[全般]実質新年度入りの為替相場
クリスマスとボクシングデーが終わったことで欧米市場は実質新年度入りとなる。一方、日本の主な企業は既に正月休暇に突入することから欧米中心の相場展開が始まる。
円からドル主導相場の色が濃くなるとみるが、先週末に安倍首相が靖国神社参拝に対する海外の動き次第では円への注目度が高まる可能性もあり予断は許せない。今のところ為替への影響は限定的とみられるものの、日経株式市場で波乱含みとなれば円高リスクに繋がることになる。一方、日本が有事の当事者になるだけにネガティブな円売り材料として捉えられる可能性もある。
今週は年末にケースシラー住宅価格、年明けにはISM製造業景況指数など今後の米国経済の底堅さを再確認されればドル高が更に強まるとみられる。また、金曜日には複数のFRB連銀総裁や理事の講演が控える。特に、バーナンキ議長の講演もあり改めて米景気回復基調の底堅さを示すようであれば株高金利上昇によるドル高円安が進むことになりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]円安からドル高へ


先週は東京以外の主な市場が休場となる中でドル円はポジション調整の売りも103円75銭程度にとどまるなど底堅い動きが印象的となった。それだけドルロングポジションの偏りが少ないという事を示すものだ。クリスマス休暇明けの欧米市場でもクロス円の買いも手伝いドル円は底堅さをキープ。米長期債利回りが3%台に乗せてきたことでドル高の動きも目立ち始めている。今週は円安も一休みするなかで金利上昇と堅調な株価動向に伴うドル高の動きが先行するとみている。日足の上昇チャネルをみても円安ドル高トレンドに変化はない。
米経済指標の発表やバーナンキ議長講演の内容次第では一時的に下振れするようであればラストチャンスとみて買いを入れていきたい。
上値目途は月足でみた61.8%戻しの105円60銭と長期下降トレンドの位置する107円台ミドル付近が意識される。下値目途はクリスマス休暇直前のNY終値となる104円前半。
今週のドル円予想レンジ:107円50銭(月足下降トレンド)~104円30銭
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[ユーロ米ドル]長い上髭で上値重く


クリスマス休暇明けとなった欧州市場ではユーロが対ドルで損切を巻き込みながら1.39手前まで急速に値を伸ばした。東京市場早朝の安値1.3690付近から高値まで200ポイント余りの上昇となった。バイトマンドイツ中銀総裁が低金利は政策や改革を危険にさらすと発言。薄商いの中で纏まったドル売りが入り1.3810付近にあった損切を付けて殆ど出合いもなく一気に上昇した。その後はNY市場で米長期金利が3%台を付けるなどドル堅調な地合いから再び下落し結果的に往って来い。薄商いという事もあるがローソク足をみると長い上髭を伸ばして目先の天井を付けた可能性が高い。
今週は米国株式の上昇と長期債利回りの上昇継続とみられることから、ドル高の動きが強まりユーロの下落リスクが高まるとみる。ただし、一目雲の上昇角度が示すように中期的な上昇のトレンドは継続しており、今回の下げもその調整的な動きとみた方がよい。
今週のユーロドル予想レンジ: 1.3900~1.3600(50%)
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[豪ドル米ドル]ドル上昇で底割れリスク


