[全般]投資家不安心理拡大
アジア市場では日経平均株価が下落して始まるとドル円は下落。その後米財政協議が進展するのではといった期待もありドル円は短期筋の買い戻しが入るなど堅調な動きとなった。
NY市場では一部の報道機関が民主党は2014年までの債務上限引き上げ法案を検討しており可決に必要な60票を確保できると予想していると報じられた。しかし、実際に具体的な進展は見られず失望感から再びドル売り円買いの動きが強まりNYダウも160ドル近い下落となった。また、オバマ大統領はデフォルトに備えてあらゆる緊急対策を検討していると話したことも市場の不安感を煽った。更に、IMFは世界経済見通しを7月から下方修正するなど全般に不安感が漂う。
昨日も何度か債務上限引き上げ案が提示されるといった話が出るたびにドルショートが切らされるといった動きもあり、リスクと期待が常に共存する。だからこそポジションをどちらにも傾けにくく様子見相場が今日も継続しそうだ。
今日はFOMC議事録が公開されるが、悪材料に反応しやすくドルの下振れリスクは高いもののその振れ幅も限定的となりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]96円ミドルに買い並ぶ

早朝にドル円は前日のNYダウの下落に伴い円高の動きがそのまま継続する中で一時96円56銭の安値を付けた。このレベルにはオプションと思われる買いの注文が大分並んでいたという話も流れ反発。その後も日経平均が上昇に転じるとドル円は短期のショートカバーを巻き込みながら97円台に押し戻された。97円20銭付近というのは先週末にも債務上限問題に絡んだ噂が流れショートカバーが入った時の高値となったレベルだ。結局投機筋のポジションもそれ程偏りがないという事を表している。
法案が可決されるようであればドル円は一気に上昇するという思いが市場には常に付き纏うことから下押しの力は単発しかない。
今日のFOMC議事録公開でも一時的な下落はあってもその後は買い戻しが入ることになりそうだ。世界中が米国議会の動きを注視しておりその他の材料は殆ど無視される状況となっている。この反動はいずれ何らかの形でドルに跳ね返ることになるだろう。
ドル円予想レンジ:97円50銭~96円50銭
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[ユーロ米ドル]米長期金利低下で底堅い動き

アジア市場では米国債務上限が引き上げられるのではといった期待もありドルはしっかりとした動きが続きユーロは上値の重い展開で始まった。NY時間にかけては民主党が債務上限引き上げ案を本日にも提出する見込みといった報道などからドル買いは続いた。しかし、オバマ大統領が債務上限を引き上げるまではベイナー下院議長と交渉はしない旨が伝わるとドルは全面安となりユーロは上昇。
NYの午後に入ると一服感も広がり米長期金利は反対に上昇に転じたことでユーロも押し戻されたものの底値は切り上がった。ユーロ経済は依然として脆弱ななかで米国債務問題が長引けば最終的にユーロに跳ね返ってくる両刃の剣だ。しかし、今の段階では米ドルの弱さがユーロを押し上げており、時間足でみても目先上昇トレンドは継続。
ユーロドル予想レンジ:1.3630~1.3540
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[スイスフラン円]安全通貨のスイス買い

スイス円はクロス円の中でも最も堅調な通貨ペアの一つになっている。
スイス中銀SNBのジョーダン総裁は「スイスフランは依然として過大評価されている」「中銀は下限設定を維持する」「SNBは必要に応じて一段の措置をとる用意がある」と発言したことで107円付近まで押し戻される場面も見られた。しかし、米国財政問題が難航するなかで安全通貨としてのスイスに資金が流れ込みやすく、それだけ自国通貨が買われるリスクを感じての発言ともとれる。
円も同様に買いが入ることからスイス円の上昇速度は遅いものの、下落のリスクは低く買いで攻めやすい通貨でもある。
スイス円予想レンジ107円90銭(転換線)~106円90銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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