内の縮小の可能性を示したものと市場では受け止め株価が下落している。今日の日経平均も下落して始まることになりそうだが徐々にドル円も株離れする頃かもしれない。
ドル円予想レンジ:98円30銭(基準線)~97円30銭
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[ユーロ米ドル]スピード調整の動き

前日に急伸したユーロではあったがその勢いは続かず欧州市場に入るとFOMC議事録公開を前に対ドルだけではなく対ポンドなどでの利益確定の売りが散見された。
また、ロンドンフィキシングに向けた売りが入るなど上値の重い展開が続く中でFOMC議事録の結果ドルが上伸し更にその下げを加速。1.3335と前日のユーロ上昇前のレベルまで押し戻されるなど往って来い。
量的緩和縮小に向けた動きからドルに押された格好となったが、FOMCメンバーの中ではまだ意見がまとまらないことも明らかだ。ユーロ自体は新興国からの資金流入や独仏などの経済回復基調がみられる。調整の動きが収まれば再度買いが強まるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3400~1.3310
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]上値依然として重い展開


東京時間には日経株価が下落したところで纏まったオージー円の売りがみられた。FOMC議事録公開を前にロングポジションを少しでも縮小しようとした動きだろう。
その後は株価の上昇などもあり底堅い動きが続いた。
NY市場でFOMC議事録が公開されると一時88円45銭まで買われたがすぐに売りに押されて上昇前のレベルを下回るなど下落の流れが止まらない。結局目先のターゲットでもあった88円ミドルを超えられなかったことで短期のダブルトップをつけた。
対ドルでオージーは一旦下げ止まりの動きもみられるが新たな買いが入る状況ではない。
今日の10時45分に発表される中国PMIが予想を上回ったとしてもオージーの上値は限定的とみる。
オージー円予想レンジ:88円 10銭~87円20銭(76.4%)
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[全般]新興国から主要国へ資金シフト
米国量的緩和の縮小がいよいよ間近に迫ったことを示すものと言えそうだ。
先週からの米国の株や債券が下落したことで量的緩和縮小時期が迫っているとみられ、遂に新興国から資金が本格的に流出しはじめるという見方が強まった。しかし、新興国からの資金流出の動きは既に大分前から始まっていることから改めてそれを指摘されるというのも違和感がある。それだけ資金が米国に還流しているのであれば債券や株がもっと上昇してもいいが、寧ろ売られている。やはり流動性が低下している中で過剰に反応しているように見える。為替市場は金利には反応せずに株価との連動性が更に強まっている。
昨日も東京市場では日経や上海の株価が下落すると朝方強含んだドル円も下落に転じた。
同時にユーロ円などクロス円の売りも加わり円の買い戻しが活発となった。しかし、欧州市場に入り黒田日銀総裁がデフレ克服のためには何でもやるといった発言を受けそれまで買っていた円を売りに出た。
特に材料があるわけではなく量的緩和への思惑だけが先行し過ぎているようだ。
今日はその量的緩和縮小のヒントとなるFOMC議事録が公開される。緩和縮小により長期金利の上昇に繫がることを抑えるためフォワードガイダンスの失業率基準の修正などメンバーの意見が注目される。もし、緩和政策が今後も継続するという見方が市場で強まれば株価が上昇し金利は低下する。今までの為替の動きをみると株価に連動することから、金利が低下してもドル買いに繋がることになる。
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[米ドル円]今日はドル買いの日

昨日も日経平均の動きに翻弄されながらドル円は後場に下落。上海総合やインドなど新興国の株式市場が下落したことでこれまで売られていた円の買い戻しの動きが目立った。
欧州市場では黒田日銀総裁がデフレ脱却のために何でもすると発言したことでクロス円などの巻き戻しが入りドル円も買い戻しが強まった。しかし、NY市場が始まりNYダウが下落すると再びドル円の売りが強まりこの日の安値となる96円90銭まで下落。目先のロングが切らされると再び買いが入るなど方向感の乏しい動きが続く。
NYダウは結果的に7ドル安と小幅な下落にとどまったことで今日の日経平均も下げ止まるとの見方が高まりドル円も底堅い動きで始まるとみる。ただ、インドやインドネシアなどの通貨が下げ止まらないことからこれらの株価動向も注視する必要がある。
いずれにしても、97円ミドルを挟んでドル円はレンジ内での動きは継続するとみる。今日のFOMC議事録では緩和継続になっても量的緩和縮小の可能性が高まったとしてもドル円の下落幅は限られるとみる。
ドル円予想レンジ:98円00銭(76.4%)~96円90銭(前日安値)
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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