アジア市場で堅調な推移を示していた豪ドルはNY市場に入ると一転。米国長期金利が3%台に乗せてきたことでドルは全般に買いが強まるなか豪ドルは下げ足を速めこの日の安値を更新した。
米国長期金利の上昇はそれ程急ピッチなものではないものの、上昇トレンドに入っており今週ももう一段の上昇が見込まれる。今週は中国PMIの発表もあるが市場は中国の短期金利の高止まりに注目が集まる。引き締めが更に強まるようであれば株価の下落と伴に豪ドル売りが強まる要因となる。
クリスマス明けで活気付く欧米勢はドル買いに合わせて豪ドル売りを強める可能性が高まる。フィボナッチ76.4%にあたる0.8780付近の底が割れるとRBAのスティーブンス総裁の示した0.85ドルが意識される。ただ、0.85ドルが底とみればその手前から投機筋を中心とした買戻しの動きが強まりそうだ。買いを入れるにしても、一先ずどこまで下げるかを見極めてからだ。
今週のオージードル予想レンジ:0.8930~0.8700
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[全般]クリスマスラリー継続
東京市場は前日に引き続き大幅上昇で始まりドル円も104円後半まで買われるなど、株価との連動性が続いている。その日経平均株価はNYダウとも連動していることから昨日のNYダウの上昇は円安を更に強めることになる。
FOMCという今年最後のビッグイベントを終えたことで年内殆ど注目材料がなくなったことで、下落リスクは後退。クリスマス連休明けとなったNY市場では今週最後の米経済指標となる新規失業保険申請件数が先週から改善したことを好感するなど、相変わらずクリスマスラリーが続いている。
それだけ来年に向けた強気の姿勢がいかに多いかを示すものだ。
しかし、「好事魔多し」ではないが思わぬ振り落しには注意しておきたい。ただ、大きな流れの中での株やドルの上昇に変化はなく下げも限定的とみてよい。寧ろ、下げたところでは買いを入れるチャンスとも言えそうだ。
来週は本格的に欧州勢が参加してくることから、クロス円でもドル円でも最低単位でもいいのでロングポジションをキープしておきたい。
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[米ドル円]105円ミドル狙い


クリスマス休暇で為替市場はプライスが半日以上停止していたこともあり、東京市場では日経平均株価の上昇と伴に為替市場ではドル買いが先行。月足でみたドル円の次のレジスタンスは61.8%戻しとなる105円ミドル付近となる。日銀が来年早々にも追加利上げを実施するとの思惑が広がる中で105円台を狙う動きが強まっている。
今日の日経平均も昨日のNY市場に伴い上昇して始まることは間違いなく、ドル円は105円台を目指す展開となりそうだ。今日から海外では休み明けとなる市場が多く流動性が徐々に高まることで一時的に押し戻される場面もありそうだ。
下値目途として24日のNY市場終値となる104円20銭付近が意識され、そのレベルを下抜けするのはかなり難しくなった。
ドル円予想レンジ:105円60銭~104円20銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]連休明け欧州勢の動向


26日もボクシングデーで休場となっていた欧州市場では今日が連休明けとなり、彼らの動向に注目が集まる。
連休前のユーロ円の終値が142円ミドル付近という事から、既に1円上昇して始まることになる。このレベルからはなかなか買いを入れにくいことや、週末という事もあり様子を見てくると思われる。ただ、東京市場でもう一段上昇して欧州が始まるようであればロングの振り落しを狙った動きも考えられる。東京市場でのユーロ買いは投機的なものが多いこともある。米国長期債利回りが昨日一時ザラ場で3%台に乗せるなどドル買いの動きから、対ドルでユーロ売りが強まる可能性が高い。長期のユーロ買いの動きは継続するとみるものの、一時的な下落リスクに注意したい。
ユーロ円予想レンジ:144円00銭~142円80銭
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[豪ドル米ドル]ドル長期金利上昇と豪ドル0.88ドル


