ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[ユーロ米ドル]強気ムード一変、調整の売り継続

(ユーロ米ドル日足)


1.4ドルを超える勢いで三日連続上昇していたユーロドルだがFOMCでそれが一変した。米国ゼロ金利解除時期が予想以上に早まるとの見方から米長期金利が上昇しユーロは対ドルで100ポイント余り下落した。下げの速度が早すぎて目先のユーロロングポジションはまだ完全にはけたようには見えない。
3月13日にドラギECB総裁がユーロ高けん制発言をした時がやはり1.4ドル手前の1.39ミドル近辺。今回は1.4ドルに乗せるかと思われた矢先で押し戻されたことで目先1.3ドル後半はかなり重くなった。
上昇チャネルの下限でもあり一目の基準線、そしてフィボナッチ38.2%戻しのレベルと重なる1.3780付近が強いサポートとして意識される。目先、このレベルを試しに行き、底堅さが確認できるか注目。


ユーロドル予想レンジ:1.3860~1.3780(38.2%、基準線)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)


0.9140付近は3月に入り三度目のトライとなったが結果的に押し戻された。0.9150でも昨年の11月と12月にも上値を抑えられたことから、このレベル手前では強いレジスタンスとして意識されていた。昨日もFOMCを前に上値が少しずつ切り下げる動きが続いていた。結果的に、FOMCでドル長期金利が一気に上昇に転じたことで積み上がった豪ドルロングの投げを誘った。0.90ミドル付近で一旦は下げ止まったものの、そこから更に損切と見らえる売りが強まり0.9020まで下落。ほぼ売りは一巡したとみるが、NYの安値を再度試しに行く可能性が高い。米長期金利の上昇はややオーバーシュート気味であったことから豪ドルもそろそろ底に近いとみる。上昇トレンドは継続する中で0.9ドル付近の底値の堅さを確認したら買いを入れておきたい。


豪ドルドル予想レンジ: 0.9065~0.9000(61.8%)





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[全般]堅調な欧米株式市場が防波堤に

東京市場では堅調な日経株価に支えられてドル円クロス円ともに高値圏での底堅い動きが続いた。しかし、その後プーチン大統領がクリミアのロシア編入は妥当とし、編入を求めたとの報道で再び地政学的リスクが高まると円買いの動きが強まった。
その後、欧州タイムでプーチン大統領がロシアはウクライナの更なる分割を望まないと発言。これを受けリスクは後退。円売りが進んだ。ところが、その直後にロシア軍がクリミア首都のウクライナ軍事基地に発砲し、ウクライナ兵士が一人死亡したとの一部報道を受け再びリスクが高まった。
為替市場はプーチン大統領の言動で振り回される状況が続くなかで欧米株式市場は活況を呈している。
この日発表された米2月CPIは予想通りではあったものの、住宅着工件数は予想を下回った。一方、住宅許可件数は予想を上回った。株式市場はウクライナ情勢を無視した格好で好材料に反応しやすい状況。
米国経済改善への期待は強く、地政学的リスクなどがあっても米国株式市場が為替市場にとっても防波堤になっている。
結果的に為替市場では日中の激しい乱高下はあってもドル円クロス円ともにレンジ内での動きが続いている。
今日はFOMC会合でテーパリングの継続が予想され、市場はほぼ織り込み済みだ。一方、失業率やインフレに関するフォワードガイダンスの変更に注目が集まる。ガイダンスの見直し自体は緩和政策の継続を示すもので、もし変更がなければ株価が一時的に下落する可能性もある。しかし、今の株式市場の動きをみると強気の姿勢が目立つ中で市場への影響は限定的と見る。





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[米ドル円]ロシアに翻弄される

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


ロシアのプーチン大統領の一言でドル円は上下に激しく揺さぶられるなど不安定な動きが続いている。
東京市場では地政学的リスクの後退による前日の堅調なNY株式市場の流れを受け上昇。ドル円も101円88銭まで上昇するなど底堅い動きで始まった。しかし、東京市場が終了後プーチン大統領のクリミアのロシア編入の承認を求めたとの報道で再びリスクオフの動きが広まった。その後もプーチン大統領の発言で為替市場は一喜一憂。ドル円クロス円ともに荒っぽい動きが目立った。しかし、結果は101円台でのボックスレンジを抜け出ることはなかった。米株式市場の堅調な動きが安心感を与えていると思われる。
もし、株価が大きく下落するようであればドル円はレンジの下限となる101円を割り込むことになるだろう。今年の安値となる100円74銭を下回るようであれば100円前半までの下落も視野に入る。今日のFOMCの後の株価の動向に注目したい。


