[全般]悲観的なムード拡大
週明け東京市場では日経平均株価や上海総合指数の下落を他所に堅調な地合いが続いた。しかし、欧州市場が始まり東欧通貨の下げ幅を拡大する中でユーロポンドの買いなどポジションの巻き戻しなどが入り混じり欧州各国の株価も下落。クロス円を中心に円の買い戻しの動きが目立った。そんな弱気のセンチメントが漂う中でNY市場では1月ISM製造業が51.3と予想の56.0を大きく下回ると株価は下落し債券利回りが低下したことでドルが全面安となった。数字は悪天候の影響が大きく米国実体を示すものではないものの、市場のセンチメントが弱気に傾いていた時だけに悪材料に過敏に反応しやすい。
今週末に発表される米雇用統計が同様な結果となりかねないとの見方もあり市場の弱気なムードは継続。
昨日のNYダウが326ドルと大幅下落となったことやドル円が100円台に突入したことで今日の日経平均株価も大幅安となるのは必至。その下落が更に悲観的なムードにつながり今日も円買いの動きは更に強まる可能性が高い。
新興国市場の影響は米経済に影響がないとみていたところが、今回のISMの悪化は寒波によるものではあるもののイエレン新FRB議長の今後のスタンスに注目が集まる。
一先ずこの悲観的なムードを変えるには米国の実体経済をもう少し見極めることが必要であり、それにはまだ時間がかかる。
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[米ドル円]一目の雲を下抜け100円割れも視野に


今日の日経平均は大幅安で始まることは必至であり、円高が更に強まる可能性が高まる。
一先ず東京市場では2か月半ぶりの100円台では実需の買いも出やすく、株価とは別の動きがみられる可能性もある。しかし、市場の不安心理は根強く時間足の三角保ち合いは下に放れた。強いサポートとみられていた101円70銭付近を下抜けしたところで損切を巻き込み101円前半まで下落。もみ合いが続いたがクロス円などの売りも強まったことから一目の雲の下限となる100円90銭を下回る77銭まで下落。
100円付近にはオプション絡みの防戦買いが並ぶとみられるが、市場は弱気なムードが漂う中で悪材料に反応しやすい。新興国通貨の下落は収まり始めているものの、今度は東欧諸国の通貨安が始まっている。欧州市場で再び100円を試す展開となれば雇用統計を待たずに100円割れも視野に入り始めた。
ドル円予想レンジ: 101円40銭~100円20銭
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[ユーロ米ドル]東欧通貨やポンドに対するユーロ買い


アジア市場では1.34後半でもみ合いが続いたが欧州市場が始まると一転してユーロ買いが進んだ。新興国市場の通貨安は各国利上げなどにより一先ず下落が止まったものの、今度は東欧諸国の通貨売りが強まり、その資金がユーロへとシフトしたと思われる。また、ユーロポンドの纏まった買いが入ったとの観測もありユーロは底堅い動きとなった。
NY時間に発表された米1月ISM製造業が大きく予想を下回りNYダウが大幅下落となったことからドル売りが強まりユーロは更に上昇。しかし、先週末の下落幅を埋める程ではなく追加利下げの観測も根強く下落リスクは依然燻ぶる。
一目の雲の下限が上値を抑えていることや日足チャートでは下降チャネルが継続。
今日は戻し売りで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.3570~1.3470
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[豪ドル米ドル]RBA声明のトーンに注目


土曜に発表された中国製造業PMIや昨日の非製造業PMIは景気の節目とされる50を上回ったものの前月から下落しており中国景気への懸念は払しょくされなかった。
ただ、豪ドルの悪材料は大分出尽くし感もあり、寧ろ底堅い動きが目立った。
欧州市場に入ると米ドル長期債利回りの低下を背景に寧ろ豪ドル買いが先行。NY時間に発表された米ISM製造業が予想を大きく下回ったことでドルが売られ豪ドルはこの日の高値となる1.3535ドルまで上昇。しかし、その後はNYダウの下落による豪ドル円の売りが強まり押し戻された。新興国通貨の下落が一服したこともあり豪ドルも底堅い動きとなっている。
今日のRBA 会合ではこれまで通り追加緩和の可能性は低くなっている。先週の南ア中銀SARBも利上げに踏み切るなど中銀の意図とは異なる決定になった。
RBAがこれまでの追加利下げや豪ドル高に対するトーンが低下するだけで豪ドル買いの材料と市場は捉えてくる可能性が高い。
オージードル予想レンジ: 0.8850(BB上限)~0.8730
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