ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[全般]方向感乏しくレンジ取引に徹する

依然として相場は方向感の定まらない不安定な動きの中で上下に振れやすい相場が続いている。
東京市場では日経平均株価が堅調な出足となりドル円も底堅い動きで始まった。同時にクロス円全般に買いが入るとユーロやポンドなども対ドルで上昇する場面もみられた。特に買い材料があるわけではなく、米長期金利先物の動向をみながら投機筋の動きが目立った。
欧州市場が始まるとアジア市場で買われたユーロやポンドのロングポジションを振り落す動きが活発となった。
連休明けとなるNY市場ではダウが一部企業の業績悪化から売りが強まったものの、好調なIT関連企業によるナスダック市場は堅調。株式市場でも方向感が定まらないこともあり、長期金利の上昇も一服するとドル売りが強まった。
今日は日銀会合後の黒田総裁発言に注目が集まるものの、今回は追加緩和への期待は低く大きな動きは期待できそうにない。寧ろ、今日から25日まで開かれるダボス会議に於いて日本への円安けん制発言が出るか注目される。一方ではアベノミクスを支持する動きも強いことから発言その他でドル円は一喜一憂しそうだ。
しかし、主要通貨全般に方向感が乏しい中で結果的にレンジ内での動きに終始するとみられ、レンジ取引に徹したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]日銀会合とダボス会議、米長期金利

(米ドル円日足)

USD_JPY_20140122_hiashi.jpg

(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140122_jikanashi.jpg

昨日の東京市場では日経平均株価が堅調なスタートとなったことでドル円も上昇して始まった。その後上海総合指数も上海銀行の資金供給を好感し上昇。ドル円は104円70銭付近へと予想以上に反発した。クロス円も全般にリスクオンからの買いが強まったこともドル円を押し上げた。しかし、NY市場に入りNYダウが下落し長期債利回りの上昇も一服感が高まるとドルが全般に売りが強まった。
結果的にドル円は東京市場で上昇した分押し戻され往って来い。再び105円台に届かず反落するなど、上値の重さが気になる。
今日は日銀会合が開かれるが金融政策に変化はないとみられる。ダボス会議も今日から25日まで開かれ安倍首相が出席。アベノミクスへの支持は得られそうだが、先日の米財務長官の円安けん制発言があっただけに、各国の円安への発言に注意しておきたい。しかし、どんな発言があったとしても今のドル円の方向付けるものは期待できない。今の相場は米長期債利回りとNY株式市場の動向にあり、来週のFOMC会合を控え依然として105円から103円のコアレンジの上下を超える勢いはみられない。

ドル円予想レンジ:104円60銭~103円60銭(61.8%)

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[ポンド円/ポンド米ドル]荒っぽい動きはデイトレチャンス

(ポンド円時間足)


(ポンド米ドル時間足)

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日中のポンド円は予想以上に大きな幅で 上下しやすくデイトレーダーにとっては利益を得る絶好のチャンスを与えてくれる通貨ペアということになる。
特に材料はなく動くものの、一部でユーロポンドに影響されるもののドル円の動きが最も大きな影響を受けやすい。昨日の東京市場ではドル円の上昇に伴いポンドドルも同時に上昇する場面がみられた。これはポンド円ストレートの取引が相場を牽引したことになる。実需取引というよりも投機的な玉が出たと予想される。それだけ、ポンドドルよりもポンド円の方が活発に動き始めているというころだ。アジア市場で作ったポジションを欧州勢が反対サイドで攻撃するというパターンが多いこともあり、売買のタイミングに注意したい。対ドルでみると1.65ドルが目先の天井でもありそろそろポンド円も天井を付けた感がある。昨日の高値172円35銭はレンジの上限とみて、その手前では売りから攻めていく。172円35銭を上抜けすれば次の高値は173円付近となり、素直に損切を行う事だ。下限は168円30銭となるが、当面は170円25銭が強いサポートとなる。

ポンド円予想レンジ:172円20銭~171円00銭

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[豪ドル円]CPI発表と日銀政策会合で下値リスクに注意

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20140122_hiashi.jpg

昨日のローソク足は寄り引き同時線が現れた。この形は相場の流れが変わる時に出るものだが、レンジ内での動きを破るだけの力は見当たらない。目先は上昇から下落に転じるサインとみるが下げ幅は限定的とみる。12月18日の安値と前日に付けた安値91円は強いサポートになった。昨日からのオージー円の趨勢をみると下値リスクが優勢となっており、今日発表される豪州10-12月期CPIの数字に注目が集まる。景気の低迷により物価は大分抑えられていることもあり前期の1.2%から0.4%に低下すると予想される。一方、前年比では2.2%から2.4%にアップするとみられるものの、市場は前期比の方に注目が集まる。
また、午後には日銀会合が開かれ、会合では据え置きとみられ特に動きはないとみられるが、黒田総裁記者会見を前に下攻めの可能性もあり注意したい。

豪ドル円予想レンジ: 92円20銭~91円40銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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