ドル円予想レンジ101円80銭~101円00銭(BB下限)





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[ポンド円]下降トレンド継続

(ポンド円日足)


(ポンド円時間足)


一旦は和らいだと思われたウクライナ情勢だったが、プーチン大統領がロシアのクリミア編入を求めたことや、クリミアのウクライナ軍人が射殺されたことなどから再び混とんとした状況に戻った。上昇しかけたポンド円も結局昨日は前日の167円92銭を下回る167円75銭まで下落。その後は買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いている。
未明にはBOEのカーニー総裁が「当面低金利が続く」とし、利上げは限定的で段階的になるとの見通しを示した。最終的に利上期待によるポンドの上昇は継続するとみるが、目先は下落リスクが燻る。一目の雲の下限で一先ず下げ止まったものの時間足での下降トレンドラインが上値を抑えている。下限のすぐ下には61.8%戻しとなる101円50銭もあり、このレベルでサポートされるのであれば雲の上限付近までの戻しが期待できそうだ。
日中は上下に1円近く動くことからロングでもショートでも利食いをしっかりと欲張らずに入れておきたい。


ポンド円予想レンジ:169円30銭(雲の上限)~167円50銭(61.8%)





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[豪ドル円]NY株価が下支え

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)


東京市場では日経株価の上昇などから豪ドル円は92円後半まで上昇するなど底堅い動きが続いた。しかし、クリミア情勢の地政学的リスクが再び高まったことで欧州時間に91円91銭まで下落。その後NY市場にかけて豪ドルは対ドルで買いが強まり、今年高値となる0.9137ドルまで上昇した。NY株式市場の堅調な動きと米長期金利の低下に支えられた。
NY株式市場の動向が今の豪ドルには大きな影響を与える要因となっている。
今日のFOMCでフォワードガイダンスの変更がないとすれば株価が下落し長期債利回りは上昇に転じることになるだろう。そうなれば、豪ドル円は下値を試す展開が予想される。
時間足の下降トレンドに一旦は戻したもののもみ合いに入っている。直近の92円75銭付近でダブルトップの形も見られるだけに、下値リスクに注意したい。


豪ドル円予想レンジ:92円90銭(61.8%)~91円90銭





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[全般]リスク後退から次はFOMCへ注目集まる

週明けアジア市場ではクリミア住民投票でロシアへの編入が承認されたことから欧米の更なる制裁措置により米ロ関係への懸念が高まった。しかし、既に先週末に売りが一巡したこともあり、日経平均株価も小幅な下落にとどまり、ドル円も安心感からの買い戻しの動きが目立った。
欧米市場では株価が軒並み上昇に転じた。欧米の具体的な制裁措置が出されなかったことで軍事衝突など最悪な状況は回避されたとの見方もあり市場のリスクオフの動きが後退。
NY時間に発表されたNY連銀製造業景況指数は予想を下回ったものの市場の反応は見られなかった。一方、米2月鉱工業生産が+0.6%と予想の+0.2%を大きく上回ったことで株価は上昇。悪い材料には反応せず好材料だけに反応するといったリスクオン特有の動きとなっている。
ウクライナ情勢は依然として燻るものの、結果は想定内ということから一先ずリスク回避の動きは後退。市場は今日から始まるFOMCに注目が集まっている。
テーパリングの100億ドルというペースはそのまま継続することは既に織り込まれており、注目はフォワードガイダンスに集まる。6.5%の失業率目標は変更されることはほぼ間違いなく、今後ゼロ金利解除の目安となる指標などが明らかになるだろう。ただ、結果的にこのような動きは市場に緩和政策の長期化を示すもので、株式にとってはプラス材料になる。一方、長期金利は上昇に転じることになるが今の為替市場では金利よりも株価からの影響が大きく、円安材料となりそうだ。
ただ、今後もロシアのウクライナへの軍事行動の可能性が残ることから不安定な動きが続くことになりそうだ。





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[米ドル円]最悪な状況は回避され円高修正も一服

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


クリミアがロシアへの編入を承認したことで懸念された欧米の制裁措置も具体的なものがみられず、軍事行動という最悪な状況は回避された。
一先ず最悪期は脱したことで先週末にかけて強まった円高の動きは収まりその巻き戻しの動きが昨日は目立った。NY株式市場が大幅高となったことで今日の東京市場では日経平均の上昇がドル円をもう一段押し上げる可能性が高い。ただ、今回の動きはあくまで巻き戻しの動きであり積極的な買いにはつながらない。時間足を見るとソーサーボトムを形成しており、この特徴としては上昇前にここからはしばらく横這いになりやすい。
上値の目安としては時間足のフィボナッチ38.2%戻しでもあり日足ボリンジャーバンド中心線となる102円20銭が意識される。


