ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[全般]アルゼンチンショックからの混乱も一服

先週末に起きたアルゼンチンショックによりパニック的な世界同時株安や円高もそろそろ一巡し、混乱も一服感が漂う。
昨日の日経平均株価が大幅に下落したもののドル円は寧ろ102円台で底堅い動きを見せた。
また、欧州時間にはトルコ中銀が来週臨時会合を開き緊急利上げの観測が広がると市場には安心感が広がった。また、ドイツのIFO企業景況感が予想を大きく上回る好調な結果となったことからユーロ買いもみられた。
NY市場ではキャタピラーの決算が予想を上回りダウが上昇して始まった。しかし、その後発表された12月の新築住宅販売件数が予想を大きく下回ったことで反落。円買いが再び進んだもののパニック的な動きは既に収まった。
アルゼンチンの問題が世界経済に波及するという見方は少なく、中国の景気減速懸念や理財商品のデフォルト懸念といった問題が重なりFOMCを控え不安感が一気に高まった。
明日のFOMCでは100億ドルの縮小は予定通り実施されるとの見方が強く、発表後にこれまでの悲観的なセンチメントが収まるとみる。
市場がすぐに楽観的なムードに戻るのは難しいものの、中長期的な流れに変化はないとみれば再び株やドル円の買いが戻ることになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]101円台は買い

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140128_jikanashi.jpg


先週末に日経平均先物が大幅下落したことを受け、週明け早朝にドル円は一時101円75銭まで下落。しかし、東京市場が始まり株価の下落が進んだものの、ドル円は寧ろ底堅い動きがみられじりじりと値を戻した。先週は損切を巻き込んで急速に下落したことで、一先ず目先の売りは一巡したとみてよい。アルゼンチン問題のスペイン金融機関などへの影響は限定的とみられることや、トルコの緊急利上げ観測が浮上。一時期のパニック的な売りも収束し落ち着きを徐々に取り戻してきた。NYダウも一時プラスに転じるなど市場には安心感が戻り始めている。あすのFOMC発表までは予断を許さないものの101円台は目先の底になった。このレベルは12月6日の米雇用統計が予想を大きく上回りドル円が上昇する直前のレベルでもある。ただ、リスクは依然として燻ぶることからポジションを一方向に偏らせるにはまだ早いが、下げたところでは買いを徐々に仕込んでいきたい。

ドル円予想レンジ:103円20銭から102円20銭

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[ユーロ米ドル]市場が落ち着けば下落

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20140128_jikanashi.jpg


先週の金曜からユーロドルは1.3680を挟んでの狭いレンジでもみ合いに入った。
昨日発表されたドイツIFO企業景況感は110.6と予想の110.0を上回り瞬間的に買いが強まり1.37ドル台に上昇したものの、寧ろ上値では売りを誘って下落。NY市場に入ると殆ど動意が乏しく狭いレンジ内でのもみ合いとなった。米長期金利も先週の下落から上昇に転じたこともドル買いが進みユーロの上値は重くなっている。アルゼンチンショックにより新興国から資金がユーロにも入り込んだが、市場の落ち着きが戻るようであれば売りが強まる可能性が高い。1.37ドル台では売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.3720~1.3620(転換線、50%)

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[ポンド円]急落後の調整買い継続

(ポンド円日足)


(ポンド円時間足)

GBP_JPY_20140128_jikanashi.jpg


ポンド円は先週後半の二日間で6円近く下落し、その反動の動きが強まっている。
アルゼンチンショックからユーロポンドの纏まった買いもみられポンドは急落。週明けシドニー市場ではドル円が101円台に突入するとポンド円も今年の安値となる167円74銭まで売り込まれた。その後ドル円の買いが強まると同時にポンド円ストレートの買いも散見された。中長期的な円安基調に変化はないとの見方は強く、対円で下げ過ぎた通貨に買いが入り始めている。しかし、まだ新興国問題が収まったわけではなく今日も神経質な展開が続くと思われる。一先ず半値戻しとなる170円60銭付近まで戻されたが一旦は上値を抑えられた。下押しが169円ミドルで下げ止まるのであれば買いを入れておきたい。

ポンド円予想レンジ:171円40銭(61.8%)~169円50銭

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