ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[全般]緊迫化したウクライナ情勢と米国経済

週明け東京市場は緊迫化したウクライナ情勢を受けリスク回避の動きから円は全面高でスタート。
ロシアがクリミアに軍事介入する方針を固めたとの報道でドル円やクロス円はオセアニア市場からすでに売りが進んで始まった。日経株価は一時400円余り下落するなど地政学的リスクが高まった。欧米市場でもリスク回避の動きは収まらず更に強まった。
ユーロ圏2月のPMIは53.2と予想の53.0を上回ったが反応は見られず。
NY市場でも注目された2月のISM製造業が53.2とこちらも予想の52.0を上回るなど好調な結果を示したものの、ドル円クロス円ともに上昇場面では逃避的な売りが強まった。
ロシアも国内から資金が急速に流出しルーブルは史上最安値を更新。ロシア中銀は急遽政策金利を5.5%から7.0%へ引き上げるなど国内での混乱も見られた。
ロシアはまだウクライナに対する軍事行動は決定していないが、もし実施した場合に欧米諸国がロシアに対し経済制裁だけではなく更なる行動がみられるかが次のリスクになる。
今日の日本時間正午までにロシアはウクライナ軍に対し投降するよう要求していることから、その時間帯は要注意だ。
今のところ、リスク回避による売りは一巡しつつあるもののウクライナ情報を睨みながらリスク回避の動きは継続。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]異常な状況下での取引

(米ドル円日足)




週明け早朝からすでにドル円は緊迫化したウクライナ情勢を受け下落して始まった。先週末のNY終値101円80銭に対し101円40銭付近まで下落して始まったものの、薄商いのなかで一旦は買い戻しの動きもあった。しかし、日経平均が一時400円余り下落するとクロス円も含めリスク回避の動きは止まらず101円25銭まで下落。欧州市場にかけて買い戻しも見られたが上値は依然重く101円20銭まで再度売り込まれた。
ロシア軍のウクライナへの介入は予想以上に急速な展開となっており、それだけにこのような緊張した状況も欧米の対応次第では意外に早く収まる可能性もある。
下値サポートとしては12月4日に付けた安値100円77銭付近は非常に硬いレベルだ。
しかし、このような異常な状況下での取引では何が起こるか分からない。レベル感で買いを入れたとしてもその日でクローズした方がよさそうだ。


ドル円予想レンジ:101円60銭~100円80銭(今年安値)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]長期上昇トレンド継続

(ユーロ円日足)




ロシア軍のクリミア半島への軍事介入を巡り緊迫した状況下でリスク回避からの円買いが進みユーロ円も下落傾向を強めている。ただ、ロシアンルーブルが史上最安値を付けるなど、一部の資金がユーロに流れているといった見方もある。この日はユーロ圏PMIが予想を上回ったことから本来なら追加緩和期待の後退からユーロ買いにつながるものだが市場は無反応。ドラギ総裁の公聴会でもECB理事会前に特に目立った発言は見られなかった。
ロシア艦隊がウクライナ軍に対し投降を求めたとの報道でユーロ円は139円14銭まで下落したが下げ止まっている。一目の雲の下限を下回り売りの流れは今日も継続するとみる。
ただ、売りも一巡したころでもあり、長期的な上昇トレンドは依然として継続しており、ここからの下げも限定的と見る。


ユーロ円予想レンジ:140円00銭(基準線、2月27日安値)~138円80銭


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]コモディティー価格上昇で豪ドル下支え

(豪ドル円日足)




朝方からリスク回避の動きが強まり豪ドル円は下落で始まった。日経平均が急速に下げたことから一時90円04銭とこれまでのレンジの底とみられた90円ミドルを割り込んだ。しかし、その後の豪ドル円は他の主要通貨と比較して底堅い動きを示した。ウクライナ状況の緊迫化で金や石油などコモディティー価格が軒並上昇したことで資源国通貨はむしろ買いが強まるという動きもみられる。
今日はRBA会合が開かれるが、ウクライナ情勢など不安定要因が新興国通貨の下落につながりかねない。前回の会合では新興国が軒並利上げを行ったこともRBAは政策金利を据え置いた理由として考えられた。今回もこのような状況下で追加利下げを示唆することはないとみる。もし、前回の声明文の内容を踏襲するようであれば豪ドル買いとまではいかなくても、底堅い動きは継続するとみる。


豪ドル円予想レンジ: 91円00銭(先週終値)~90円10銭(61.8%)


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する