ドル円予想レンジ102円30銭(BB)~101円50銭





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[ユーロ円]ウクライナ危機によるユーロ回避の動きも一巡

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)


クリミア住民投票でロシア編入承認が確定。ロシア大統領も国家として認める署名をしたことで、欧米は更なる制裁措置を実施すると発表。しかし、軍事行動といった最悪な状況は今のところ見られず市場には安心感が広がった。噂で売って事実で買うといった格言通り、先週のポジションの巻き戻しが断続的にみられた。先週はロシアやその周辺国から資金がユーロにシフトする動きが目立った。その資金は今のところユーロから戻る気配は見られない。しかし、今後のウクライナ情勢に大きな変化がなければじりじりと資金がロシアへ還流する動きが強まるだろう。対ドルでも1.4ドル手前で欧州からのけん制発言がみられただけに、今のところ上値は限定的と見る。ただ、一目の雲の上に出たことや中期の上昇チャネルは継続している。
今日はもう一段上値を試す展開が予想され、141円前半では買いを入れておきたい。


ユーロ円予想レンジ:142円20銭~141円20銭[基準線]





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[豪ドル円]利益確定の売りに注意

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)


週明けの東京市場ではクリミア選挙の結果を受けもう一段の下落が強まると思われが、むしろ材料出尽くし感から買いが強まった。人民元の変動幅拡大による影響が懸念された上海総合指数も上昇するなどリスクオンの動きから主要通貨の中でも豪ドルが特に上昇。対ドル対円で纏まった買いが入った模様。ただ、ウクライナ危機が去ったわけではなく先週の下落に対する調整の動きが終われば再び売りが強まる可能性が残る。
最近の豪ドルは米国株式市場の動きに影響されやすくなっており、明日のFOMCで緩和政策の継続が確認されるようであれば、もう一段の上昇が見込まれる。
今日は調整の買いも一服したことで、93円手前では利益確定の売りが出やすいので高値買いに注意したい。


豪ドル円予想レンジ:92円80銭~92円00銭





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[全般]リスクがピークに達した後

緊迫したウクライナ危機を迎えるのか。今週は欧米のロシアに対する制裁次第でピークを迎える可能性が高まる中で注目のFOMCが開催される。
一旦は危機が後退したかと思われたウクライナ情勢が再び過熱する中で、先週はリスク回避の動きから円が全面高となった。16日のクリミア住民投票が実施されロシアに編入することになれば欧米による更なる経済制裁が実施される。もし、回避されるようであれば一気に円売りの動きが加速することになるが、今のところその可能性は極めて低い。
17日の制裁内容次第で危機感はピークに達することになり、ドル円クロス円ともにもう一段の円高が進む可能性は高い。ただし、市場は一旦ピークを迎えた後は好材料に反応しやすくなる。
先週発表された2月の米国小売売上高は予想を上回るもので前週の雇用統計の結果も含め米国景気改善の動きが明確になってきた。新規失業保険申請件数も3か月ぶりの低水準となるなど雇用の改善も見られた。今週開催されるFOMCではウクライナ情勢による影響を懸念する声も聞かれるが、それで金融政策が左右されることはないだろう。
失業率目標の撤廃などフォワードガイダンスの変更が行われるとみられるが、市場へのインパクトは低い。粛々とテーパリングは継続することになれば寧ろリスクオンにより円高から円安へと変化するきっかけになる可能性もある。
ウクライナだけではなく中国金融不安も重なり市場のリスク懸念は継続されるものの、その度合いにはサイクルがある。
最終的に米国経済がこれらの危機に対する防波堤の役を担うことからNY株式市場の動きが今週も注目される。
週初にリスクがピークを迎えた後の反動の動きは絶好のチャンスでもあり逃さないようにしたい。





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[米ドル円]100円割れも念頭に

(米ドル円日足)


