ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-02

[全般]米国市場が世界を牽引

アジア時間に発表された中国2月の製造業PMIが48.3と予想を下回り2か月連続で50を下回ったことで市場リスクが拡大。日本の1月貿易収支も過去最悪の2兆7899億円の赤字となり日経平均は300円余り下落。豪ドルを中心に円高が進みドル円も売りが加速した。
欧州市場でもウクライナの暴動やドイツの2月製造業が予想を下回りユーロが下落し、欧州株式市場も軟調な地合いとなった。
一方、天候悪化で不安が拡大していたNY市場ではこの日好調な地合いを示した。
1月CPIは+0.1%と予想通り安定した動きを示し、2月の製造業PMIが3ポイント上昇し56.7と2010年5月以来の高い水準となった。これを受けNYダウやナスダックが上昇するとともに長期債利回りも上昇。リスク回避の動きが後退したことでドル円・クロス円ともに上昇。中国経済やシャドーバンク問題、日本の貿易赤字拡大など、アジアでは不透明感が拡大。欧州でもウクライナやイタリアなど政治不安などが燻る中で米国の株価上昇などで世界の市場を牽引する格好となっている。
今日の日経株価も米国の上昇に攣られ底堅い動きになるとみられ全般にドルは底堅い動きが期待できる。米国経済は一時的な寒波による落ち込みには警戒感があるものの、中長期でみた力強さへの見通しに変化はないとみられる。
ただ、目先は中国や新興国問題など依然として燻ぶる中で一方向へポジションを偏らせるにはリスクは高く、短期取引に徹しておきたい。



※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]下降トレンドで上値抑えられる

(米ドル円日足)



(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140221_jikanashi.jpg



アジア市場では中国のPMIが予想を下回り2か月連続で景気の判断を示す50を下回り円買いが進んだ。早朝に発表された日本の貿易赤字が過去最悪の結果となったものの、ほぼ織り込み済みという事もあり殆ど反応はみられなかった。貿易赤字拡大は円安を促す要因となるが、全般にドル売りが強まる中で買いサイドは慎重な動きが目立った。
一方、NY市場では悪天候の影響が懸念された2月の製造業が予想以上の上昇を示したことで市場はリスク回避の動きが後退。株価が上昇し債券利回りも上昇。これまでのドル安からドル高に転じた。101円台に沈んだドル円も再び102円台に押し戻されるなど102円を挟んで方向感の乏しい動きが続いている。
日足ではボリンジャーや下降トレンドラインに上値を抑えられていることから、101円ミドル付近では戻し売りを狙っていきたい。

ドル円予想レンジ: 102円50銭~101円70銭


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[ユーロ円]ECBとFRB金融政策の違い

(ユーロ円日足)



(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20140221_jikanashi.jpg



中国PMIが予想を下回ったことからドル円が軟調な地合いとなったことでユーロ円はじりじりと下落。欧州市場が始まりドイツの2月製造業PMIも54.7と予想の56.3を下回ったことから140円を割り込んだ。その後ウクライナの暴動により議会が全員避難したことなどの報道で更に下落。この日の安値となる139円16銭まで売り込まれた。
その後は売られ過ぎからの買い戻しが入りNY時間には下落前のレベルまで戻る往って来い。その後も堅調な米国株式市場に助けられ底堅い動きで引けた。
しかし、日足、時間足ともに下降トレンドラインを依然下回っていることから戻しの上値は重い。来月のECB理事会では依然として追加緩和への思惑が残りFRBとの金融政策のギャップはユーロの重石となる。


ユーロ円予想レンジ:140円60銭~139円70銭


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[豪ドル円]92円を中心としたボックスレンジ

(豪ドル円日足)



(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20140221_jikanashi.jpg


中国1月製造業PMIが48.3と予想を下回り2ヵ月連続で景気の分かれ目である50を下回ったことからオージー円は一気に1円近く下落。上海総合指数や日経平均などアジア市場全般にリスク回避の動きが強まったことで豪ドルは対円対ドルともに売りが強まった。しかし、欧州市場にかけては買戻しの動きが活発となり窓を埋めるなど底堅さが目立った。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったことで一旦は押し戻された。しかし、その後の堅調なNY株式市場によるリスクオンからの円売りが強まり結果的にオージー円は下落前のレベルまで押し戻されるなど往って来い。
結局、長い下髭を伸ばしたことから底値の堅さを確認。しかし、積極的な買い材料があるわけではなくここからの買いは難しい。
当面は93円から91円のレンジ相場が続くとみられデイトレードに徹したい。

オージー円予想レンジ:92円40銭~91円50銭



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