クリスマス明けのNY市場では米10年債利回りがじりじりと上昇しザラ場で3%を付けると豪ドルは対ドルで下落。一旦は金利が上げ止まったことから買戻しが入ったものの、依然として上値の重い展開が続いている。
今日のNY市場で再度利回りが3%台に乗せてくるようであれば豪ドルは今年最安値となる0.8813(18日のFOMCで付けた安値レベル)を再び試す展開とみる。このレベルはボリンジャーバンドの下限レベルでもあり、ここを下抜けしてくるとRBAのスティーブンス総裁の言及した0.85ドルを目指す展開とみる。ただ、0.85ドルを下値の下限という見方もあり、その手前からは買いが並んでくるとみている。
オージー円でも本格的な買いは依然として入る気配はなく、オージードルの下落リスクは依然として残る。
オージードル予想レンジ:0.8900~0.8810(BB下限)
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[全般]クリスマス休暇明けを先取り
今日の主要な市場が開いているのは東京市場だけという事になる。
昨日は日経平均株価が上昇して始まったことでドル円は堅調な地合いで始まった。しかし、引けにかけて利益確定の売りに押されるとドル円も押し戻されほぼ朝のレベルまで行って来い。その後は米国長期債利回りの上昇に攣れてドル買いの動きが強まり上昇。
他の主要通貨に対してもドルは全般に底堅い動きがみられた。
NY時間に発表された11月米耐久財受注や新築住宅販売件数が予想を上回ったことなどからドル買いが進んだ。しかし、市場参加者の少ないこともあり反応は薄く最終的に各通貨は行って来いとなり小幅な値動きに終始。
11月の経済指標は財政問題で揺れた10月の反動もあり強い数字が出やすいこともあるが、米国景気回復への足取りが強いことを示すものだ。クリスマス前というのはこれまで買われていた株やクロス円などのポジション調整的な売りが出やすいものだが、今回はNYダウなど高値を更新。クロス円もほぼ今年最高値圏での引けとなった。
クリスマス明けには慎重ながらもドル買いを中心とした動きから始まるとみてよいだろう。その動きを既に先取りする動きが昨日もみられた。
今日は、一年を通して最も市場参加者が少ない日という事で、下手に手を出すよりも休むも相場で、じっくりと次の戦略に備えていきたい。
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[米ドル円]ロンドンフィキシングやオプションカット

昨日の東京市場では日経平均株価の上昇がドル円の下支えとなったが、今日も同様な動きが予想される。
昨日発表された米耐久財受注や新築住宅販売件数は予想を上回る堅調な地合いを示した。米国景気回復の底力が示されNY株式市場は素直に好感。長期債利回りも上昇しドルも全般に底堅い動きが目立った。リスクオンからの円売りと日米金利差拡大からのドル買いの動きは鮮明となった。
また、ソフトバンクが米国携帯会社を2兆円超で買収する見通しとなったことで約200億ドルのドル円の買いが見込まれるなど、ドル円の買い材料に事欠かない。
今日は世界で東京市場だけが開いているだけで、万が一材料で動くことがあっても最終的に動きはとれない。明日からの動きに備えておくことになるが、104円レベルという今年最高値付近で新たに買っていくことになりそうだ。
ドル円予想レンジ:104円40銭~104円10銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]米金利上昇で上値重く


アジア市場では日経平均株価の上昇によりクロス円が全般に買いが強まりユーロ円も底堅い動きとなった。その後米国経済指標が予想を上回ったことで米長期金利が上昇しドル買いが特にユーロを押し下げた。
最終的にユーロ円は今年最高値となる142円90銭に迫る142円60銭で引けるなど、底堅い動きに変化はない。今日はクリスマスという事から市場参加者は最も少ないこともあり東京市場での実需の動きがない限り値動きは期待できない。もし、下押しがある様なら明日からの動きに備えて買いを入れておきたい。
ユーロ円予想レンジ:142円80銭~142円40銭
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]クリスマスに雲の捻じれ


