ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[ポンド円/ポンド米ドル]荒っぽい動きはデイトレチャンス

(ポンド円時間足)


(ポンド米ドル時間足)

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日中のポンド円は予想以上に大きな幅で 上下しやすくデイトレーダーにとっては利益を得る絶好のチャンスを与えてくれる通貨ペアということになる。
特に材料はなく動くものの、一部でユーロポンドに影響されるもののドル円の動きが最も大きな影響を受けやすい。昨日の東京市場ではドル円の上昇に伴いポンドドルも同時に上昇する場面がみられた。これはポンド円ストレートの取引が相場を牽引したことになる。実需取引というよりも投機的な玉が出たと予想される。それだけ、ポンドドルよりもポンド円の方が活発に動き始めているというころだ。アジア市場で作ったポジションを欧州勢が反対サイドで攻撃するというパターンが多いこともあり、売買のタイミングに注意したい。対ドルでみると1.65ドルが目先の天井でもありそろそろポンド円も天井を付けた感がある。昨日の高値172円35銭はレンジの上限とみて、その手前では売りから攻めていく。172円35銭を上抜けすれば次の高値は173円付近となり、素直に損切を行う事だ。下限は168円30銭となるが、当面は170円25銭が強いサポートとなる。

ポンド円予想レンジ:172円20銭~171円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]CPI発表と日銀政策会合で下値リスクに注意

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

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昨日のローソク足は寄り引き同時線が現れた。この形は相場の流れが変わる時に出るものだが、レンジ内での動きを破るだけの力は見当たらない。目先は上昇から下落に転じるサインとみるが下げ幅は限定的とみる。12月18日の安値と前日に付けた安値91円は強いサポートになった。昨日からのオージー円の趨勢をみると下値リスクが優勢となっており、今日発表される豪州10-12月期CPIの数字に注目が集まる。景気の低迷により物価は大分抑えられていることもあり前期の1.2%から0.4%に低下すると予想される。一方、前年比では2.2%から2.4%にアップするとみられるものの、市場は前期比の方に注目が集まる。
また、午後には日銀会合が開かれ、会合では据え置きとみられ特に動きはないとみられるが、黒田総裁記者会見を前に下攻めの可能性もあり注意したい。

豪ドル円予想レンジ: 92円20銭~91円40銭

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[全般]日柄調整で短期売買中心

昨日はNY市場がキング牧師誕生日で休場となり市場の流動性が低下する中で短期売買を中心とした相場展開が続いた。
アジア市場では沖縄基地問題による安倍政権への影響が懸念され日経平均が下落したことや、中国上海総合も下落するなどリスクオフの動きが強まるとドル円やクロス円が一斉に下落して始まった。材料としてはそれ程注目するものではなく、投機筋の売りのきっかけにされた感もある。結果的に、欧州市場にかけて買戻しの動きが強まるなど往って来い。方向感の乏しい中で短期筋を中心とした投機的な売買が中心の相場展開が続いている。
NY市場では殆ど動意も乏しく全般に円を中心としたポジション調整的な動きとなり静かなマーケットとなった。
今日は連休明けとなるNY勢が取引を始めるものの、特に米国経済指標もなく方向感を掴み難い状況だ。その中で、徐々に切り下がってきているユーロの動向が注目される。
今日はドイツとユーロ圏の1月ZEWが発表されるが、ここにきてドイツ長期債利回りが低下傾向にある。ZEWが好調な結果を示すようであれば金利低下によるユーロ売りが仕掛けやすい。短期的に売り材料にされる可能性もあり、そうなればユーロ円の下落に伴い円高に振れやすい状況となる。

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[米ドル円]もみ合い継続でポジション調整の売り

(米ドル円時間足)

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アジア市場では前日に沖縄県名護市市長選で自民党推薦候補が敗れたことから基地移転問題が長期化すれば安倍政権への懸念が高まるとの観測が高まり株価が下落。同時に中国上海総合指数も下落したことでリスクオフからの円買いが強まった。特に、ユーロやポンドのクロス円の売りが強まるとドル円は103円85銭まで売り込まれた。その後は欧米市場にかけて買い戻しが入るなど、完全に投機筋中心の相場展開となっている。
今日から日銀会合が始まるものの、結果は明日という事から追加緩和への憶測が高まりやすい。しかし、その影響は限定的とみられることからどちらかに振れたところは逆張りが有効とみる。