17日の欧米の制裁がどの程度のものか、そのロシアの対応次第でウクライナ危機によるリスク回避の動きはピークに達する可能性がある。軍事衝突など最悪な状況は回避されるとしても、ロシア経済の悪化は避けられず、リスクオフによる円買いが更に進む可能性は高い。テクニカル的にみると昨年中旬から末にかけて三角保ち合いが続き、その保ち合いが離れる安値98円から年初の高値105円45銭を結んだ61.8%戻しが100円80銭になる。このレベルは2月初旬に三回跳ね返されたこともありかなり強いサポートになるため101円割れには実需も含め買いが並ぶと思われる。
もし、このレベルを下回るようであれば損切を巻き込み100円割れを試す可能性が高まる。ウクライナ情勢次第では一気に下押しが強まることから要注意だ。レベル感で買いを入れるのではなく、底値を確認するまで買いは控えておきたい。
ただし、この様な地政学的リスクは長く続くことはなく、いずれ市場が織り込めばその反動は必ずくる。そのチャンスを逃さないようにしたい。


ドル円予想レンジ102円40銭~99円70銭(76.4%戻し)





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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ユーロ高けん制発言も限定的

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)


先週のユーロはウクライナ危機によるリスク回避のユーロ円が強まる中で、ドラギ総裁やフランス首相などからユーロ高けん制発言が飛び出し更に下落を加速させた。しかし、下落後ユーロは対ドルでは上昇に転じている。それだけ、ユーロ買いの動きが強いことを示すものだ。先週は俄かロングが投げさせられたこともあり上値の抵抗はそれほど強くないとみてよい。ウクライナ危機によりロシアからの資源が滞るなどユーロにとってネガティブ材料でもあるが、新興国通貨等からマネーの還流など諸刃の剣となる。
ユーロ高へのけん制発言が出たことで対ドルでは1.4ドルレベルが目先の天井として意識されるため、今週は大きな上昇はないとみる。対円では直近の上昇トレンドラインが支える50%戻しの140円付近は強いサポートになる。もし、ウクライナ危機が高まれば一時的にドル円の下落によりこのレベルを割り込む可能性もある。その時は61.8%戻しとなる139円前半を目指す可能性が高い。
長期の上昇トレンドラインを下回らない限り調整の売りと見てよいだろう。


ユーロ円予想レンジ:142円30銭~139円10銭(61.8%)





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[豪ドル円/豪ドル米ドル]買いのチャンスは見逃さない

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)


荒っぽい動きが続いている。先週発表された豪州の貿易収支や雇用統計は予想を上回る好調な結果となり、発表後は大きく上昇。しかし、緊迫したウクライナ情勢によりリスクオフからの円買いが強まるなか、豪ドル円は7日連続で陰線が続いた。しかし、対ドルでは一目の雲から抜け出し三日連続で陽線が出ている。結果的に上昇に転じるにはドル円次第ということになる。それはイコールウクライナ情勢次第ということにもなる。
一目の雲の上限が91円30銭で今週いっぱい横這いに入る。来週初めには雲のねじれがみられ、その前後が変化日になるか注目される。
変化するとすればウクライナ情勢が落ち着き買戻しの動きが入る時だ。17日の欧米諸国によるロシアへの制裁措置次第では雲の下限近くまで下落する可能性がある。しかし、下げ止まりが確認されたところで買いを入れていきたい。


豪ドル円予想レンジ:93円50銭~90円60銭( 61.8%、雲の下限)





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[全般]好材料から一転してリスク回避

NY市場では好調な米経済指標を受け円売りが強まった直後、一転して急速にリスクオフによる円買いが加速するなど、一日で流れが大きく変わった。
アジア市場では早朝に発表されたRBNZの利上げを実施。主要国の中で真っ先に利上げに踏み切った。また、豪州雇用統計の予想以上の増加を好感し豪ドル円中心にクロス円が全般に底堅い動きがみられた。その後発表された中国鉱工業生産や小売売上が予想を下回るなど景気減速を示したが、市場のセンチメントが強気に傾く中で影響は限定的となった。
また、NY市場が始まり米国小売売上が+0.3%と予想の+0.2%を上回り、前週の雇用統計同様悪天候の影響は見られなかった。また、新規失業保険申請件数も減少するなど市場は楽観的なムードが強まる中で株価は上昇。リスクオンの動きが更に強まった。
しかし、クリミア国民投票を16日に控え欧州市場では警戒感が広がる中で徐々に利食い売りが散見。その後、ウクライナ国境で飛行機がロシアの武装車両から攻撃を受けたといったニュースで一気に緊張が高まった。それまでは注目されなかった中国経済減速懸念へも市場は意識し始めるなど、後講釈的に売りを誘った。
また、リスクオフの動きが拡大する中で、ECBドラギ総裁が実質金利差からユーロの下落を示唆したことでユーロ円を中心に更にクロス円の売りを促した。
結果的に株価が暴落状態となり長期債利回りは低下。一気にリスクオフの動きが強まりドル円は101円台、クロス円も大幅下落となった。クリミアで国民投票が行われれば17日に欧米がロシアに対し重大な措置を講じるとしたことで、今日もリスクオフの動きが更に強まり円買いの動きは継続するだろう。
押し目を買いたいところだが、リスクは高く打診的な買いにとどめたい。





