ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[全般]日米以外の通貨の動き

日銀政策決定会合では日本の成長に対する強気の見方から追加緩和期待が後退する場面もみられたがドル円は安定した動きを保っている。一方、豪ドルやポンド、そしてカナダドルが自国の事情でそれぞれ異なる動きが目立った。
東京時間に発表された豪州CPIが予想を上回る結果となり豪ドルは一気に上昇。前回の雇用統計とは真逆な動きとなった。
欧州時間には英国雇用統計の発表があり失業率が予想以上の低下となったことでポンドは上昇。豪ドルと同様の動きがみられた。
一方、NY時間に実施されたカナダ政策会合ではインフレ率の下振れリスクに強い懸念が示された事で追加緩和の可能性からカナダドルは急落。ドルや円といったテーマは市場では既に消化されていることから、動き難いなか各通貨がそれぞれの材料で急騰急落の動きが目立っている。米国では長期金利や株価がこのところ大きな動きはなく当面は米国や日本の材料に対し反応しにくいことから、他通貨取引が活発になりやすい。
今日のアジア時間には中国PMI、欧州時間にはドイツやユーロ圏のPMIが発表され豪ドルやユーロの動きが注目される。また、NY時間には昨日大きく動きがあったカナダの小売り売り上げにも注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀の追加緩和期待後退

(米ドル円時間足)

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日銀政策会合ではこれまでの政策維持を決定。一部で緩和策強化を見込んでいたことからドル円の失望売りが出て104円を割り込む場面も見られた。その後は輸入企業のなども含めた買いが強まり押し戻された。その後の黒田総裁記者会見では2014年から15年には日本の潜在成長率が成長率を上回ると発言。消費増税に一定の抵抗力を持つとしたことで春先の追加緩和への期待が後退し再度ドル円は下落した。しかし、最終的に追加緩和を実施するとの見方に変化はなくすぐに買い戻された。
NY市場でも株式や債券市場が落ち着いた動きを見せていることからドル円の動きもこう着状態から抜け出せずにいる。
今日のNY時間には米12月中古住宅販売や景気先行指標が発表されるが、米国の金融政策に影響する程のものではなく104円台でのレンジ内の動きになりそうだ。

ドル円予想レンジ:104円80銭~104円00銭

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[ポンド米ドル]高値圏での反落リスク

(ポンド米ドル時間足)

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(ポンド米ドル日足)

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ポンドの上昇が止まらない。昨日発表された英国12月失業保険申請件数が予想を下回ったことや失業率が7.1%とBOEが掲げる7%失業率の数値基準に迫るレベルまで低下したことでポンド買いが強まった。17日に発表された英小売売上が予想を大きく上回った時と同様に一気に上昇し高止まり状態が続いている。年初に1.66ドルの高値を付けてから下落幅をほぼ回復。日足パラボリックは売りから買いサインに転換し、ボリンジャーの上限バンドを抜けてきた。ただ、このポンド買いは投機筋を中心とした動きとみられることから、一旦悪材料が出るとその反動が大きくなりそうだ。
1月7日の高値1.66ドルを超えてくるようであれば2011年の高値1.6750が次のターゲットとなるが、そろそろ反落のリスクが高まる。買いの勢いは続くだけにロングで攻めてみたいところではあるが、下落リスクを常に頭に入れて臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.6600~1.6480(38.2%)

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[豪ドル米ドル]中国1月PMIに注目

(豪ドル米ドル時間足)


昨日の東京時間に発表された豪州10-12月期CPIが予想の+0.4%を上回る+0.8%と発表された事を受け豪ドルは上昇。発表直前には売りが強まっていたこともあり0.8785から100ポイント余り上昇した。先週発表の雇用統計で予想を大きく下回ったことから追加緩和期待が高まり上昇した真逆の動きとなった。今回のCPIで追加緩和期待が後退するなど市場は一喜一憂の動きが目立ちセンチメントは変わりやすい。
ポジション的には前回のショートが炙り出された事からそれ程ロングに偏っているとも思われず、ニュートラルに近い状態とみる。
今日は中国の1月PMIが発表されるが、もし予想を下回るようであれば昨日の発表前のレベルである0.88ドル付近を試す展開とみる。反対に、予想を上回るようであれば先週の雇用統計前のレベルでもあり50%戻しとなる0.89ドル付近までの戻しもありそうだ。
殆どこのレベルからは五分五分に近いことから、どちらかに大きく振れるようであれば往って来いを期待した逆張りが効果的とみる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8920~0.8800

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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