ドル円予想レンジ:104円40銭~103円60銭(61.8%)

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[ユーロ円]前日の下落を再度試す

(ユーロ円日足)

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(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20140121_jikanashi.jpg

週明け東京市場では日経平均が下落して始まったことでリスクオフからの円買戻しの動きが先行。特に、先週から下落が続いたユーロ円での売りが目立った。その後は買い戻しが入り結果的に短期筋中心とした動きとみられる。安値は140円31銭と1月13日に付けた安値141円48銭を一時的に下回った。その後は買い戻しが入ったものの38.2%戻しとなる141円30銭付近で上値を抑えられた。
今日はドイツのZEWが発表されるがドイツの長期債利回りが低下していることからECBへの追加緩和期待が燻る。もし、発表後にもう一段の戻しが入り50%戻しとなる141円60銭で抑えられるようであれば売りで攻めてみたい。

ユーロ円予想レンジ:141円60銭(50%)~140円30銭(BB下限)

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[豪ドル円]目先底打ちから戻し高値狙う

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

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週明け東京市場では日経株価の下落に伴いオージー円はリスクオフから売りが先行。
しかし、その後発表された中国10-12月GDPが7.7%と予想の7.6%を上回ったことから買い戻しが強まり上昇。中国の成長率は2年連続8%を下回ったものの政府目標の7.5%を達成したことが豪ドル買いを誘った。
先週発表された豪州雇用統計が予想を大きく下回ったことで豪ドルに対する弱気の見方が強まったものの、その後売りは続かず下げ止まり感が出始めている。豪ドル円はドル円の先行き上昇が見込まれる中で、下値も限定的とみる。
昨年9月以降は凡そ91円から94円のレンジに入っている。12月に付けた安値91円と同値で昨日も反発。目先底打ち感もありストップを91円割れに置き戻し高値を狙っていきたい。

豪ドル円予想レンジ: 92円40銭(61.8%)~91円00銭

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[全般]決定打なく足踏み状態継続

年末年初に勢いよく高値を付けたドル円やクロス円、そして主要通貨などもここにきて足踏み状態が続いている。
先週は前週に予想以上に悪化した米雇用統計の結果からそれまで買われていたドル円やクロス円などでポジション調整的な売りが強まって始まった。雇用者数の減少は一時的で雇用回復基調に変化はないとの見方は根強いものの、熱気のあった市場は冷や水を被せられた状況となった。NY株式市場も同様で企業決算が本格化する中でその結果次第ではまだ調整的な動きが出やすく、それに連動しやすいドル円などは下落リスクが燻る状況は続きそうだ。
また、日銀の追加緩和期待が強まるなかで今週は日銀政策会合が開かれる。黒田総裁が予想以上に強い景気判断を示すようであれば追加緩和への期待が後退し、もう一段円高が進む可能性もある。
今週は特に注目される米国経済指標発表など決定打はなく足踏み状態が継続するとみる。先週の豪ドル急落のように単発の動きの影響を受け易いことから中国や豪州の経済指標発表で一時的な乱高下が出やすい状況と予想される。
来週のFOMC会合開催を控え、新規失業保険申請件数などが材料にされやすく注目したい。
全般にポジション調整の動きが強まる中で特に悪材料に反応しやすい週であるだけに、一時的な円高リスクは依然として燻ぶる。ただし、日米金融政策の違いは明らかであり中長期的な円安ドル高トレンド継続に変化はなく下値も限定的とみてよいだろう。

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[米ドル円]日柄調整のもと円高リスク燻る

(米ドル円日足)

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前週の米雇用統計結果から下落した勢いから週初は103円を割り込み102円84銭までドル円は断続的に損切を巻き込んで下落した。一先ず目先のドルロングのポジション調整は一巡したとみるものの、積極的にドル円を買う勢いもない。今週開かれる日銀会合では追加緩和期待が既に織り込み始めている中で、寧ろ何も出ないと失望売りが出やすい。また、NY株式市場の動向にも注意したい。米企業決算発表が本格化する中で先週から株式市場も利益確定の売りが出やすく、長期債利回りも低下傾向にある。
昨年後半のドル円は三角保ち合いが長く続き11月中旬に保ち合いを上にブレークした。その時のレベルは100円近辺ということからフィボナッチを89円ミドルから高値105円ミドルに合わせて計算してみた。
半値戻しとなる102円50銭はかなり強いサポートとみることが出来る。一方、何度か105円台に乗せたものの反落していることもあり105円台前半では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:105円20銭~102円50銭(50%)

