[全般]米雇用統計前にショートカバー
アジア市場は朝方発表された豪州貿易収支や小売売上が予想を上回る好調な結果を受け豪ドルが対円対ドルで上昇。しかし、全般に様子見気分が強くもみ合いに終始。
欧州市場ではECB理事会が開かれ注目の政策金利は据え置きが決定。一旦はユーロ買いが先行したもののドラギ総裁の記者会見を控え押し戻された。全般にユーロ売りが強まる中でドラギ総裁は特に今の時点で追加緩和の必要性を示唆せず。また、SMP(証券市場プログラム)の不胎化停止は討議されなかったと発言したことで一気にユーロ買いが強まった。
NY市場でも欧州株価の上昇する中で発表された新規失業保険申請件数や貿易収支が予想を上回る好調な結果となったことを受け株価は上昇。南アフリカランドやリラなどが上昇に転じるなどリスクオンの動きが一気に強まり円は全面安となった。
これまでの過度な新興国通貨に対する不安感は大分後退した。
しかし、市場の不安定な動きが解消されたわけではなく自立反転的な動きでありポジション調整の域を脱してない
ただ、市場のセンチメントは回復する中で今日の雇用統計の結果が予想以上に悪化した場合でも影響は限られそうだ。反対に、予想を超える雇用者数増加や失業率の低下がみられるようであればリスクオンが更に強まり円安が進むことになるだろう。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]100円台は買い


アジアから欧州市場にかけてドル円は101円前半でこう着状態が続いたが、NY市場では102円台に乗せるなど大きく上昇に転じた。
ECB理事会で追加利下げやSMPの不胎化停止措置がなかったことを受けユーロが大きく反発した。この時点では寧ろドル売りが先行しドル円は102円23銭とこの日の安値を付けた。しかし、その後NY株式市場が大きく上昇したことやクロス円が全面高となりドル円はレジスタントが見られた101円70銭付近を超えてきた。目先のドルショートが炙り出された格好だ。その後も買い遅れ感が強まる中でドル円は102円17銭まで上昇してそのまま高値圏で引けてきた。日経平均先物は前日の終値から280円余り上昇して終わったことで今日のアジア市場ではリスクオンは継続されドル円も底堅い動きが予想される。ただ、今日の雇用統計次第では不安感が再び強まる可能性も残ることから、買い過ぎたポジション調整の売りも出やすい。転換線の102円10銭付近で一旦は頭を抑えられているものの、雇用統計が予想を上回るようであれば76.4%戻しの102円80銭付近までの上昇も視野に入ってきた。ただ、パラボリックや基準線の位置する103円付近を超えられなければ上昇転換とはまだ言えない。
ドル円予想レンジ:102円80銭(76.4%)~101円50銭
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[ユーロ米ドル]一目の雲の下限で上昇抑えられ


ECB理事会で期待された追加緩和はなく政策金利は据え置かれた。その後のドラギ総裁記者会見でもこれまで以上のハト派的な発言もなかった。また、SMPの不胎化停止も討議されていなかったことを受けユーロは一気に上昇。発表前から売り込まれていた反動のショートカバーが入ると下降トレンドラインの1.35ミドルと一目の雲の下限1.36ドルを抜け1.3620付近まで上昇。ただ、基準線の位置する1.3625までは届かずその後調整の売りなどに押されて引けベースでは一目の雲の下限を下回った。
発表前から追加利下げの期待が高まり過ぎたことも上昇幅が大きくなった要因と考えられる。今日の雇用統計を控えここからの上昇は重く、寧ろ発表前にはもう一段下押しがあるとみる。日足の下降ラインやパラボリックSARの位置する1.3670付近をクリアに抜けるまではまだ下降トレンド継続とみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.3640(日足38.2%)~1.3550
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[豪ドル円]レジスタンスを上抜け短期上昇トレンド継続


朝方発表の豪州小売売上は+0.9%と予想の+0.5%を上回った。また、12月の貿易収支も+4億680万豪ドルと予想の-2億豪ドルを上回り赤字から黒字へ転換。これを受け豪ドル買いが強まり目先のレジスタンスであった91円10銭を超えてきたことで短期の上昇トレンドの継続が確認された。
その後は利食い売りに押される場面もあったがNY市場では再び上昇。NY時間に発表された米経済指標が好調な結果を受け株価が上昇。リスクオンの動きが強まりオージー円でも買いが散見された。
今日の9時半には前回のRBA議事録が発表され、その中で景気に対する見方に変化がみられるようであれば更に買いが進むことになるだろう。
ただし、今日の雇用統計では何が起こるかわからず、手前では売り戻しに注意したい。
オージー円予想レンジ: 92円50銭~90円60銭
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