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[米ドル円]週末越えのポジションはリスク

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


アジア市場では下げ止まりを見せていたドル円もNY市場に入り一転。一気にリスクオフの動きが強まり目先のロングを巻き込んで101円ミドル付近まで下落した。
先週の雇用統計の結果を受け米国景気改善への期待が盛り上がってきたところだけに、全く予想外の展開といってよいだろう。特に、昨日のNY時間に発表された好調な小売売上で安心感が広がり買いが強まった後だけに、カウンターパンチを食らったようなものだ。
ウクライナ情勢を巡り週末のクリミア国民投票結果次第では来週更に市場が混乱する可能性残る。そんな中で週末越えのドル円ロングはあまりにリスクが高すぎる。
今日のところは日足の三角保ち合いの下限で下げ止まるとみる。日中のデイトレに徹しておきたい。


ドル円予想レンジ102円50銭(50%)~101円20銭(3月3日安値)





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[ユーロ円]リスク回避とドラギ総裁発言で

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)


アジアから欧州市場にかけてユーロ円は底堅い動きが続いた。また、NY時間に発表された米小売売上など好調な結果となったことも買いを強めた。しかし、アジア市場で付けた高値143円40銭を超えられなかったことで利益確定の売りが散見。その後、ウクライナでロシアが飛行機を攻撃したといった報道などが飛び交うと一気にリスクが高まり円買いの動きが強まった。また、その後ドラギ総裁が「必要ならさらなる断固とした行動をとる用意がある」「ユーロ圏外との実質的金利差は縮小する見通し」とこれまでの発言を踏襲。しかし「ユーロ圏外との実質金利差は縮小する見通しであり、為替下押し圧力となる」と為替にも言及したことでユーロ売りは更に加速した。今回の下げで目先のユーロロングの投げを誘ったことで売りはほぼ一巡。ここからの売りはむしろユーロショートメークになりやすく、底値は近いとみる。
中期の上昇トレンドを下回らない限り上昇は継続。


ユーロ円予想レンジ:142円00銭~140円00銭(50%)





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[豪ドル円]リスク回避の収まるまでは買い控え

(豪ドル円日足)


(豪ドル円30分足)


朝方発表の豪州雇用統計で雇用者数が+4万7300人と予想の1.5万人を大きく上回り豪ドルは一気に上昇。そのまま高止まりかと思われた。しかし、午後に入り中国小売売上や鉱工業生産が予想を大きく下回り中国景気減速懸念が高まった。豪ドル円は結局雇用統計で上昇する前のレベルまで押し戻された。ただ、RBNZの利上げでNZランドドルが底堅く推移する中で豪ドルも攣られて底堅い動きが続いた。
NY市場でも好調な米経済指標に支えられ買いが強まると東京時間に付けた高値を超え本格的な上昇の始まりといった雰囲気が漂っていた。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化や中国の景気減速懸念などから市場のセンチメントは一転。リスク回避の動きが強まると一斉にロングの投げが始まった。
来週の欧米の制裁が実施されるかどうかは今週末のクリミア選挙次第ということから、このリスクが後退するまでは買いを控えたい。
ただし、豪州経済自体は底堅いことから、最終的に買いの意欲は強く来週は押し目を拾うチャンスが訪れるとみる。