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[ユーロ米ドル]クロスの調整的な巻き戻し継続

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

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先週はユーロの複数のクロス取引が活発となり、最終的にユーロロングの巻き戻しが強まり上値の重い展開で引けてきた。
豪州12月雇用統計の悪化によりアジア市場では豪ドル売りが強まると、同時にユーロオージーの取引が活発となった。その後も英国の12月小売売上高発表でポンドが急騰。その結果ユーロポンド売りが強まるなどユーロは対ドルだけではなく複数のクロス取引が活発となり全般に上値の重い展開が続いている。
特に今週は米国サイドでは注目のイベントはみられないものの、欧州ではドイツのPPIややZEW、そしてPMIといった重要な指標発表を控える。全般に売り材料に対して反応しやすいことから下落リスクに注意しておきたい。

昨年末のクリスマス休暇明けにユーロは1.38ドル付近のストップを巻き込み1.3894まで上昇。薄商いという状況ではあったが案外上髭を伸ばしたことで当面の天井を付けて反落。その前の11月7日にはECBの利下げが実施されたことで長い下髭を伸ばして大底を作った。この安値と高値を結んだ調整的な下落は依然として継続している。
61.8%戻しの1.35前半では先週下げ止まったものの戻しは依然として鈍いことからもう一段の下押しがないと反発も難しい。

ユーロドル予想レンジ:1.3630(61.8%)~1.3440(76.4%)

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[豪ドル米ドル]売られ過ぎサイン

(豪ドル米ドル週足)


(豪ドル米ドル日足)

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豪州12月雇用者数が予想を大きく下回ったことから豪ドルは先週急落。市場はこの結果を受け追加利下げ期待が高まった。前週までは寧ろ下げ止まり感が出始めていただけに、その反動もあり心理的な強いサポートとされた0.88ドルを下回った。
昨年末にRBAのスティーブンス総裁が0.85ドルに近い水準が望ましいと発言していることから、0.85ドルが次のサポートとして意識されている。ただ、既にオージードルポジションの売りはほぼ出尽くし感もあり、下げ幅は限定的とみる。ストキャスティクスの%Kと%Dは既にゼロに近づいていることから売られ過ぎとみることが出来る。
今週は中国のGDPや小売売上、そして製造業PMIといった重要な指標が発表される。
予想を下回る指標でも下げきれない時には出尽くし感から底打ちサインとみる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8920~0.8700

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[全般]アップダウン激しい相場展開の後

ユーロやポンド、そして豪ドルなど依然として方向性の定まらない激しい値動きが続いている。
東京市場では朝方から米景気回復期待による株価上昇で始まりリスクオンから円売りが先行した。しかし、豪ドルが急落したことを機にユーロオージーの買いが強まると、各主要通貨にも短期筋と思われるポジション調整の動きが活発となった。
NY市場ではこの日発表された新規失業保険申請件数が予想よりやや強い内容となったことやCPIも予想通り前月から0.3%上昇したものの市場の反応は異なった。
長期債利回りは発表直後低下したことを受けドルは全面的に売りが強まった。また、この日発表されたシティバンクやゴールドマンサックスなどの予想を下回る決算内容などからNYダウが下落するなど、リスクオフによる円買いも強まった。
結果的に各主要通貨は各市場で異なる激しい動きを見せるなど方向性が乏しい動きとなっている。
株や為替市場では昨年末から続くポジション調整が依然として継続しているとみられる。
ここ数週間の米経済指標をみると、12月の雇用統計以外は全般に米国経済の好調な景気回復を示すものが多くみられる。複数のFRB 幹部の発言などから雇用の回復は順調という見方は多く、先月量的緩和縮小を決めた米国金融政策の変更を迫られるものはみられない。
この激しい相場展開は次のトレンドを形成するための下準備とみてよいだろう。
今日発表される12月米住宅着工件数や鉱工業生産など一つ一つ米国景気回復を表すものであるかを見極めながら、次の方向性が出るまでは短期売買に徹していきたい。