オージードルは米ドルの長期金利が上昇したことで一時的にオージー売りに反応したものの、他の主要通貨に比べて寧ろ底堅さが目立った。日足の一目をみると雲の捻じれが生じていることから明日あたりからの動きに注意が必要だ。また、対円でみると93円15銭の雲の下限に上値を抑えられている。雲の上限の位置する93円60銭を超えることが出来れば目先下落リスクは後退するとみる。
今日はいずれにしてもシドニーや香港シンガポールなど主なアジア市場は休場となっていることもあり東京勢だけが頑張ってもどうにもならない。
休むも相場という事だ。
オージー円予想レンジ:93円20銭~92円80銭
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[全般]海外市場は株全面高で始まる
欧米市場では先週末のFOMCで量的緩和縮小による混乱がなく寧ろリスクオンの動きが強まった流れを継いで株式市場が堅調な地合いで始まった。
NY市場でもこの日発表の11月個人消費支出が予想通り堅調であったことや、IMFが米国の経済成長率を引き上げたことなどを好感。株式市場は上昇して始まりリスクオンからの円売りの動きが強まった。同時に長期債利回りも上昇したがドル買いにはつながらず、寧ろドルは全般に上値の重い展開が進むなど、株式市場の動向が為替市場を牽引しているとみられる。
明日25日と26日は殆どの市場が休みとなり既に今週は参加者が殆どいない状態での取引が続くことになる。今のところ市場は経済指標に対し素直な反応を示しているものの、短期の仕掛けが入ればどちらかに振れやすい状況でもある。
今日は米国新築住宅販売件数や耐久財受注といった比較的重要な指標が発表されるが、予想と大きなギャップがなければ影響は限定的となる。
明日からの休み前のポジション調整も既に先週のFOMCを前に軽くなっているとみられ大きな動きは期待できない。
休むも相場ではあるが、円高に進む場面では新規のポジションを仕込むチャンスでもある。
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[米ドル円]実需のドル売り

東京市場が休場という事からアジア市場でのドル円は104円付近で膠着状態が続いた。欧州市場ではポジション調整的なドル円やクロス円の売りが先行して始まった。薄商いという事もありドル円は一時103円76銭まで下落しこの日の安値をつけた。
しかし、NY時間に発表された米11月個人消費支出の数字が予想通り堅調であったことからNYダウが上昇して始まったことで再び円売りの動きが強まった。ストレートのドル円の買いというよりもクロス円の買いが押し上げた感もあり、結果的にこの日は往って来い。
104円前半ドル円にとっては居心地がよいレベルのようだ。
今日の東京市場では連休明けとなることから年末に向けた輸出のドル売りが出るとの観測もあるが、昨日の安値を超える程の動きは期待できない。
今日のNY市場で発表される11月新築住宅販売や耐久財受注などは10月の反動もあり好調な数字が期待されている。
ただし、明日の休みを前に最後のポジション調整の売りに注意したい。
ドル円予想レンジ:104円50銭~103円60銭(50%)
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[ユーロ円]堅調な欧米株式市場によるリスク選考の動き

ユーロ円は参加者が少ない割には比較的動きがあった方だ。アジアから欧州市場にかけてポジション調整的な売りが入り142円ミドルから142円08銭まで下落。NY市場が始まるとIMFが米国や世界経済見通しを引き上げたことや11月の米経済指標が予想を上回ったことを受けリスクオンからの円売りが強まった。この日は特にユーロの材料がないこともあり円が主体の動きが目立った。
今日は明日から2連休となる欧州市場では特に材料がない限り昨日の調整の動きでほぼ終了したとみる。NY市場で米長期金利が上昇するようであれば株式市場の下落に繋がることから債券の動向に注目。10年債利回りが3%台に乗せてくるようであればユーロ円も142円を下回る場面もみられそうだ。
ユーロ円予想レンジ:142円70銭~141円90銭(50%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]クリスマスに雲の捻じれ