豪ドル円予想レンジ:92円50銭~91円10銭





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[全般]リスク回避の動きもそろそろ終盤

前日に引き続き緊迫化するウクライナ問題や中国金融不安などを背景にリスク回避からの円高が進んでいる。
アジア市場では前日の流れを継いで日経平均株価は軟調な地合いで始まるとドル円も上値の重い展開で始まった。特に、銅の急落により資源国通貨の売りが目立ったが、欧州市場に入ると下げも一服。NY市場ではクロス円を中心に下げ止まり感からショートの買い戻しの動きも見られた。
明日14日のフィッシャー新FRB副議長の公聴会証言原稿が公表された。副議長は失業率が依然高すぎることから拡張的な金融緩和継続の必要性を強調した。タカ派と目されていただけに、市場は緩和継続期待から債券利回りは低下。株価も下げ幅を縮小するなどややリスク回避の動きは後退。しかし、クリミアのロシア編入に対しG7が更なる制裁発動をする可能性が高く、混乱は続く。また、中国発の銅価格下落の動きも収まらない。
また、この日は要人発言が多く、そのたびに市場は一喜一憂の動きがみられるなど神経質な展開となっている。特に、目立った材料がないだけに市場は振れやすいものの、そろそろリスクへの過敏な動きも終盤に近付いているとみる。
今日は今週最も注目される経済指標の2月米小売売上が発表される。先週の米雇用統計では悪天候の影響を然程受けていないことから、今回ももし予想を上回るようであれば株価の上昇につながるだろう。また、フィッシャー新FRB副総裁の公聴会では既に内容は伝わっているものの、株価にとってはプラス材料で反応するだろう。
先週の雇用統計発表でドル円やクロス円はレンジの上値を試した。その後は再びリスク懸念による下値探りに入った。下げ幅が縮小し始めるようであれば、そろそろアンカー役の米国経済へと焦点が移り始めることになりそうだ。





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[米ドル円]軟調な株価動向から下落リスク燻る

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


昨日のNY市場ではNYダウは三日連続の下落となり今日の日経平均は軟調な地合いで始まると予想される。また、米長期金利も低下しドルも上値が重くドル円の下落は継続するとみる。ただ、ウクライナ問題も16日までは手詰まりかんもありこう着状態となりそうだ。
リスク回避の動きもそろそろ市場は織り込み始めていることから、下げもそろそろ終盤に近いとみる。フィボナッチの半値戻しとなる102円50銭手前で昨日は下げ止まったものの、まだ下げ止まり感はない。次のサポートはボリンジャーバンドの中心線102円40銭付近と、その下の61.8%戻しとなる102円20銭が意識される。


ドル円予想レンジ:103円10銭~102円40銭(BB)





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[ユーロ円]ドラギ総裁発言に注目

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)


アジアから欧州市場にかけて下げが加速したユーロ円もNY市場では買戻しが入り行って来いとなった。
この日はECB関連の発言が相次ぎ、相場は混とんとした動きが続いたが最後は買い戻されて終わった。
ユーロ下落のきっかけとなったのはECBのコンスタンシオ副議長が先日のECB理事会で市場が誤解したことに不満を示したことだ。ECBは利上げやQEが可能と発言を受けユーロ売りが強まった。ところが、欧州市場になるとドイツ財務相が「ドイツにとって今の金利水準は低すぎる」と発言。また、ブラードECB専務理事も「必要と判断すれば行動するがまだその時ではない」としたことでユーロ買いを促した。
また、欧州時間に買収がらみによるユーロポンドの纏まった買いが入りレジスタンスを上抜いたこともユーロをサポートする要因とみられる。
いずれにしても、想定以上に高値圏に達したユーロだけに、下落リスクが燻る中でいろいろな発言で反応しやすい状況は変わらない。
明日の朝4時頃にはドラギ総裁の講演がある。ユーロのレベルに懸念を示すようであれば昨日の安値を再び試しに行くだろう。


ユーロ円予想レンジ:143円10銭~142円00銭(日足23.6%、時間足38.2%)





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[NZドル円]更なる追加緩和期待

(NZドル円月足)


(NZドル円時間足)


早朝に開かれたRBNZ 政策会合では政策金利を0.25%引き上げ2.75%にすることで決定。
予想通りということで一旦は売りも見られたがその後は買いが強まっている。薄商いの中ということでやや過剰気味に反応した模様。RBNZウイラー総裁はインフレ目標を1.5%から1.9%に引き上げ、年内に更に1.25%引き上げる可能性を示唆。NZランドは87円60銭まで上昇しそのまま高止まりしている。
ただ、利上げにもかかわらず3月7日に付けた高値88円には届いていない。
ウクライナ情勢や中国金融不安が燻る中で、もう一段の買いを入れるのには不安が残る。
また、銅の急落などから豪ドルの下落が続いていることも足枷になる。
今日は豪州雇用統計がこの後発表され、午後には中国鉱工業生産と小売売上の発表も控える。更に、米国でも注目の小売売上が発表され、株式市場の動向次第では振り落とされるリスクが残る。
ただ、リスク回避の動きが収まれば金利差からの長期的な買いはいずれ必ず入ることになる。


NZドル円予想レンジ:88円00銭~87円00銭(61.8%)





