ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-09

[全般]新たなリスクも浮上

先週はまさかの量的緩和縮小が見送られた事でドルは一気に下落。しかし、一日足らずで元のレベルへ巻き戻されるなど激しい動きの中で次のタイミングを探る展開となった。
量的緩和縮小が先送りとなったものの市場はいずれ実施するとの見方に変化はない。先週末にはブラード・セントルイス連銀総裁が次回10月のFOMCで小規模の量的緩和縮小を行う可能性があると発言。先週のバーナンキ議長は予定外の記者会見の選択肢もあり得ると発言していることから十分来月に実施の可能性が高い。市場は実施を織り込む格好で調整を繰り返しながらリスク選好の動きが今週も継続するとみる。
一方、新たなリスクも浮上。これまでは、FOMCに市場の注目が集まっていたが、今週末22日にはドイツの総選挙が実施される。実施後は再びギリシャへの追加支援問題が浮上するなど欧州債務問題が再燃する懸念が燻る。また、米債務上限問題も月内に法案を可決しなければ再びデフォルト懸念が拡大しドル売りに繋がる。
ただ、これらの問題は最終的に解決されるとの見方が市場には強く、リスクではあるが中長期的なリスク選好の動きに変化はないとみる。
今年最大のイベントでもあったFOMCでは肩透かしを食ったものの、既に市場は緩和縮小のリスクを織り込み始めており、市場は安定に向かっている。
日本も消費税引き上げを前提とした動きが始まり、オリンピックが第4の矢として新成長戦略が動き出すなど、アベクロ相場が再び広がる可能性が高まる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]調整後再び100円台を試す展開

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20130923_jikanashi.jpg


FOMCで量的緩和縮小が見送られた事で短期筋のドルロングポジションはかなり解消された。その後巻き戻しが入ると再び買いを入れているものの大分出遅れたところも多く見られた。寧ろ、レベル感でのドルショートも散見されるなど依然として上昇の余力が残る。
また、新興国株式市場に活気が戻ったことでリスクオンによるクロス円の上昇もドル円の底を押し上げる要因となっている。先週末は急激な巻き戻しの調整が入って終了したことでその余韻は残るものの、下げたところでは中期的なドルロングの仕込みが入りそうだ。
一方、米国債務上限問題やドイツ選挙を控え慎重な動きもあり3歩進んで2歩下がるような動きが予想される。

今週のドル円予想レンジ:100円60銭(76.4%)~98円70銭(50%)

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[ユーロ米ドル]ドイツ選挙を控え調整の売り

(ユーロ米ドル日足)



FOMCで量的緩和が見送られた事でドルが全面安となりユーロは対ドルで一気に200ポイント余り上昇。その後は1.35ドルから1.3550付近の高値圏でのもみ合いが続いている。ダブルトップの1.34ミドルを超えたことで上昇の勢いは残るものの、今週末にはドイツ議会選挙を控え慎重な動きとなりそうだ。
ストキャスティクスをみると100に近づいたところで%Kが%Dを上から下に抜けたことで売りサインが出ている。
今週は先週の上昇の調整をしつつ、次の上昇のタイミングを探る展開とみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3600~1.3330(50%)

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[豪ドル円]踏み上げ相場

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20130923_jikanashi.jpg


量的緩和縮小が先送りとなりドル売りが進んだことでオージーは対ドルで一気に0.95ドルまで上昇。その後76.4%戻しを達成し下げ止まり感が出てきた。オージー円も94円ミドル近くまで上昇後押し戻されているもののドル円の底堅い動きがオージー円の下支えとなっている。アジアなど新興国株価の上昇などリスク選考の動きが強まりクロス円全般に資金が流れ込んでいる。量的緩和縮小が先送りになったものの、今回のショックで市場は今後どこかで実施したとしてもその時のショックはかなり緩和されることになりそうだ。
米国債務上限問題やドイツ選挙などのリスクは燻るものの全般に安心感が漂う中で、オージー円は踏み上げ相場の様相を呈している。
本日発表の中国9月HSBC製造業は50.9と前回の50.1から大きく上昇すると予想され、中国経済が持ち直していることがあらためて確認されそうだ。
上値では利益確定の売りが出やすいものの、下押しがあれば再度拾っていきたい。

今週のオージー円予想レンジ: 94円10銭~92円70銭

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