先週のFOMCで量的緩和縮小が実施されてから以降オージー円は下落から上昇に転じた。
ただ、強硬なRBA総裁のオージー高牽制発言や追加緩和の可能性を示唆していることから積極的な買いを入れるのは難しい。あくまで、調整の買戻しが主流とみてよいだろう。
日足の一目の雲の下限が93円20銭付近で上値をキャップしており、このレベルを超えるのは厳しい。もし抜けたとしても93円60銭付近には雲の上限が上値を再度抑えてくるだろう。量的緩和縮小は中国など新興国にとってはネガティブ材料となりオージーにとっても売り材料とみられる。オージーは対ドルで日足一目の雲の捻じれが生じることからクリスマス明けに再び下落する可能性もあり注目したい。
オージー円予想レンジ:93円20銭~92円70銭
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[全般]流動性の低下で予想外の動きも
一方、日銀の緩和政策継続が示され日米金融政策の違いが鮮明となり円安の流れが加速した。
今年最後のビッグイベントとなったFOMC会合が終了したことで、イベントリスクは後退し市場には安心感が広がり始めている。ただ、今週はクリスマス休暇がいよいよ本番に入ることから市場参加者が極端に低下する。その中で24日の米国市場では新築住宅販売件数や個人支出などの指標発表を控える。先週の7-9月期GDPが大きく上方修正された後だけに、今回も予想を上回るようであれば過剰な反応を示す可能性もある。普段であればそれ程大きな影響を与えないものの、休暇前の最後の円買いやドル買いなどのポジション調整が入れば予想以上の値動きになりやすい。特に、米景気にとってプラス材料となれば米長期金利が上昇し、寧ろ一時的に不安定な状態からNY株式市場やドルの下落にもつながりかねない。
ユーロやポンドなどが対ドルで下落が急速に進めばクロス円の下落に繋がりドル円も押し戻されることになる。突発的な下落などには注意しながらも日米金融政策の違いによる中長期の円安の流れに変化はなく、下げたところでは買いのチャンスとみることができそうだ。
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[米ドル円]クロス円の動向に注意


先週はFOMCを控え週前半には上値の重い展開で始まったものの、会合で量的緩和縮小実施が決定したことで上昇。102円ミドルから104円ミドルまで安値から2円近い上昇となった。緩和縮小による米国株債券市場の下落が懸念されたが大きな混乱はなく寧ろ堅調な株価に安心感が広がりリスクオンの動きから円安が進んだ。しかし、週末のNY市場の後場では円がクロス円を中心に円の買い戻しの動きが強まった。米国GDP確定値が上方修正されたものの市場の反応は鈍く、調整色が目立った。
今週はその調整の動きが残る中でクリスマス前に新築住宅販売や個人消費支出が発表される。景気回復期待が強まり長期債利回りが3%台に乗せてくるようであれば市場の不安感を高めリスクオフによる円高に繋がりかねない。
反対に、もし調整の動きによる下押しがみられないようであれば月足61.8%戻しの105円ミドルまで上値を試す展開もある。
ただし、この薄商いの中でどちらに振れても一方向にはなり難く、往って来いになりやすい。
今週のドル円予想レンジ:105円60銭( 61.8%)~102円60銭
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[ユーロ米ドル]ドル高に上値を抑えられる


FOMCを前にしてもユーロの売りは殆ど見られず底堅さが目立っていた。1月から始まるECBによる銀行のストレステストを前にユーロの買戻しの動きがユーロの底を支えていた。その動きも一巡したとみられ調整の売りが入っている。過度な売買をみるオシレーター系代表のMACDでは0.005の高いレベルでシグナルとMACDがデッドクロスをしている。これだけをみるとまだ売りの勢いが残っている。ストキャスティクスでは%Kが%Dとデッドクロスするところで反落が終了するか微妙なレベルにいる。
米国の長期金利は3%に迫る勢いで上昇したものの、一旦は先週末に押し戻された。ただ、今週の米経済指標次第では再び長期金利が3%を試す展開が予想されることから、ドル上昇によるユーロ売りが強まりかねない。薄商いの中で38.2%戻しの1.3610付近を下抜けすれば50%戻しの1.3550が次のサポートとして意識される。
一方、上値は1.38ドル付近ではダブルトップが意識されることから当面は強いキャップになり抜けていくにはもう一つ材料が欲しい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3770~1.3550(50%)
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[豪ドル米ドル]クリスマスに雲の捻じれ


