ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[全般]米経済回復期待とバーナンキ議長発言

先週の米雇用統計ショックで下落したドル安と円高が昨日でほぼ巻き戻すなど米景気回復への懸念が後退した。
昨日のNY市場で発表された1月のNY連銀製造業景況指数が+12.51と予想の+3.5を大きく上回ったことや、同時に発表の12月PPIコアも同様に予想を上回った。これを受け米長期債利回りが上昇するとドルも全般に買いが強まった。また、株式市場でもバンカメ決算が好調となり続伸。内容をみると住宅ローンが伸びるなど住宅市場の改善をあらためて示す格好となった。債券利回り上昇と同時に株価が買われたことで市場にはリスクオンからの円売りの動きが徐々に強まり始めている。景気が上向く中でも昨日発表の生産者物価と同様に今日発表される米12月のCPIに注目したい。全般に物価はFRBの目標とする2%を当面下回ることになる。しかし、景気指標の確実な改善が進む中で量的緩和縮小規模拡大の期待が今後高まるとみる。
今日はNY時間にバーナンキ議長が先週の雇用統計の結果は一時的なもので景気回復への期待を改めて示すことになればもう一段のドル高と円安の動きが強まるだろう。
年初からポジション調整が続きドルや株の売りが強まっていたが、そろそろ次の上昇に向けた動きを意識した準備をしておきたい。
ただ、今月末にはFOMCを控えているだけに、昨年の高値を超えていくにはもう少し時間調整が必要とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]105円台では売り並ぶ

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140116_jikanashi.jpg


東京市場では仲値付近で輸入決済のドル買いが強まるなど日経平均株価上昇に伴いドル円は底堅い動きとなった。先週の米雇用統計ショックもあり上値では戻し売りが待ち受けるなど買いでも慎重な動きが目立った。
しかし、NY市場に入ると一転。NY連銀製造業景況指数が予想を大きく上回ったことから長期金利が上昇しドル買いが一斉に強まった。同時に株価も反発したことでリスクオンからの円安も加わりドル円は104円70銭付近まで上昇。
先週の雇用統計ショック前のレベルである105円に迫った。しかし、昨年後半から何度か105円台に乗せるものの、その滞空時間は短くすぐに押し戻されているだけにこのレベルでの買いは慎重にしたい。105円20銭付近にはパラボリックがありここから先週の雇用統計発表直前の高値105円32銭は当面強いレジスタンスになる。

ドル円予想レンジ:105円20銭(パラボリック)~104円20銭

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[ポンド米ドル]荒っぽい動き継続

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBP_USD_20140116_jikanashi.jpg


先週の米雇用統計前後からポンドは非常に荒っぽい動きが目立つようになっている。元々この通貨は値動きが激しいことからスキャルピングを中心とした短期勢が多く取り扱う通貨ではあるが、最近特にその傾向がみられる。材料に対して素直に反応するもののその値幅は予想以上に大きく、またその反動も出やすい。昨日もNY連銀製造業景況指数が発表されるとドル買いが進みポンドは対ドルで下落。先週の米雇用統計発表後の安値1.6345を下回ったところでは損切を巻き込み1.6320近くまで下落。その後は買い戻しが入りNY市場は引けてきている。この通貨は急速に下落した後は大抵の場合窓埋めの買いが入るというのが特徴だ。今日も昨日の安値1.6320付近を底に戻しが強まるとみる。ただし、今日のNY市場ではCPIやバーナンキ議長講演で再び上下に激しい動きが期待できる。
ボリンジャーバンドをみると当面横ばいの中で上下を繰り返しながら高値を更新を狙った動きになるとみる。

ポンドドル予想レンジ: 106420~1.6320

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[南アフリカランド円]値ごろ感からの買いも

(南アフリカランド円日足)


(南アフリカランド円時間足)

ZAR_JPY_20140116_jikanashi.jpg


昨年末から続いた下落もここにきて一先ず下げ止まり感がみられ始めている。
今週に入り東京が祝日のため薄商のところをドル円がストップを巻き込みながら下落。ランド円も2か月ぶりの安値となる9.4円台に割り込んだ。連休明けとなった14日東京市場は日経平均株価が大幅下落となったこともあり、戻しかけたランド円は再び9.4円台に押し戻された。しかし、米国景気指標の改善への期待の高まりはリスク通貨となるランド円にとっては心強い味方になる。また、昨日発表された南ア11月小売売上が4.2%と予想の+0.9%を大きく上回ったことから、徐々に底堅さが戻り始めている。
日足をみても、9.5円付近は昨年の安値圏でもあり値ごろ感からの買いも出やすい。
円安の流れが再び強まる中で出遅れ感のあるランド円を仕込んでおくのも面白そうだ。

ランド円予想レンジ:9.7円(76.4%)~9.5円

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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