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[全般]中国やウクライナへの警戒感から円買戻し強まる

海外では特に目立った材料は見られなかったものの、それだけに中国やウクライナへの警戒感が強まりリスクオフの動きから円高が進んだ。
東京市場では日銀会合への注目度が高く、一部では成長率の下方修正に伴い追加緩和への期待が高まった。しかし、日銀金融政策は現状維持となり、黒田総裁発言もこれまでの内容を踏襲するもので目新しさに欠けた。結局、市場の反応は限定的となり、株価は上昇したもののドル円クロス円ともに横這いが続いた。
NY市場では前日に引き続き株価は軟調な地合いで始まった。米雇用統計が予想を上回ったものの、市場は米国実態経済の強さが本当なのか計りかねているように株価がずるずると下落。また、先週末に中国の社債が初めてデフォルトに陥ったことや、クリミア独立宣言などへの懸念がリスクオフの動きを加速。銅価格が急落するなどコモディティーの下落により豪ドルやカナダドルといった資源国通貨の売りが目立つ。
リスクオフにより安全通貨のドルや円が買われることからドル円の下落速度が緩やかな一方で、クロス円の下落幅が拡大。
先週からのクロス円の上昇に対する調整的な売りも加わるなか、南アランドの下落など新興国通貨への懸念も加わり始めている。
今日も特に目立った材料がないだけに、この流れは今日も継続するとみてよいだろう。





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[米ドル円]軟調なNY市場につられもう一段の円高も

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


日銀決定会合は予想通り据え置きとなり黒田総裁発言にも新味はなく反応も限定的となった。欧州市場に入ってもドル円クロス円ともに特に目立った動きは見られなかった。
NY市場に向けてクロス円が底堅い動きを見せたものの、NYダウが下げに転じるとドル円はクロス円の下落に押されて103円を割り込み102円86銭まで下落。103円を挟んで引けてきた。今日の日経平均株価はNYの下落に伴い軟調な地合いで始まるとみられ、ドル円はもう一段下値を探る展開が予想される。しかし、リスクオフの動きはドルも同時に買われやすく下値は限定的となりそうだ。
一目の雲のねじれでドル円は変化日になるとの見方もあったが、大きな変化は見られなかった。大きな三角保ち合いの中で調整的な売りがどこまで続くか、レンジの下限を試される。


ドル円予想レンジ:103円30銭~102円50銭(50%)





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[ユーロポンド]ユーロポンドは反転の兆し

(ユーロポンド日足)


(ユーロポンド時間足)


先週のECB理事会では期待された追加緩和が実施されなかったことからユーロは対ドル対円、そして対ポンドで大きく上昇した。一方、BOEでは利上げ観測に目新しい材料がなかったことでECBとBOEの金融政策の違いから売りが続いたユーロポンドの買戻しが強まった。ユーロポンドの下落チャネルは昨年8月から5か月余り続いたが、ここにきて横ばいに転じてボックスレンジに入ったとみられる。そのボックスの上限とみる0.8350の手前0.8346付近で今週に入り2度上値を抑えられた。このレベルを超えられなかったことでそろそろ今日あたりからポジションの巻き戻しが入る可能性が高いとみる。下値目標は50%戻しとなる0.8300付近。反対に、もし上限を上抜けするようであれば長期の下落チャネルが上昇チャネルに変わるサインと見る。


ユーロポンド予想レンジ:0.8350~0.8300





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[豪ドル円]上昇後の調整売り圧力残る

(豪ドル円日足)


朝方発表された豪州2月企業景況感指数が0と前月の+5を大きく下回った。これを受け豪ドル売りがみられたが下値は限定的となった。
先週中国では初めて社債がデフォルトに陥ったことで上昇から下落に転じたものの、アジア市場での反応は限られ、寧ろ豪ドルは底堅い動きが続いた。欧州市場にかけても大きな動きはなくこのまま底堅い動きが続くかと思われたがNY市場で一転。中国の金融市場への懸念やクリミアの独立宣言を受けウクライナ情勢が再び緊張する可能性などからリスクオフの動きが強まった。また、中国で銅を輸入し人民元に変え利ざや商品を買う動きがあり、銅価格が大きく下落したことも豪ドル売りを促した。
この動きはやっと上昇に転じた豪ドルに水を差すもので、少なくとも買い手は手控えることになりそうだ。
ボリンジャーバンドが92円10銭付近に位置することからこのレベルでは一時的に下げ止まるとみるが、チャート上ではローソク足の陰線が拡大しており、もう一段下値を探る展開がありそうだ。