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[米ドル円]転換線を基準線が上に抜ける時

(米ドル円日足)

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東京市場は日経平均株価が上昇して始まるとリスクオンからの円売りが先行して始まった。
ドル円は仲値にかけて実需の買いも散見された。その後も堅調な地合いが続いたが午後に入ると利益確定の売りなどから押し戻された。105円台ではこれまで何度か押し戻されていることから心理的な壁になり始めているようだ。
NY市場に入り米長期金利が低下したことでドル売りが強まったことからドル円はこの日の安値となる104円14銭まで下落。しかし、新規失業保険申請件数は予想よりも強い内容であったことなど、米景気回復への期待は依然として強い。敢えて、104円手前で売り込む程の材料も見当たらない。しかし、105円をあまり意識しすぎると、買っても上がらないという事なら売りを強める可能性が高い。
一目をみると、来週早々にも転換線を基準線が下から上に抜けることになると予想されることから、下値を確認したところで買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:105円00銭~103円90銭(転換線、50%)

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[ユーロ米ドル]米ドル金利低下も一時的

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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東京時間に豪州雇用統計が予想を大きく下回ったことから豪ドル売りが出ると同時にユーロオージーの買いもみられた。東京市場でのユーロオージーの取引は珍しく、投機的な動きかオプション玉の可能性が高い。結果的にユーロは欧州市場にかけて値を戻し往って来い。その後NY市場で米長期債利回りが低下したことを受けショートの損切を巻き込みながら一気にこの日の高値1.3648を付けた。米債利回りが低下する特に材料があったわけではなく、この時も投機的な動き中心とみてよいだろう。結果的に今度はロングの投げを誘うような売りが強まり往って来い。パラボリックSARやボリンジャーバンドが1.36後半に位置することから全般にユーロドルの上値は重いとみる。今日のNY市場で長期金利が再び上昇するようであればもう一段の下値を試す可能性が高いとみる。
ただ、ユーロは方向感が乏しく短期に徹した動きが目立つ中で、下値も限定的。

ユーロドル予想レンジ:1.3650~1.3550(BB下限)

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[豪ドル米ドル]雇用統計の悪化から下落再開

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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東京時間に発表された豪州12月雇用者数は-2万2600人と予想されたプラス1万人を大きく下回った。この結果を受け豪ドルは0.89台から一気に0.88まで下落した。
今週に入り豪ドルは対米ドルでじりじりと売りが強まっていたこともあり、この発表を機に売りが加速した。ユーロオージーの売りも出るなど対ドルだけではなくユーロに対しても大きく下落。対円での売りは殆ど見られなかったのは、それだけ既に売りが一巡していたことを示すものだ。昨年の安値でもあった0.88ミドルを下回ったことで投機筋が売りを仕掛けた可能性が高い。RBAのスティーブンス総裁が0.85ドルに近い水準が望ましいと発言したことで市場はこのレベルを意識している。この発言以降、寧ろ豪ドルは下げ止まっていただけに再度下値を試しに行くかと思われた。しかし、全般に豪ドルのロングは投げているだけにここから下のレベルを試すにはショートメークの動きになる。
底割れした割には売りが付いてこないというのは、それだけここからの売りはリスクが高いと考えられる。
0.88ミドルに戻したところで抑えられるようであれば再び下値リスクが高まる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8850~0.8800

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[全般]米経済回復期待とバーナンキ議長発言

先週の米雇用統計ショックで下落したドル安と円高が昨日でほぼ巻き戻すなど米景気回復への懸念が後退した。
昨日のNY市場で発表された1月のNY連銀製造業景況指数が+12.51と予想の+3.5を大きく上回ったことや、同時に発表の12月PPIコアも同様に予想を上回った。これを受け米長期債利回りが上昇するとドルも全般に買いが強まった。また、株式市場でもバンカメ決算が好調となり続伸。内容をみると住宅ローンが伸びるなど住宅市場の改善をあらためて示す格好となった。債券利回り上昇と同時に株価が買われたことで市場にはリスクオンからの円売りの動きが徐々に強まり始めている。景気が上向く中でも昨日発表の生産者物価と同様に今日発表される米12月のCPIに注目したい。全般に物価はFRBの目標とする2%を当面下回ることになる。しかし、景気指標の確実な改善が進む中で量的緩和縮小規模拡大の期待が今後高まるとみる。
今日はNY時間にバーナンキ議長が先週の雇用統計の結果は一時的なもので景気回復への期待を改めて示すことになればもう一段のドル高と円安の動きが強まるだろう。
年初からポジション調整が続きドルや株の売りが強まっていたが、そろそろ次の上昇に向けた動きを意識した準備をしておきたい。
ただ、今月末にはFOMCを控えているだけに、昨年の高値を超えていくにはもう少し時間調整が必要とみる。

