[全般]日銀政策決定のサプライズと米景気の悪化
連休明けのNY市場ではドル安が進んでいる。
この日発表された2月NY連銀製造業景気指数は4.48と予想の9.0を大きく下回った。また、その後発表された住宅市場指数も46と予想の56を10ポイント下回り9か月ぶりの低水準となった。これを受けNY株価は下落して始まったものの、悪天候による一時的な影響との見方もあり、その後は回復。NYダウは小幅マイナスとなったがナスダックは上昇するなど動きはまちまち。日経先物はややマイナスで始まるとみられるが、ドル円が上昇したことで大きな下落はないだろう。
結局、アジア市場では円安が進み、NY市場ではドル安が進む結果となった。
昨日は日銀のサプライズで一旦は円高へのリスクは後退したものの、ドル安の流れに押される格好で、ドル円クロス円ともに調整の域を脱しておらずレンジの上限を試した後は再びもみ合いに入るとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]下降トレンドラインの上限で抑えられ


日銀政策会合での結果が昼過ぎに発表された。発表前からドル円はじりじりと売りが強まる中で日銀は成長基盤強化支援の資金供給枠を7兆円に倍増したうえで1年間延長を決定。市場の予想外の結果を受けドル円は一気に上昇。クロス円も円全面安となった。
市場では黒田総裁が追加緩和に関する発言に期待していただけに、この決定はサプライズとなりドルショートが一気にカバーに入ったとみられ102円75銭まで買われた。しかし、このレベルにはボリンジャーバンドの中心線や下降トレンドラインが位置していることから上値を抑えられた。積極的にここから買っていくにはインパクトはやや材料不足という観もある。また、NY市場では長期債利回りが低下しドルは全面安となったことも上値を抑える要因となっている。
一先ずショートカバーは一巡したことで、東京市場では再度高値を試す展開もみられそうだが上値は限られそうだ。
下降トレンドを上抜けできなかったことで時間の経過とともに昨日の上昇幅を解消する動きが強まるとみる。
ドル円予想レンジ: 102円70銭~102円00銭
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[ユーロ米ドル]FOMC議事録公開に注目


アジア市場では日銀の政策会合の結果を受けユーロ円の買いが入りユーロは対ドルでも底堅い動きとなった。NY時間に発表された2月のNY連銀製造業景気指数や住宅市場価格指数が予想を大きく下回ったことから長期債利回りが低下。ドルが全面安の展開となる中ユーロは更に上昇を加速。一目の雲の上限を突き抜け1月24日の高値1.3740を超えて1.3770まで上昇するなど勢いが止まらない。ユーロ自体の買い材料はなくドル売りや円売、そしてユーロポンドの買いなどが底を押し上げている。
ここにきて上昇は一服感が漂う中で今日はNYの午後にFOMC議事録が公開される。
テーパリング継続の内容と同時に緩和政策の継続を打ち出していることから、米長期金利の低下を更に促すことになればドル安が更に進むことになる。
ただ、1.38ドルの大台を試した後は一部で達成感が広がる可能性もあり、その近辺ではロングポジションは一旦手仕舞いしておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.3800(76.4%)~ 1.3725(38.2%)
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[豪ドル円]一目の雲を抜けきれずに反落


朝方公開されたRBA議事録要旨で豪ドルは激しいアップダウンの応酬となった。
要旨では「豪ドルの下落が持続的な均衡ある成長を支援」という内容で初っ端豪ドルは急落。しかし、その後に「政策現状維持が賢明、第4四半期CPIはインフレのサインと伴にノイズ」と発表。インフレ警戒と伴に利下げ効果を見極め当面現状維持という事を好感。また、メンバーの中で豪ドル高に不快感を示したものがいなかったことから豪ドル高を容認するとの見方が強まった。結局豪ドルは対円対ドルで上昇。その後、日銀会合の結果を受け円安が進むとオージー円はこの日の高値となる92円95銭まで上昇した。しかし、その後は利益確定の売りなどに押され、結果的に日銀会合前のレベルまで押し戻されるなど往って来い。一目の雲の上限となる93円を今回も抜けきれずに押し戻された事でオージー円の買いもそろそろ一巡した観もある。NY時間に抜けきれなかった92円60銭付近で頭打ちとなったものの転換線の位置する91円後半では買いが並ぶとみる。
オージー円予想レンジ:92円60銭~91円80銭(転換線)
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