ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-08

[全般]過剰な反応

マーケットは注目度の低い材料などでも過剰な反応を示すことが多く見られた。
昨日は豪州の小売売上が発表され、予想を下回ったことでオージーが急落したものの、その後はショートカバーが入り往って来い。ドル円は日経平均の下落に攣られ円高が進んだ。
欧州市場が始まり英国7月サービス部門PMIが予想を上回ったことでポンドは上昇。普段それ程注目されない材料にも過剰に反応する動きが目立った。
NY時間には7月非製造業ISMが56.0と予想の53.2を大きく上回った。これは2か月ぶりの上昇であり、先週発表された製造業ISMと伴に米国景気の強さを示すものでドルが一斉に買われた。しかし、その反応も一時的となりその後はドル売りが再び強まった。
後場ではフィッシャーダラス連銀総裁が講演で債券購入縮小時期が近付きつつあると発言。ドルは一時持ち直したものの、その後は再びドル売りが強まった。元々タカ派的な意見の多い総裁だけに影響は限られた。今日は超ハト派のエヴァンスシカゴ連銀総裁の講演があるが、やはりその影響も一時的になりそうだ。市場は夏休みに向けたポジション調整的な動きが始まったようだ。特に昨日はクロス円の売りが目立つなど日本のお盆休みを前にポジションを縮小する動きが目立つ。参加者が少ないという事もありちょっとした材料でも過剰に反応しやすく注意が必要だ。
そのなかで今日の注目材料は豪州RBA政策会合に集まる。利下げは織り込み始めているが、声明で更なる利下げの余地を示すようであれば過剰反応しやすい。しかし、往って来いになりやすく深追いは危険だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]クロス円の売りで上値重く

(米ドル円時間足)



週明けシドニー市場ではショートカバーなどが入り堅調なスタートで始まったが、日経平均株価の下落に伴いドルは一転して上値の重い展開となった。先週末に発表された米雇用統計後の安値となる98円65銭を下回ったことで損切を巻き込んで98円27銭まで下落。その後は実需の買いやショートカバーも入る中で米ISMが予想を上回ったことで98円77銭まで上昇。一旦押し戻されたがフィッシャー総裁発言で上昇。しかし全般にクロス円の売りがこのレベルからは出始め結果的にドル円は安値引けとなった。
依然としてドルの下落リスクが燻る中で今日はRBAの政策会合があり、結果次第では更に下値を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:98円80銭~97円80銭

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[ポンド米ドル]雲のねじれを狙う

(ポンド米ドル日足)



先週末発表された米雇用統計後のドル売りの動きが週明けアジア市場でも継続。ポンドは底堅い動きが続いた。欧州時間に発表された英国の7月サービス部門PMIが60.2と予想された57.4を大きく上回ったことでポンドは更に上昇。先週に下落した分を先週末からの上昇でほぼ解消した。1.54ドル付近は7月に何度か試したものの抜けきれず強いレジスタンスとなった。今回も1.5376まで上昇したものの跳ね返されている。ほぼ高値圏で終わったことでまだ買いの勢いは残っており再度1.54ドルを狙ってくる可能性が高いが、今度失敗すると再び下落圧力がかかりそうだ。日足の一目均衡表をみると今日は雲のねじれが生じる。ねじれは相場の変化日として意識されることから上昇から下落に転じる可能性が高いとみる。1.53の後半でショートメークで攻めてはどうか。

ポンドドル予想レンジ:1.5380~1.5200

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[豪ドル米ドル]RBAの利下げ織り込みと声明文

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130806_jikanashi.jpg


本日は市場の注目は豪ドル一点に集まっているといっても過言ではない。10時半には6月貿易収支と四半期住宅価格指数が発表されるが値動きは荒っぽい動きが予想される。しかし、その後の13時半のRBA会合を控えていることから上下に動いても往って来いとなりやすい。RBA会合ではアナリストの過半数が0.25%の利下げを予想しており市場は既に大分織り込んできた。一部では0.5%の利下げという見方や年内に更なる追加利下げを予想するところもある。もし、0.25%で声明文に今後様子見という文言があれば材料出尽くしで買戻しが入るとみる。しかし、更なる利下げ余地があるとすれば再び下値を試す展開が予想される。昨日からオージー買いが強まっていることから短期のショートカバーがみられることから、上昇幅も限定的とみる。しかし、日足のローソク足をみると長く続いた陰線の後に下髭を伸ばした陽線が現れている。これが大底になるのか、それとも下落トレンド継続か今日はオージーにとって重要な日となる。

オージードル予想レンジ:0.9010(38.2%)~0.8850

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