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[米ドル円]105円台では売り並ぶ

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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東京市場では仲値付近で輸入決済のドル買いが強まるなど日経平均株価上昇に伴いドル円は底堅い動きとなった。先週の米雇用統計ショックもあり上値では戻し売りが待ち受けるなど買いでも慎重な動きが目立った。
しかし、NY市場に入ると一転。NY連銀製造業景況指数が予想を大きく上回ったことから長期金利が上昇しドル買いが一斉に強まった。同時に株価も反発したことでリスクオンからの円安も加わりドル円は104円70銭付近まで上昇。
先週の雇用統計ショック前のレベルである105円に迫った。しかし、昨年後半から何度か105円台に乗せるものの、その滞空時間は短くすぐに押し戻されているだけにこのレベルでの買いは慎重にしたい。105円20銭付近にはパラボリックがありここから先週の雇用統計発表直前の高値105円32銭は当面強いレジスタンスになる。

ドル円予想レンジ:105円20銭(パラボリック)~104円20銭

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[ポンド米ドル]荒っぽい動き継続

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

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先週の米雇用統計前後からポンドは非常に荒っぽい動きが目立つようになっている。元々この通貨は値動きが激しいことからスキャルピングを中心とした短期勢が多く取り扱う通貨ではあるが、最近特にその傾向がみられる。材料に対して素直に反応するもののその値幅は予想以上に大きく、またその反動も出やすい。昨日もNY連銀製造業景況指数が発表されるとドル買いが進みポンドは対ドルで下落。先週の米雇用統計発表後の安値1.6345を下回ったところでは損切を巻き込み1.6320近くまで下落。その後は買い戻しが入りNY市場は引けてきている。この通貨は急速に下落した後は大抵の場合窓埋めの買いが入るというのが特徴だ。今日も昨日の安値1.6320付近を底に戻しが強まるとみる。ただし、今日のNY市場ではCPIやバーナンキ議長講演で再び上下に激しい動きが期待できる。
ボリンジャーバンドをみると当面横ばいの中で上下を繰り返しながら高値を更新を狙った動きになるとみる。

ポンドドル予想レンジ: 106420~1.6320

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[南アフリカランド円]値ごろ感からの買いも

(南アフリカランド円日足)


(南アフリカランド円時間足)

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昨年末から続いた下落もここにきて一先ず下げ止まり感がみられ始めている。
今週に入り東京が祝日のため薄商のところをドル円がストップを巻き込みながら下落。ランド円も2か月ぶりの安値となる9.4円台に割り込んだ。連休明けとなった14日東京市場は日経平均株価が大幅下落となったこともあり、戻しかけたランド円は再び9.4円台に押し戻された。しかし、米国景気指標の改善への期待の高まりはリスク通貨となるランド円にとっては心強い味方になる。また、昨日発表された南ア11月小売売上が4.2%と予想の+0.9%を大きく上回ったことから、徐々に底堅さが戻り始めている。
日足をみても、9.5円付近は昨年の安値圏でもあり値ごろ感からの買いも出やすい。
円安の流れが再び強まる中で出遅れ感のあるランド円を仕込んでおくのも面白そうだ。

