ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-01

[全般]米GDPの力強さ確認

FOMCでは2月の量的緩和縮小規模を維持することを決定したことで新興国通貨の下落が進んだものの、その動きも一服し始めている。
アジア市場ではこのFOMCの結果を受け円高が継続したが、欧州市場が始まると一転。米国長期金利先物が上昇したことやランドやトルコリラの下落が下げ止まったことなどを好感。ドルが全般に上昇するとともにクロス円の買いも見られ円安が進行した。
トルコは追加緩和を示唆し、ロシア中銀が無制限の介入実施を宣言したことなどで安心感が広がった。
NY市場では米10-12月期GDPが3.1%と予想通りの結果となったものの、個人消費や輸出が顕著な伸びを示したことで米国景気の強さを示す結果となった。
FOMCでは新興国からの資金流出に関する言及はなかったが、米国経済の強さは新興国の混乱に役立つという見方が強いとみられる。今回のGDPはそれを裏つけるものであり、最終的に新興国市場の不安は米国経済の強さにけん引されるという期待もある。
NY株式市場はNYダウ以上にナスダックの上昇が目立つなど底堅さが目立つ中で日経先物も上昇。ドル円は再び102円台後半まで上昇した。しかし、最近の東京市場の動きをみると既にNY市場で織り込んでしまいそれ程株価との連動性が見られない。
今週は週初の円高から円安に戻ったもののその後再び円高に向かうなどジェットコースターのような動きとなり、新興国通貨以外は最終的に円安傾向に戻り始めている。
今日は週末金曜日で月末という事もあり最終的に円安へのポジションメイクを仕込むような動きから、ドル円やクロス円の下値には買いが並ぶとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]ドル高再開

(米ドル円週足)

USD_JPY_20140131_syuashi.jpg

(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140131_jikanashi.jpg

FOMCの結果を受け新興国通貨安が更に進んだものの、欧州市場では下げ止まり感が強まった。トルコの追加利上げ観測やロシア中銀の無制限介入などが安心感を誘った。また、米国経済の力強さが確認された事で株式市場は前日と打って変わり大幅上昇となった。一方、量的緩和縮小ペースが維持された事から長期債利回りが上昇。結果的にドル全面高となって引けてきた。その買いの勢いは残ることからもう一段の上値を試す展開が期待できそうだ。結局、週を通してみるとローソク足は陽線となっており先週の過度な円高への巻き戻しが入った格好だ。ただ、今回の新興国不安が完全に払しょくされたわけではなく上値は当分警戒感が漂う事になるだろう。
毎日日替わりで振り回された事もあり、下値を丁寧に拾うなど慎重に買いを入れるようにしたい。

ドル円予想レンジ:103円10銭(76.4%)~102円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]1.35を底に反転

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20140131_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20140131_jikanashi.jpg

FOMCでは新興国の混乱に対し全く言及がなかったことでアジア市場では更に売りが進んだ。しかし、欧州市場に入り売りが一服するとユーロオージーやユーロランドといったクロスの売りが断続的にみられたことでユーロの上値を押し下げた。前日にフランスのノワイエ中銀総裁がユーロ高に対する懸念を示したことも売りを誘ったとみられる。
また、米国GDPが3.1%と前回の4.1%から低下したものの輸出や個人消費の伸びが顕著となりドル買いが進んだこともユーロを押し下げる要因となった。
テクニカル的にみるとそろそろユーロは底に近づいていることで反転の可能性が高まる。
一目の雲の下限を下回ったものの、このレベルでは上昇トレンドラインが下値をサポート。
1月20日に付けた1.3505を下回らない限り、その手前では買いで攻めてみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.3620~1.3520

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]本格的な買いはまだ先

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20140131_hiashi.jpg

新興国通貨の下落に攣られて上値の重い展開で始まったオージーも欧州市場では反転。
ユーロオージーなどの売りがみられオージーはまとまった買いも見られた。
この日発表された1月の中国製造業PMI確定値が49.5と予想の49.6から下方修正。これにより景気判断の分かれ目を示す50を6カ月ぶりに下回った。
ただ、この日はトルコが追加利上げを示唆し、ロシア中銀が無制限介入を表明したことを受け全般に新興国通貨が上昇。それに伴いオージーも買いが進んでいる。
この動きは一時的なものとみられるだけに、戻しは売りが依然として並びやすい。91円付近には売りから買いの途転サインであるパラボリックSARが位置する。このレベルを超えていくようであれば92円ミドルへのトライが期待できるものの、まだ市場の不安は燻る。ユーロなどのクロスの巻き戻しも一巡してきたことで上値は依然として重く、本格的な買いはまだ先となりそうだ。

オージー円予想レンジ: 90円60銭(時間足61.8%)~89円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する