ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-08

[全般]理由のない動き

材料には反応するがその反応の仕方が思惑とは反対の動きをするようになっている。
昨日行われた豪州中銀RBA会合では政策金利を予想通り0.25%引き下げた。声明文では豪ドルは依然として高く金利も今後のインフレ見通し次第では緩和余地があると発表。通常ならばオージー売りに反応するところだが、今回は材料出尽くしという事から買いが進んだ。
NY市場ではエヴァンス・シカゴ連銀総裁が年内にかなりの高い確率で緩和縮小に着手するとし、9月の開始も排除しないと発言。エヴァンス総裁はハト派として知られるだけに、この発言は注目される。また、ロックハート・アトランタ総裁も経済指標次第で9月の開始もありうるとした。材料難のなかで本来この発言があればドルは上昇してしかるべきだが、結果はドル売りに反応。長期債利回りも一時低下する場面がみられるなど値動きが通常のものとは反対に動いている。
これは、投機筋が中心というよりも薄商いの中でポジションの巻き戻しなどが出ているためと考えられる。ユーロポンドやオージー円、ランド円といった色々なクロスの巻き戻しが入るため、まともな判断で取引をすると損切を余儀なくされそうだ。
この相場に合わせて動くと相場観が狂う事になる。一旦相場の整理が終わるまでは短期のディーリングに徹して細かく動いた方がよさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]根拠のなき円買い

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130807_jikanashi.jpg


円買いがここまで進む材料は見当たらないが結果的にドル円は上値の重い印象が高まり引けてきた。日中は日経平均株価の上昇に伴いドル円は一時68円58銭まで上昇。午後にはRBA会合でオージー円の買いも入るなどドル円は底堅い動きに見えた。しかし、欧州からNY市場にかけてドル円は特に売り材料があったわけではないがじりじりと押し戻された。NY市場ではエヴァンス連銀総裁などが量的緩和縮小に対し前向きな発言をしたものの、ドル買いには反応せず反対にドル売りが進んだ。
NYダウも93ドルマイナスとなったことで今日の日経平均は下落して始まる可能性が高く、そうなれば東京市場でのドル円は売りが先行して始まるとみることが出来る。
しかし、昨日の動きをみるとその様な関連性が薄まり始めており、寧ろドル円が売られた後に97円付近で下げ止まるようであれば上昇に転じる可能性もある。
その動きを見極めたうえで取引を行う。

ドル円予想レンジ:98円70銭(転換線、雲の上限、50%戻し)~97円00銭

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[ポンド米ドル/ユーロポンド]雲の下限に沿って下落

(ポンド米ドル日足)


(ユーロポンド時間足)

EUR_GBP_20130807_jikanashi.jpg


ユーロの上昇に対しポンドは上値の重い展開が続いている。これまで下落が続いたユーロポンドが上昇に転じたことでポンドの上昇は阻まれた。半値戻しの0.8690付近まで上昇は継続するとみる。
ポンドドルは1.54ドルを天井にもみ合いが続いているがこのレベルを上に超えられなければダブルトップを形成する。
一目の雲のねじれが生じたが昨日は大きな変化はみられなかったものの、雲の下限に沿って緩やかな下落が継続するとみる。市場には特に材料はなくこのようなテクニカル的な動きに市場は注目しやすい。

ポンドドル予想レンジ:1.5380~1.5260

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[豪ドル米ドル]反転の兆し

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130807_jikanashi.jpg


利下げ実施にもかかわらずオージーは反転した。
RBAは政策金利を予想通り0.25%引き下げた。声明文ではインフレ見通しを引き続き分析し政策を調整するとした。また、豪ドルは4月以来15%下落したがなお高い事をあらためて強調した。市場は発表直後に売りも見られたが材料出尽くしという事から買いが強まった。
市場は年内にも追加緩和を期待していたところもあり、次の利下げを示す表現として弱いと判断したようだ。結局、早期の連続利下げへの警戒感が後退し買いに回った。テクニカル的にみても売られ過ぎの観もあった。ローソク足は安値圏で陽線に変わり目先底値感が出始めている。来月の選挙では中国一辺倒できた経済政策の多様化を図るとの期待もあった。
しかし、米国が量的緩和縮小の動きは変わらずドル高傾向にあり、このオージードルの上昇も一時的なもので終わるとみている。
一先ず半値戻しのレベル0.9070が目先のターゲットだが、パラボリックのある0.9160付近を超えるようであればもう一度見直す必要がある。

オージードル予想レンジ:0.9070(50%)~0.8950

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