下落一辺倒のオージーはFOMCを境にドル下げ止まった。米国長期債利回りが上昇しドル買いが強まっているにもかかわらず下げ止まったことで市場にはやや安心感が広がった。RBA総裁が豪ドル高に対し依然として不快感を露わにしたが、介入に対しては消極的な姿勢を示したことも買いに繋がった。ただ、必要なら再び利下げの姿勢を示すなど豪ドル高に対する強硬な姿勢は崩していない。先週末の上昇はあくまで調整の動きでありもう一段の上昇があったとしても本格的に買いを入れていく地合いではない。
今週の24日には一目の雲の捻じれが生じることから流れが再び下落に転じる可能性が高い。25日からはクリスマス休暇で一年を通して市場の商いが最も低くなる時だけに注意したい。ただ、0.8780はフィボナッチ76.4%戻しでもあり強いサポートになる。
前週にRBA総裁が0.85ドルという特定のレベルを示唆したことで寧ろ底を意識してその手前で買いを入れてくるところもありそうだ。
今週のオージードル予想レンジ:0.9040(23.6%)~0.8780
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[全般]調整の動きも限定的
米量的緩和縮小による影響が為替や債券、そして株式市場にどのような影響を与えてくるかを市場は見極めようとしている。株式市場では日米、そして欧州といった先進国では軒並みプラス圏で引けた。一方、中国やインドといった新興国ではマイナスになるなどマネーの動きは新興国から先進国へと流れの変化が見えてきた。リーマンショック以降の世界的な緩和政策の中で最も大きな量的緩和を実施してきた米国が終了に向かい始めたことは大きな転換ポイントになる。先進国の景気が後退する中で量的緩和による資金の流入が中国やインドなどBRICSが景気を牽引してきた。それが、米国の景気回復基調が強まったことで次の世界景気をけん引するのは米国と日本、そして欧州に移り始めていることを投資家は見逃さない。大量の投資マネーを受け入れられるのはやはり米国という事になる。同時に、異なる日米の金融政策による円安の流れは中長期にわたることになるため円が買われたところでは売りが出やすい。
量的緩和縮小決定後の昨日のNYダウは+11ドルと小幅ながら上昇。10年債利回りは2.93%と前日の2.88%から小幅上昇でとどまるなど殆ど動揺がみられず安定した動きとなった。
今日は欧米がクリスマス休暇、日本でも連休の始まる週末ということから調整の動きが入りやすい。しかし、昨日の動きをみてもその調整幅は株式や債券、そして為替市場でも限定的とみる。ただし、流動性が低下していることから突発的な乱高下には注意しておきたい。
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[米ドル円]日銀会合後の記者会見


FOMCの量的緩和縮小決定から一夜が明けてもドル円の底堅さに変化はみられなかった。ただ、ここから更に買っていくという勢いもそれ程ないのはクロス円での調整の動きがあったとみられる。昨日のNY時間に発表された新規失業保険申請件数が急増したことやフィラデルフィア連銀製造業景気指数、そして中古住宅販売などが予想を下回ったことからドル売りが強まる場面も見られた。しかし、長期債利回りの上昇によるドル買いの勢いは強く全般にドルは底堅い動きとなった。円安主導から徐々にドル主導に変わり始めているように見える。円安の動きも週末という事もあり一服感が漂う。
ただ、日足のローソクチャートをみると売り転換のサインとなる宵の明星が現れており、用心しておく必要がある。
今日は日銀会合の結果が発表され、その後黒田総裁の記者会見が開かれる。追加緩和に関する発言が出るか注目されるがFOMCの後だけに日米金融政策の違いが明確になれば円安に振れそうだ。ただ、既に織り込み済みという事もあり何もない時の円の買い戻しにも注意しておく必要がある。
クリスマス明けの上昇相場に備えて押し目があれば拾っておきたい。
ドル円予想レンジ:104円50銭~103円70銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ドル長期金利上昇で上値重く

FOMCで量的緩和縮小が決定した後のアジア市場では中国やインドなど新興国の株価下落に対し日本は大幅な上昇となった。これを受け欧州市場では欧州各国の株式市場が軒並み上昇。これを好感したユーロ買いも見られたものの米国長期債利回りの上昇によるドル高の動きが強く、結果的に上値を抑えられた。NY市場でも上値の重い展開が継続しほぼこの日の安値圏で引けた。ユーロポンドの売りは一先ず一巡したとみられるものの、調整の動きは今日も継続するとみる。週末でクリスマス休暇が始まることから1.3650を下回るとストップロスを誘発する恐れがある。ボリンジャーバンドの位置する1.36前半にはフィボナッチの38.2%でもあり強いサポートレベルとして意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.3680~1.3610 (38.2%)
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[ポンド米ドル]GDP確定値発表による下落リスク