豪ドル円予想レンジ: 92円80銭~91円80銭(61.8%)





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[全般]米国雇用統計改善でも市場は盛り上がらず

好調な米雇用統計の結果を受けても一時的な動きで終わり、市場の盛り上がりは欠けた。
中国景気指標やウクライナ情勢などへの懸念を抱えながら市場は米国経済動向を見極めようとする動きからこう着状態が続いている。
週末発表された2月の中国貿易収支が予想された145億ドルの黒字から230億ドルの赤字に大きく悪化。これを受け週明け東京市場では上海株価も含めたアジア株全般に売りが強まりドル円は上値の重い展開で始まった。米雇用統計発表後に大きく上昇したものの、一時的な盛り上がりで終わったことになる。欧州やNY株式市場も冴えない動きとなり市場のセンチメントは多少リスクオフの動きの方が強まった。
今週は特に材料がない中、今日は日銀決定会合があり黒田総裁に対する追加緩和への期待が燻る。しかし、ウクライナ情勢への懸念が後退しドル円や日経平均が底堅さを示す中でこの時点で早急に追加緩和を実施する必要性は見られない。少しでも期待が高まるようであれば、黒田総裁の記者会見後に円買いが進む可能性が高い。それでも、こう着状態を打ち破る程のものはなく、全般に時間調整に入った可能性が高い。
市場は米国景気改善が今後も継続されるかどうかを見極めるまでは、個別の通貨単位で短期的な動きが活発になりそうだ。
それでも市場の経常赤字拡大を背景とした中長期的な円安傾向への見方に変わりはなく、クロス円などは押し目で買いが強まりそうだ。



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[米ドル円]日銀会合への期待と失望

(米ドル円日足)


(米ドル円30分足)


先週発表の米雇用統計が予想以上に好調な結果となりドル円は103円70銭台まで上昇。しかし、ショートが一気に切らされたことからその後は上値の重い展開が続いている。週明け東京市場では中国経済指標の悪化を受けアジアの株式市場が全般に冴えない動きとなったことでドル円は上値の重い展開が続いた。しかし、先週の雇用統計発表直前のレベル102円90銭を下回ることはなかった。ドル円の底は確実に切り上がったことは確かだが、上値を試すにはエネルギー不足とみられる。今日は一目の雲のねじれが生じるが、先週末に既に変化したことで寧ろ調整の売りが頭を抑える。雲の上限は来月まで103円付近でこう着する動きを示唆している。目先は先週末の高値103円76銭を天井に103円を挟んだもみ合い継続とみる。


ドル円予想レンジ:103円60銭~102円95銭



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[ユーロ円]高いユーロレベルへの懸念

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)


先週のユーロ円はECB理事会で追加緩和期待が後退したことでレンジの上限を上抜けて1月初旬のレベルまで上昇。対ドルでは今年最高値を更新するなど、買いの強さが目立った。
そこまで買う材料はないものの、資金の行き場が限られる中でユーロ選好の動きが強まる。
昨日はM&Aがらみユーロポンドの纏まった買いが散見されるなど、多通貨からの乗り換えも目立つ。ただ、昨日はラウテンシュレーガーECB理事が{ECBはマイナス金利など、さらなる行動の余地がある}と発言。市場の反応は限られたものの、この様な発言が出るということはユーロレベルが危険水域に入った可能性があり注意したい。
日足を見ると上抜けした後の押し所謂リターンムーブが始まるような形がみられ、上に行くにしても一旦は下押しがありそうだ。


ユーロ円予想レンジ:143円60銭~142円70銭(23.6%)




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[豪ドル円]上昇後の調整売り圧力残る

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)


中国2月の貿易収支が予想を大きく下回ったことから日経平均や上海総合指数が軟調な地合いとなった。豪ドルも上値の重い展開で始まったが欧米市場では下げも限定的。93円割れでは新規と思われる買いがみられた。ドル円の上昇期待からの豪ドル円ストレートの買いが先週は見られたが、そのドル円も頭を押さえられている。日足を見ると緩やかな下落トレンドのラインを再び下回っている。日足も売りサインとなる宵の明星の後に小幅だが陰線が続いた。30分足でも上昇トレンドを下回るなど目先は上値が抑えられやすい地合いが予想される。大きな下落につながる材料は今のところ見当たらないものの、今日の日銀会合での黒田総裁発言による失望売りに注意したい。


豪ドル円予想レンジ: 93円40銭~92円80銭




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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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