ランド円予想レンジ:9.7円(76.4%)~9.5円

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[全般]米雇用への不安は後退

前日にドル円クロス円伴に円が全面高となったがその下げ幅を昨日は殆ど巻き戻したことで典型的な往って来いの相場展開となった。
東京市場では前日のNYダウが下落したことを受け日経平均も大きく下げて始まった。しかし、これまでの相場は為替、特に円が中心の相場展開であり株式市場は後から追う形となり円買いの巻き戻しの動きが強まった。
この日発表された日本の経常収支は予想された赤字額を大きく上回ったことや、サントリーの米企業買収による規模が1.6兆円とされ円売り要因と受け止められた。
NY時間に発表された米12月小売売上が+0.2%と予想の+0.1%を上回ったことから、先週発表された寒波の影響による雇用統計の悪化を打ち消すものとなった。
また、フィッシャー・ダラス連銀総裁が「債券縮小額を倍の200億ドルにすべき」と発言。ブロッサーフィラデルフィア連銀総裁も「雇用が改善していることから量的緩和終了時期を想定よりも早くてよい」など、先週発表された雇用統計への不安を打ち消すような発言が相次いだ。
これにより米長期金利は再び上昇し株価も回復したことでリスクオンからの円売りが再び強まり、ドルも上昇。
雇用統計ショックでドル円クロス円ともに大きく下落したことで目先のドルロング円ショートのポジションがかなり解消されたことから上昇しやすい状況となっている。
今日はベージュブックが発表されるが、米国の雇用を含め経済状況の力強さが示されるようであれば、更に株価や長期金利の上昇を促し円売りが強まりそうだ。

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[米ドル円]ロングが振り落され上値軽い

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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昨日は東京からNY市場にかけて前日の下落幅を解消する上昇となった。
連休明けとなる東京市場では日本の経常赤字額の拡大やサントリーの米大手企業買収などから前日大きく買われた円を売り戻す動きが強まった。102円台まで下落する間に目先のドルロングのストップが断続的にみられただけに、上値の抵抗はかなり軽いものとなり一本調子の上昇となった。
NY時間に発表された小売売上が予想以上の結果となったことや、連銀総裁発言で市場のセンチメントは再び弱気から強気に戻った。ただ、昨年末から何度か105円台では振り落された事から高値を更新するような勢いはなく、当面は105円付近が上限となるだろう。
目先は104円20銭に位置するボリンジャーバンドの中心線を挟んでもみ合いとみる。

ドル円予想レンジ:104円70銭~103円70銭(38.2%)

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ユーロの底堅さ

(ユーロ円時間足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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今回はドル円がユーロ円を牽引していることから、ユーロ自体の動きは少ないものの、対ドルでは底堅い動きが続いている。先週の雇用統計発表後のユーロは1.36後半で高止まり。一方ドル円だけが上下に大きく振れたことから断続的にユーロ円の損切を巻き込んだ。その分だけ上値は軽くなったとみてよいだろう。
昨日はノボトニーオーストリア連銀総裁が「ユーロ圏成長見通しが1年前より改善しており、潜在成長率は上向き」と発言。また、スペインのラホイ首相も「スペイン経済は強含むだろう」と発言するなど、ユーロの追加緩和の動きが後退。円主導相場からユーロに市場の注目が集まればもう一段の上昇が見込まれる。

ユーロ円予想レンジ: 143円00銭~142円10銭

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[豪ドル米ドル]ユーロの回復で再び下落リスク高まる

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル米ドル日足)

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米雇用統計の悪化から米長期債利回りが低下したことを受け上昇したオージードルも一晩で動きが一転。米小売り売上が予想を上回ったことや、各連銀総裁が米量的緩和縮小へ前向きな発言が相次いだことから再び米金利は上昇。これを受けオージードルは下落に転じた。フィボナッチの61.8%戻しとなる0.8950付近で一旦は下げ止まったものの、買い材料が乏しい。ボリンジャーバンドも下落トレンドが続いており、下値リスクは高まる。今日はNY市場でベージュブックが発表されるが、米経済の力強さが改めて示されるようであればドルの長期金利は上昇。オージーは対ドルで下落リスクはあるものの、当面は0.9ドルを挟んでのもみ合いから0.88ドルの底値固めが続くとみる。