ユーロポンドの売りもほぼ一巡したところでポンドの上昇も一服感が漂う。昨日は米長期金利の上昇もあり一時1.6330付近まで押し戻されたもののNY市場で発表された経済指標が予想を下回ったことから再び上昇。しかし、全般に調整ムードが強いことから今日も週末のクリスマス休暇前ということからもう一段の調整売りが入りやすいとみる。
今日は英国7-9月期GDP確定値が発表されるが、予想は0.8%と前期と変わらない見込みだ。ただ、同時に発表される経常収支は前期の130億ポンドの赤字額が更に拡大し140億ポンドと予想される。中長期でのポンドは強含みとみられるものの、目先は悪材料に対して反応しやすいことから下落に注意したい。短期の下降トレンドライン(1.62前半)を割り込むようであればもう一段の下げもあるとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.6400~1.6300(BB)
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[全般]緩和縮小決定で強気のセンチメント
発表前後には為替だけではなく株式や債券市場でも上下に振れたものの最終的にドル高円安の動きが強まった。
声明ではMBSと国債の双方を毎月50億ドル縮小することを決定するなど、規模的には市場予想の100億ドルをやや下回った。一方、失業率が6.5%以下でもインフレ率が2%以下なら緩和政策を継続すると発表。これまで以上に市場に分かり易い形で緩和政策を継続する姿勢を示すなど、明確なフォワードガイダンスを示した。これは、緩和縮小を終了しても指標次第で緩和政策が継続することを示すなどハト派的な姿勢と市場は受け止め、NYダウは293ドル上昇。一方、長期債利回りは前日とほぼ変わらないレベルで引けてきた。
量的緩和縮小は米景気回復の強さを示すサインと受け止められた。懸念された株や債券市場の混乱はなく、安定した相場が今後も続くとみればリスクオンからの円安の第二幕が始まったといえる。
来週のクリスマス休暇を控え明日にかけてポジション調整からの売りも出始める可能性が高いが、買い遅れの観は強く下げたところでは買いが待ち構えているとみる。
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[米ドル円]発表前から買い先行


朝方のドル円は前日のNY市場の流れを継いで上値の重い展開で始まった。しかし、日経平均株価の上昇や11月貿易赤字額が過去3番目の大きな数字となったことで円安が進んだ。
ただ、FOMC前という事もありその後は103円を挟んでの慎重な動きが続いた。
FOMCで量的緩和縮小が決定されると発表前後で乱高下となったものの、フォワードガイダンスがハト派的であったことからNY株式市場が大きく上昇。長期債利回りも一時上昇したものの比較的落ち着いていたことからリスクオンからの円買いが進んだ。ドル円は今年の高値となる103円91銭を上抜くと104円35銭まで上昇した。103円後半にはオプションのトリガーもあったといわれていた。
今日は日経平均が大きく上昇して始まることは間違いなく、ドル円も底堅い動きで始まるとみる。流れに乗り遅れたところは下値では買いを入れてくるとみてよいだろう。
緩和縮小と緩和政策の解除とは違うという事を市場は認識したことで混乱はなく緩和縮小が始まる。ただ、長期利回りは比較的緩やかな上昇で抑えられておりドル高の動きはそれ程強くない。
円安主導の相場は始まったばかりだ。
ドル円予想レンジ:105円00銭~103円50銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]米長期金利上昇で反落


