[全般]円主導相場強まる
東京市場が始まると米国が休場となるため市場の流動性が低下することから、ドル円やクロス円でロングポジションの巻き戻しが入りやすくなった。しかし、日経平均株価が堅調な地合いが続き6年ぶりの高値を更新すると再び円売りの勢いが強まった。欧州市場が始まるとユーロが急伸したことでクロス円も全般に上昇。スペインの11月CPIが予想を上回ったことで本日発表されるユーロ圏HICPへの期待が高まった。
市場の流動性が低下していることから、ちょっとした材料でも反応しやすい状況がみられる。
NY市場が休場という事もありドルの材料は乏しく、アジア時間では円主導の相場展開が今日も継続。ただ、昨日のようにアジアから欧州市場にかけて欧州勢が短期的な仕掛けを入れる可能性が高いので注意したい。
今日のNY市場は半日空いているもののほぼ開店休業状態となることから、値動きは期待できない。この様な市場では突発的な動きが入ると値幅が予想以上に大きくなるため損切も付きやすい。出来たらポジションを小さくして損切レベルも遠くに置いておくことをお勧めする。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]クロス円の上昇が下支え

日経平均株価との連動性は依然として強いものの、昨日の前場ではドル円の利益確定の売りが先行するなどいつもと異なる動きがみられた。しかし、引けにかけては株価が6年ぶりの高値を更新したことで再び円売りの動きが活発となった。
今日は週末で月末、更にNY市場が半ドンという事から市場の流動性は低下していることもあり、値幅は徐々に狭まるとみる。ただ、円主導の相場が続いていることから円売りの材料が出れば市場は過剰反応する可能性が高い。
ドル円は殆ど押し目がないことからドルロングポジションはそれ程偏っていないとみている。短期筋が売りで攻めてきたとしても最終的に買い戻しを入れてくることになりそうだ。
ドル円予想レンジ:102円50銭(5月29日高値)~101円90銭
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[ユーロ円]ユーロ圏HICPに注目


ここ数日のユーロ円は突然上昇することが多く、結局その後はもみ合いに入ってしまい、そしてまた上昇といったパターンが増えている。結果的に押し目の少ない上昇となり買い切れていないことから上値を追っていくしかない。
しかし、そろそろ第一幕の天井圏に近づいていることから、ここから上値を買っていくのはかなりリスクが高い。
ユーロ円はリーマンショック後の戻し高値139円20銭でちょうど止まり、高値引けで終えてきた。それ程利食い売りが出ているわけではなく、流れからみるとまだ上昇の勢いは残っている。しかし、次のレジスタンスはフィボナッチの61.8%戻しとなる141円付近となり、ここからの大台の140円も含めかなり重要なレベルに近づいている。
この薄商いの中で上値を試したとしても往って来いになりやすい。
昨日はスペインの11月CPIが予想を上回ったことでユーロが上昇。それは、本日のユーロ圏HICPへの期待が強まったためとみられる。今日の数字が予想を下回る時には反対に急落のリスクが高まる。
ユーロ円予想レンジ:140円00銭~138円80銭
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[豪ドル円]反発後再び下落


朝方発表された豪州7-9月期民間設備投資が+3.6%と予想の-1.2%を大きく上回った事でオージーは一気に上昇に転じた。特にこの指標に注目していたわけではなくサプライズの状態となった。短期のショートポジションの損切を巻き込みながら下落前の高値近辺まで押し戻され、ほぼ往って来いとなった。
ただ、欧州市場に入ると高値レベルで再び売りが強まり、結果的に数字が発表される前のレベルである92円80銭付近まで先ほど押し戻されてきた。ドル円が底堅い動きが続いていることから何とか下値を支えられているものの、如何にオージーの上値が重いかを示すものだ。
今日はNY市場が半ドンという事もありここから92円前半を試すのは難しいものの、一目の雲の上限に戻せない限り、いずれは92円の底割れを試すことになるだろう。
オージー円予想レンジ:93円40銭(転換線)~92円50銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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