[全般]FOMC議事録で思惑交錯
この日発表の米11月貿易赤字額は343億ドルと予想された400億ドルを下回ったことを株式市場は素直に反応。また、その後ローゼン・ボストン連銀総裁が「緩和縮小は緩やかに行うべき」と発言したことで長期金利も低下。リスクオンからの円安が進んだ。
ドル円は株価との連動性が強まっており、NY市場ではNYダウに、そして東京市場では日経平均に連動するなど、株価を睨んでの動きが続いている。
今日はNY時間に量的緩和縮小を決定した12月のFOMC議事録が公開されるが、市場の注目は縮小ペースに集まっている。米景気回復への信認が高くタカ派的な見方が強いようであれば縮小ペースが速まるとの思惑から長期金利は上昇。一方、株価の下落に繋がりやすく、リスクオフの動きから円買いの動きが強まりかねない。今のドル円の動きをみると株価との連動性が強いことから、寧ろタカ派的な見方は下落に繋がりやすいとみる。
ただ、長期金利の上昇が穏やかなものであれば安心感が広がりドル買いの動きが強まることになり、ドル円の下落も一時的なもので終わりそうだ。
3日のバーナンキ議長の講演では経済はかなり進展しているとし、FRBは失業率見通しについて悲観的になり過ぎたと発言。ローゼン総裁同様に先週はラッカー・リッチモンド連銀総裁も年内に緩和縮小が終了するとの見通しを示すなど、FOMC議事録ではどちらかと言えばタカ派的な内容が予想される。
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[米ドル円]ドル円103円台に突入


東京市場では日経平均が最初は安く始まったものの所々で反発。ドル円もその動きに攣られる格好で104円前半でもみ合い。その後欧米市場の株価が堅調な地合いとなったことで一時104円73銭を付けるなど株価との連動性が高まっている。今日はADO雇用統計の発表やFOMC議事録公開を控える。
ADP雇用統計は週末発表の雇用統計を占う上で注目。バーナンキ議長やイエレン次期議長など雇用重視の構えを示していることもあり、この結果は緩和縮小ペースに影響を与えるものとなっている。年明けからの相場展開をみるとまだ方向性を市場は掴み切れていないことから、依然として上下探り合いの動きになりやすい。時間足をみると上値が徐々に切り下がっているものの、103円台では買い意欲も強く下値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:104円90銭~103円90銭(BB下限)
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[ユーロ米ドル]下げ止まり感強まるものの


年末から下落に転じたユーロだが売り圧力も徐々に収まり始めている。昨日発表のドイツ雇用統計は若干の改善を見せたこともあり欧州株価は上昇。ユーロも底堅い動きとなったが、NY市場では米貿易赤字縮小が進んだことでドル買いが強まり再びユーロは下落。
ユーロドルの1.36ミドルからの上値は依然として重い。下値も一目の雲の上限で支えられているものの、米長期金利の上昇が強まれば雲の下限に下落するリスクも残る。
今日のADP雇用統計やFOMC議事録要旨によるNY株式と債券市場の動き次第では1.35前半付近までの下落も頭に入れておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.3670(38.2%)~1.3560(雲の上限)
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[南アフリカランド円]ランド安でも輸出伸びず

南ア準備銀行のマーカス総裁は「南アランドが弱くなっているにも拘らず輸出は改善していない。弱いランドを上手く活用しなければならない」と発言。昨年末から下落したランド円だがそろそろ下げ止まり感が出始めている。
ドル円の上昇が足踏み状態となっていることもあるが、底値は徐々に切り上がってきている。時間調整が終われば再び買いが強まり10円台に上昇するとみられる。南アの悪材料はほぼ出尽くしており、円安の流れが再び強まり始めれば上昇余地は大きい。この通貨ペアはディーリングではなく中長期投資として安値を拾うものだ。9円から8円台というのは歴史的にみても買い頃レベルになる。
ランド円予想レンジ:9円72銭~9円88銭 (38.2%)
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