ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-09

[全般]円売りの動き加速

シリア情勢に対する懸念が残る中で円はじりじりと売りが強まる中で豪ドルやポンドといった通貨に対し特に弱含みで推移している。
朝方は米野党共和党の多くがシリア軍事介入支持を示したことで安全通貨としての円やスイスフランが強含みで始まった。しかし、日経や上海総合指数が連日底堅い動きが続いたことでリスクオンの動きが広がった。昼過ぎに行われたRBA会合では追加利下げの可能性を示唆しなかったことでオージー円の買いが入るなどクロス円は全般に買い先行。
ロンドン時間でも英国PMIが予想を上回ったことから豪ドルと同様に買いが集まるなど市場のセンチメントは強気へと変化していることが分かる。
NY市場では欧米の株価が上昇したことでリスクオンの動きが更に強まりクロス円は全面高となった。また、次回のFOMCで判断材料として重要なベージュブックの報告では経済は緩やかに拡大しているとし、前回よりも若干強い景気認識になっている。
また、車の売れ行きが好調な事も株価を押し上げる材料となり、前日のISMの好調な数字なども含め量的緩和縮小実施の可能性は徐々に高まりつつある。
長期金利10年債利回りも2.9%近くまで上昇し株価もしっかりとしたことで債券購入縮小の条件は整い始めているといえそうだ。
NYの引け間際に米上院委でシリアへの武力決議可決のニュースで一時的に円買いの動きが強まった。9日の本会議で審議されることになるが市場への影響は徐々に後退し、結果的に下落前の元のレベルへ戻されている。
今日は日銀、BOE、ECBの政策会合を控えるが今の市場は米国のADPや新規失業保険申請件数といった指標に注目が集まる。明日の雇用統計を占う上で市場は波乱含みの展開となりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀黒田総裁発言に注目

(米ドル円日足)



シリア情勢を横目でみながら徐々に上値を試す展開は今日も継続。
昨日のNY市場ではクロス円の上昇などもありドル円は底堅い動きで推移。米上院委がシリアへの武力攻撃を可決したことで一時的に売りが強まったがその後は徐々に買戻しが入るなど、ドル円の底堅さが目立った。米量的緩和縮小実施の可能性が高まり長期金利上昇に併せ金利差からのドル円の買いも見られる。
今日は日銀会合の結果が発表されるが市場への影響は限定的とみる。ただ、その後の黒田総裁の記者会見では消費税引き上げに対する発言が気になるものの大きな影響はないとみてよい。昨日のNY株式上昇に伴い今日のアジア市場も堅調な地合いで始まるとみられ、ドル円も100円を試す展開が予想される。ただ、安全通貨としてのドルと円が同時に売られていることからドル円の上昇力は相殺され100円での停滞時間は短いとみる。
特に、明日の雇用統計を控え最終的にポジション調整の売りが出やすくなりそうだ。

ドル円予想レンジ:100円20銭(76.4%)~99円30銭

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[ポンド米ドル]BOE政策会合で金利高牽制も

(ポンド米ドル日足)



リスクオンの動きから安全通貨であったドルや円の売りが強まる中でポンドは特に買いが強まっている。アジア時間には豪ドルが大きく上昇したこともあり、この日発表された英8月非製造業が予想を上回ると待ち構えていたようにポンド買いが強まった。
テクニカル的にみると200日移動平均線を25日線が下から上に抜けてきた。また、パラボリックも売りから買いのサインに今日あたりから転換する。
今日はBOE政策会合があり、更にポンド買いの材料探しが続く。しかし、8月7日のインフレレポートでガイダンスを示したことでここにきて2年債利回りが上昇している。この動きをけん制する発言が出るようであれば一時的に下押しが強まることになるだろう。ただ、買い意欲は依然として強く、下げたところでは買いが待ち構えることになりそうだ。

ポンドドル予想レンジ:1.5700~1.5600

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[豪ドル円]追加利下げ示されず雲の中へ突入

(豪ドル円日足)



RBA会合を前に発表された4-6月GDPは+0.6%と予想の+0.5%を上回り上昇。
その勢いの中で行われたRBA会合では声明文に追加緩和を示唆する文言がないことから更にオージー買いが進んだ。これまでのオージーであればどんな材料にもネガティブな捉え方をしていたものがここにきて強気に変わった。
アジアだけではなく欧米の株式市場が堅調な地合いとなったこともリスクオンによるオージー買いを促した。
一目の雲の下限では一時的に抑えられたものの抜けたところでは更に上昇が加速した。
買いの勢いは依然として残る中で今日の7月貿易収支が予想を上回るようであれば買い安心感が高まる。今日はBOEやECB,日銀会合といったイベントが行われるが、それ以上にNY時間の米雇用関連指標が注目。市場のリスクオンが強まれば92円台乗せも視野に入る。

オージー円予想レンジ:92円50銭~90円95銭

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