オージードル予想レンジ:0.9000~0.8900

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]円全面高は調整の域か

週明けのアジア市場では円が全面高となった。
先週末の米雇用統計で雇用者数が予想を大きく下回ったことで市場は量的緩和縮小規模拡大への思惑が一気に後退。長期債利回りが低下するとの見方からドル売りへの懸念が強まっていた。しかし、昨日の動きをみるとドルの動きは殆ど見られず円がほぼすべての通貨に対し買いが強まるなど円中心の相場展開となった。
昨年末にかけて日米金融政策の違いが指摘され今年2014年度は円安が進むという見方が市場に浸透した結果ポジションが偏り過ぎた反動とみられる。
この動きが調整的な動きであれば短期的なもので再び円売りが始まることになる。そうではなく、円安ドル高というシナリオに変化が表れ始めたのだろうか。後者の見方は市場では今のところ殆どみられない。しかし、不安感が広がり始めれば一時的に更に円高が進む可能性も残る。
12月の雇用者数が極端に減少したのは寒波の影響が入ったという見方があり、11月の数字が上方修正されたことをみても雇用改善の動きに変化はないとみられる。ただ、寒波の影響は1月の数字にも表れることから、それを見越した動きも今回の円買い戻しを促したのだろう。全般的にみると米国景気回復傾向は継続するとみられることから、今回の動きは一時的なものとみてよいだろう。ただ、先週のショックはまだ癒されていないこともあり不安定な動きは今日も続きやすい。
NY株式市場が大幅安となったことから週明け東京市場ではリスクオフの動きが先行し円買いが先行して始まる可能性は高い。しかし、中長期で見た円安傾向への動きから、急速に進んだ円高への反動からも上下に振られやすい神経質な展開が続くとみる。

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[米ドル円]円高の反動とドル円戻り売り

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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東京が休場の中で円は独歩高となった。
米雇用統計が余りにも予想を大きく下回ったショックは大きく、今後の円安シナリオに対する不信感が浮上。薄商いということもあり先週の安値103円90銭付近に損切を巻き込んでドル円は103円前半まで下落。その後欧州市場で買戻しが入ったもののNY市場では再び下落。アジア市場ではドル円単独の売りであったものが、ポンドの売りを機にクロス円の売りが強まったことからドル円は102円84銭まで下落した。
ドルが安いという訳ではなく円が買われた。これは、昨年末に日米金融政策の近いから市場の多くが2015年は円安が更に強まるという見方からドルロングに偏り過ぎた調整とみる。
今日も日経平均株価が下落して始まる可能性が高い事からザラ場では再度昨日のNY安値を試す展開とみる。ただ、中長期のロングポジションの投げはまだ見られないことから、ここからの大幅下落は少なくとも今日は考えにくい。ボリンジャーバンドの下限となる102円ミドル付近は昨年クリスマス前のレベルでもあり強いサポートになりそうだ。

ドル円予想レンジ:103円80銭( 102円40銭(BB下限)~102円60銭

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[ポンド円/ポンド米ドル]纏まったファンド勢の投げ売り

(ポンド円日足)


(ポンド米ドル時間足)

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週明けアジア市場はどちらかと言えば静かに始まったが、その後ドル円が急落したことからポンド円も下落。欧州市場が始まると今度はポンドドルが急落。大手米系ファンドの纏まったポンド売りが出たとの話もあり結果的にポンド円は下落したことで他のクロス円の売りも誘い円全面高となった。
NY市場ではドル円の売りが強まったものの、ポンドドルは殆ど動意の乏しい動きの中でポンド円はほぼ安値圏でのもみ合いが続いた。引けにかけて買戻しの動きもみられたがその上昇幅は小さいことからまだ上値にしこりが残っているとみる。
今年最高値で始まったポンド円は調整的な売りが強まる中で米雇用統計の予想以上の悪化を受けもう一段の売りが出やすい状況だ。昨年クリスマス休暇を控え上昇する前のレベルである167円付近まで、特に強いサポートは見られない。


ポンド円予想レンジ: 170円00銭~167円10銭(38.2%)

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[豪ドル米ドル]値ごろ感からの買い

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

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ユーロドルの上値が重くなったことから資金がユーロからオージーに一部流れ始めているようだ。
オージードルはソーサーボトムを形成し、その後もみ合いかと思われたが上値を超えて上昇。特に、買い材料や資本の買いが入ったといった動きではないものの、昨年は大きく下落したこともあり他の主要通貨が売られるところでは値ごろ感からの買いが入りやすい。
昨年12月12日にRBAスティーブンス総裁がオージードルは0.85ドルに近づく必要があるという発言前のレベルである0.91ドル台が目先意識されている。
豪ドルの戻しの勢いが強まるところではけん制発言が出やすいが、今のところ緩やかな戻しだけに心配はなさそうだ。ただ、ユーロやポンド、ドル円といった主要通貨の方向性が見えてくると再びオージー売りが強まりかねないことから短期取引に徹したい。

