ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-10

[全般]遅延した米雇用統計に対する反応は

週明け東京市場では日本の貿易赤字額が発表されドル円は上昇して始まった。9月の貿易収支は9321億円の赤字と予想の9181億円を上回った。ある程度想定範囲ではあるものの、赤字は15か月連続となり今後も恒常的な赤字が続くとの観測から円売りの動きが強まった。
この日は日銀展望リポートでは4月に導入した量的質的金融緩和を背景に2015年度に物価目標に達するとの見通しを示し、黒田総裁は物価上昇率が2%に向け緩やかに上昇していると発言。アベノミクスによる金融政策が順調に進んでいることを押し出した格好だ。
結局この日は日経平均や上海総合など堅調な地合いとなりリスクオンからの円売りも目立った。
一方、NY時間に発表された米9月中古住宅販売件数は529万戸と予想の530万戸を若干下回ったことでドル売りが散見されたが一時的なものとなった。
遅延していた雇用統計が本日発表されるという事から様子見気分が強かったこともあるが、結局この日は円がじり安となりドルの動きは殆ど見られなかった。NY株式市場も雇用統計の結果待ちで様子見気分が強く一服感が漂った。長期債利回りも下げ止まり感が出て昨日は2.6%台に乗せて引けるなど、市場は徐々に平常な状態に戻り始めたことでリスクオンの動きが円売りの動きを強めた格好だ。
しかし、一方で量的緩和縮小時期が来年の3月になるとの観測や、債務上限問題の先送りなどから依然としてドルへの不信感が漂う中でドル売りと円売りの綱引きが続いている。
今日の9月の米非農業部門雇用者数は18万に増と前月の16.9万人を上回ると予想されるが、市場は10月の数字待ちということもあり反応は限定的とみる。ただ、市場がリスクオンの動きが強まっている時には円売りに反応してくるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]リスクオンからの円売り

(米ドル円時間足)



日本の貿易赤字額が9321億円と予想の9181億円を上回った。半期だけでみると過去最高の赤字額であり15カ月連続の赤字となったことで発表後は円売りが強まった。ドル円は97円80銭付近から98円台に乗せ、クロス円も全般に円安が進んだ。
日銀の黒田総裁も2%の物価目標の見方は変わっていないことを強調するなど、この日は円安傾向がみられた。しかし、ドルへの不信感は依然として市場には漂う事からドルの上値は全般に重くドル円も結局海外での動きは20銭程度の狭い範囲でのものとなっている。
今日は4日に発表される予定の米雇用統計がやっと発表される。市場は今回の債務上限問題による混乱の影響を見極めたいという事もあり、今回の数字への注目度は低い。しかし、株式市場は堅調な動きが続いていることから予想を上回るようであればリスクオンの動きからドル円はもう一段の上値を試す展開とみる。反対に予想を下回ったとしても来月の数字待ちという事から影響は限定的とみる。

ドル円予想レンジ:98円45銭(61.8%)~97円90銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]今年最高値目指す動き

(ユーロ円日足)

EUR_JPY_20131022_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20131022_jikanashi.jpg


ユーロは対ドルでは全くと言ってよいほど動きがみられなかった。
17日のデフォルト危機を乗り越えたことで材料出尽くしからのドル売りが進んだが、結局のところドルにとってはプラス材料でもあることから1.37手前のニュートラルなレベルに落ち着いたようだ。一方、日本の貿易赤字が定着したことや日銀の緩和政策が今のところ予定通り進んでいることなどから円安が進みやすい地合いとなった。
また、アジアの株式市場が堅調なこともリスクオンからのユーロ円の底を40銭程度押し上げた。
昨日のNY株式市場は一服感が漂う中で今日の雇用統計待ちとなった。他に特に材料がみられないことからちょっとした材料にも反応しやすくなっている。
今の流れをみると今年高値の134円93銭を意識し始めており、好材料が出れば上値を試す展開とみる。ただ、市場にはまだ勢いはなくボリンジャーの上限を超える程の力はなさそうだ。

ユーロ円予想レンジ:134円80銭(BB上限)~134円10銭

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[豪ドル円]ボリンのバンドウォーク継続

(豪ドル円日足)



週明けの東京市場では日本の貿易赤字が拡大したことを受け円安が進んだ。先週末に売り込まれたオージー円にも97円台ではレベル感からの買いが入り上昇。欧州市場が始まる直前にはドル円の利食い売りなどで押し戻される場面も見られたがその後も堅調な地合いで推移。NY市場でも市場の落ち着きが寧ろ安心感につながった。

オージー円予想レンジ95円10銭~94円50銭

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