ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-08

[全般]量的緩和縮小へ向けた動き

FOMC議事録では議長が示した緩和縮小への道筋に幅広い支持が示されたとの発表でドルは全面高となった。しかし、数人のメンバーは慎重な姿勢を訴えたことやゼロ金利解除の条件となる失業率基準を追加緩和が必要になれば引き下げを積極的に検討することが明示された事でドルは押し戻された。
しかし、全般的にみると量的緩和縮小は多くのメンバーが支持したという事は年内に縮小することは先ず間違いないという解釈が広がった。株式市場はこれを受け10ドル以上のマイナスとなり長期債利回りは2.9%近くまで上昇した。為替市場も流石にここまで長期金利が上昇に転じたことで株式の下落によるドル安を押し返した。ただ、長期金利が更に上昇するようであれば、景気の足枷となることから量的緩和縮小自体が先送りされる可能性もある両刃の剣でもある。ドルの上昇も一喜一憂の動きが今後も続きそうだ。
この日は米中古住宅販売の発表があり+6.5%と予想の+1.8%を大きく上回ったこともドル買いの勢いを強めた一因でもある。今日は住宅価格指数が発表され、前日に引き続き好調な住宅市場の回復を示すものであれば更にドル買いへの安心感が広がりそうだ。また、先週6年ぶりの低水準となってドル買いが進んだ新規失業保険申請件数も注目される。
株価の下落リスクとの綱引きとなるもののドルの底堅さが徐々に意識され始めている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]クロス円の売りが足枷

(米ドル円日足)



まさに日替わりメニュー通り昨日のドル円は上値を試す展開となった。
朝方は株価に連動する形で最初は買いからスタートしたもののその後失速。しかし、後場に入り株価が反発したことでドル円も上昇に転じるなど方向感の乏しい動きが続いた。
その後はNYの午後にFOMC議事録の公開を控え様子見気分が広がった。
FOMCではバーナンキ議長の示した緩和縮小に対し幅広い支持を得たことが明らかとなりドルは全面高となりドル円は97円98銭まで買われた。しかし、その後複数のメンバーが失業率基準引き下げの可能性を示唆したことで押し戻された。緩和政策の終了という見方が広がらないための布石とも取れるが、いずれにしても年内の縮小の可能性を示したものと市場では受け止め株価が下落している。今日の日経平均も下落して始まることになりそうだが徐々にドル円も株離れする頃かもしれない。

ドル円予想レンジ:98円30銭(基準線)~97円30銭

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[ユーロ米ドル]スピード調整の動き

(ユーロ米ドル日足)



前日に急伸したユーロではあったがその勢いは続かず欧州市場に入るとFOMC議事録公開を前に対ドルだけではなく対ポンドなどでの利益確定の売りが散見された。
また、ロンドンフィキシングに向けた売りが入るなど上値の重い展開が続く中でFOMC議事録の結果ドルが上伸し更にその下げを加速。1.3335と前日のユーロ上昇前のレベルまで押し戻されるなど往って来い。
量的緩和縮小に向けた動きからドルに押された格好となったが、FOMCメンバーの中ではまだ意見がまとまらないことも明らかだ。ユーロ自体は新興国からの資金流入や独仏などの経済回復基調がみられる。調整の動きが収まれば再度買いが強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3400~1.3310

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]上値依然として重い展開

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20130822_jikanashi.jpg


東京時間には日経株価が下落したところで纏まったオージー円の売りがみられた。FOMC議事録公開を前にロングポジションを少しでも縮小しようとした動きだろう。
その後は株価の上昇などもあり底堅い動きが続いた。
NY市場でFOMC議事録が公開されると一時88円45銭まで買われたがすぐに売りに押されて上昇前のレベルを下回るなど下落の流れが止まらない。結局目先のターゲットでもあった88円ミドルを超えられなかったことで短期のダブルトップをつけた。
対ドルでオージーは一旦下げ止まりの動きもみられるが新たな買いが入る状況ではない。
今日の10時45分に発表される中国PMIが予想を上回ったとしてもオージーの上値は限定的とみる。

オージー円予想レンジ:88円 10銭~87円20銭(76.4%)

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