オージードル予想レンジ:0.9160(12月10日高値)~0.9000

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[全般]予想外の雇用統計結果から今週は米経済指標に注目

注目された米12月雇用統計はサプライズの結果となった。
非農業部門雇用者数は7万4千人増と予想された19.5万人増を大きく下回りドルが全面安の展開となった。ADP雇用統計や新規失業保険申請件数が好調な結果であったことから市場は楽観的な見方が強まっていただけにその反動は激しかった。一方、失業率は6.7%と予想された7%を大きく下回ったが市場は殆ど無視された格好だ。同時に発表された11月改定値は20.3万人から24.1万人に増加し過去3か月平均でみると15万人増と微妙な数字ではあるが、一時的な現象で来月にこの反動が出るとの見方も多い。
今回の雇用統計で量的緩和縮小規模が拡大されるとの期待が大きかっただけに、年末にかけて上昇したドル円やクロス円の調整の動きは今週も継続するとみる。
今週は多くの重要な米経済指標やバーナンキ議長やその他FRB連銀総裁の講演が相次ぐことから、緩和縮小のスピードや規模への思惑が交錯し、神経質な展開が予想される。
また、今週から米企業決算発表が始まることから特にドル円と連動しやすいNY株価の動向に注目が集まることになりそうだ。
全般的にみるとクロス円やドル円、そしてユーロドルやポンドドルもほぼ高値圏にあるといえる。調整後は再び買いが強まるとみられることから底値を見極めたところでは買いを入れておきたい。

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[米ドル円]ポジション調整の売り継続

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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先週末の東京市場では米雇用統計への期待からドル円は底堅い動きで推移。雇用統計発表直前には105円33銭まで上昇したが、その反動もあり発表直後は急落した。
非農業部門雇用者数が大きく予想を下回ったことで、今後の量的緩和縮小規模拡大の期待は後退。長期金利が低下した。しかし、失業率は6.7%と大きく低下したことは今月のFOMCではかなりのプラス材料となるものだ。前月11月改定値が4万人近く増加するなど雇用環境の改善傾向に変わりはなく、市場のサプライズは一時的なものと言えそうだ。
今週はバーナンキ議長講演で今回の雇用統計結果に関し、雇用改善速度が遅いといった発言が出ればもう一段の下押しもありそうだ。
105円台では何度も振り落された事で当面は調整の売りが継続するとみる。

今週のドル円予想レンジ: 105円00銭(76.4%)~103円40銭(23.6%)

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[ユーロ米ドル]上昇トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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雇用統計発表直前に思惑的なドル買いが入りユーロは1.3560まで下落。しかし、発表直後は一気に買戻しが入り上昇。ほぼ高値圏で先週は引けた。米ドル長期金利が低下したことでユーロが押し上げられた格好だ。
先週開かれたECB理事会後のドラギ総裁記者会見ではECBがフォワードガイダンスの文言を強めたことを敢えて発表。ユーロはこの発言直後急落したがその下落も1日程度の効果でしかなかった。昨年後半にECBは追加緩和を実施し、その後も追加緩和への言及が続いているがその効果は限定的となっている。それだけ、市場はユーロ上昇期待が強いという事を示すものだ。1.35ミドルを何度か試したものの結果的に底固めする結果となった。1.35ミドルは一目の雲がかかっており、そのすぐ下の61.8%戻しとなる1.3520も強いサポートになる。一目の雲は今週に入り上昇トレンドが再開することもあり底堅い動きが予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3810(76.4%)~1.3520(61.8%)

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]ソーサーボトムからもみ合いへ

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円時間足)

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昨年12月のクリスマス休暇前からオージーの下落リスクが徐々に後退している。
RBAのスティーブン総総裁が0.85ドルに豪ドルは近づく必要があるとの発言で、寧ろ底がある程度想定できた事が要因と考えられる。日足をみると0.88ドルを底にソーサーボトムを形成。0.9000から0.9030付近の天井を抜けるにはまだ力不足とみる。米国長期金利の低下が先週は豪ドルを押し上げたが、オージー円でももみ合いがつづいており本格的な買いはまだ見られ(オージー円時間足)。基本的に0.9ドルから0.88ミドルのレンジで時間調整後再び下値を試す展開とみる。

今週のオージードル予想レンジ:0.9030(23.6%)~0.8850

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登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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