FOMC発表前には1.37後半での高い水準でもみ合いが続いていた。発表後は米長期金利の上昇に伴い1.3695付近まで下落したものの、下げたところでは買いが待ち構えていたとみられ1.3811まで反発するなど荒っぽい動きが続いた。しかし、結果的に1.38ドル台を維持することが出来なかったことから利益確定の売りが入り1.37を割り込んで引けてきた。
基本的なユーロ買いの流れに変化はみられないものの、米国の量的緩和縮小が決定したことで米長期金利が最初の段階で緩やかな上昇に向かい始めたことから一時的にユーロの上値は抑えられている。声明ではハト派的なフォワードガイダンスが示されたことからドルの金利は最終的に抑えられることになり、ユーロ買いは再び強まるとみている。
今日はまだFOMCの余韻が残っておりパラボリックも買いから売りサインに変わったことで上値の重い展開が予想される。反転の兆しが出るまでは中途半端な買いを入れると振り落されるリスクが高い。
ユーロドル予想レンジ:1.3740~1.3610
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[ポンド米ドル]ユーロポンドの売り強まる


英中銀金融政策委員会MPC議事録要旨が公開され、更なる著しいポンドの上昇は景気回復を弱めるといった内容が明らかとなった。しかし、その前に発表された11月失業率が予想以上の改善を示したことで寧ろポンドの買いが強まった。特に中東勢のユーロポンドの売りが入ったとの噂もありポンドは続伸。
その後FOMCで米国が量的緩和縮小実施を決定した事からドルが上昇。ユーロ売りが強まると同時に更にユーロポンドの売りが入りポンドは1.6456まで買われ今年最高値を更新した。雇用統計の改善は英国景気回復の力強さを示すもので今後もポンド買いは継続とみる。ドル買いの勢いはあるものの昨日からの動きはユーロ売りという誘因に支えられたものだけにユーロの動向に注意して買いを入れていきたい。
FOMC発表後の安値1.6335は目先の底として意識される。
ポンドドル予想レンジ:1.6450~1.6335
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[全般]今年最後のビッグイベント
今年最後のビッグイベントとなるFOMCでは量的緩和縮小が実施されるかどうか市場予想は五分五分まで可能性が高まってきた。結果発表を控え昨日の市場は最後のポジション調整とみられる円やドルの買戻しの動きが目立った。しかし、それにしてはこれまでの円安の動きに対し調整が少ない。市場は今回のFOMCで緩和縮小があるなしに拘わらず最終的に実施することは既に織り込んできており、影響は限定的とみているようだ。
それは為替市場だけではなく株式や債券市場にも表れている。ただし、これは今年最後のビッグイベントという事から、投機筋も含め稼ぎ場となり波乱含みの展開が予想される。
もし、量的緩和縮小を実施すれば本来であれば長期金利が上昇し株価が下落する。また、金利差が拡大するドル円にとってはドル買いになると同時に、株価下落はリスクオフからの円買いになる。対ユーロなど他の主要国通貨に対してもドル高が進む可能性が高い。
しかし、中長期でみて行くと円安の動きは継続されると同時に債券の売りはドル売りにもなりかねない。
また、来週のクリスマスに向け今日は最後の取引になるところも多く、予想外の動きになりかねない。
発表後にどのような反応するかは今のところ誰にもわからない状況で、敢えてポジションを仕込んでおくのはリスクが高い。
本当の勝負はクリスマス以降になるとみれば、無理をすることはなく短期勝負に徹したい。
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[米ドル円]発表前にドル売りが入り

昨日のNY市場でドル円は103円付近から102円ミドルへと急落した。米長期金利の低下による影響もあるが、FOMC会合を前にポジション調整の売りとみてよいだろう。本来であれば、発表前に売りが入れば予想通りであろうがイベントリスクは後退し円売りの動きが強まるとみる。ただ、今回はクリスマス休暇を控え投機筋による色々な思惑が交錯し予想外の波乱も考えておきたい。予想外というのはドル売りの動きという事だ。先週の安値102円前半にはパラボリックのSARが位置することから、このレベルを下回ってくると短期的に売りが強まる。そうなれば次のレジスタンスとしては101円70銭もあるが、勢いがつけば38.2%戻しとなる101円前半までの下落も頭に入れておきたい。
最終的にドル買いを入れておきたいが、中途半端に買いを入れると振り落される場面もあり注意したい。
ドル円予想レンジ:103円90銭~101円30銭(38.2%)
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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