[全般]米雇用統計に期待高まる
日経平均株価は前日のNY株式市場が下落したことを受け易く始まった。しかし、その後白井日銀審議委員が講演で追加緩和の可能性に言及。ドル円は一時105円台に値を戻し、その後はBOEやECB会合を控えもみ合い。
BOEは予想通り政策金利と資産買い取りプログラムを維持することを決定。ECB会合でも政策金利0.25%据え置きを発表。しかし、その後のドラギ総裁の記者会見でECBは不フォワードガイダンスの文言を強めたことを言及。ユーロは一気に下落した。しかし、その後は買い戻しも入りほぼ下落前のレベルに戻す往って来い。
NY市場は一部小売りが収益見通しを引き下げたことを嫌気し軟調な地合いで始まった。新規失業保険申請件数は予想の33.5万人を下回る33万人と発表され、先日のADP雇用統計に引き続き雇用の改善を示すものとなった。今日発表の米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を上回るとの期待が高まりつつある。この期待が高まりは今のところNY株式市場にとってはネガティブ材料として捉えられており、クロス円の上値を抑えることになる。ただ、最終的に米景気回復への期待が強まることから株式市場は大きな下落にはならないとみてよいだろう。
一方、米長期債利回りも今のところ3%台を上限に落ち着いた動きが続いていることから、ドルの上昇も抑えられることになる。
今日の雇用統計の結果を受けNYの株式や債券市場の動向を見極めるまで市場のコンセンサスは得られず、それまでは短期取引を中心とした動きが続くことになりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]雇用統計後の底を確認

日経平均株価が下落したもののドル円の底は堅く104円台後半でのもみ合いが続いている。白井日銀審議員が追加緩和の可能性に言及したことから一時105円台に乗せたものの、耐久時間は短いものとなった。NY市場では株価が上昇して始まったことで再度ドル円は105円台に乗せたものの、その後株価の下落に合わせた格好となり再びドル円クロス円ともに軟調な地合いとなった。新規失業保険申請件数が予想以上に好調であったことを受け本日発表される雇用者数も予想を上回るとの期待が高い。本来ならドル円はそれを先取りする格好から105円ミドルの高値を試す展開があってもおかしくはない。しかし、好調な雇用統計が発表されればNY株式市場の下落から円の買い戻しの動きが強まるとの懸念もあり、ドル円の買いには慎重にならざるを得ない。
いずれにしても中長期的な上昇トレンドに変化はなく、ドル円が下落したところでは買いを入れてくることになる。もし、発表後にドル円が下落したとしても底値を確認した後は上昇に転じるとみている。
ドル円予想レンジ:105円20銭(パラボリック)~104円20銭(BB下限)
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[ユーロ米ドル]フォワードガイダンスの強化


ECB理事会を控えているもののアジア市場でユーロは堅調な地合いが続いた。前日のNY市場で売られた買い戻しが入ったとみられる。
ECBは政策金利0.25%を据え置くことで一致したが市場への影響は見られなかった。
その後のドラギ総裁の記者会見で「政策金利は長期にわたり現行水準かそれ以下に、あらゆる可能な手段を検討する準備がある」と発言。また、総裁は「ECBはフォワードガイダンスの文言を強めた」と発言。中長期でのインフレ見通しの悪化からフォワードガイダンスを明確化しようとする姿勢が改めて示された事でユーロは一気に下落。しかし、その後は買い戻しも入り下落前のレベル1.36台に戻されるなど往って来い。
前日の相場と同様に短期筋の動きが目立つのは、今日の雇用統計を前にポジションを一方向に偏らせたくないという事だろう。昨年末からは下落もそれまでのユーロロングの巻き戻しとみられ、そろそろポジションも軽くなってきているようにみえる。
日足チャートでみると一目の雲の下限を前に下げ止まり感が出始めている。また、14日以降の雲の角度が1.35ミドルを底に上昇トレンドが始まっている。
今日の雇用統計というイベントリスクが終わり、底打ちするようであれば再度上昇に転じる可能性が高いとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3630~1.3530(雲の下限、61.8%)
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[豪ドル円]中国貿易収支で逆張り


オージー円は年末から年初にかけて93円から94円の狭いレンジ内でのもみ合いが続いている。他のクロス円から比較しても値動きは非常に少なくなっている。
他の主要なクロス円が上昇に転じた昨年夏場にオージー円は安値を付けた後はほぼ横ばい状態が続いている。RBAの口先介入や中国の景気減速懸念などが背景にある。それだけに、ユーロ円やポンド円といった調整の売りが入ってきても寧ろオージー円は底堅さが目立つ。
昨日は豪州小売売上や住宅許可件数の発表後に中国のCPIやPPIが発表され、その指標結果でオージーは上下に激しい動きを示したものの結果的にレンジ内で終了している。
今日は11時に12月中国貿易収支が発表されるが、短期筋の標的になりやすくどちらかに傾いたところを短期取引として逆張りで入るのも面白い。
オージー円予想レンジ:93円80銭~92円80銭
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