[全般]リスクオフからの反動も一巡
東京市場では依然として警戒感が残る中でドル円クロス円ともに上値の重い展開で始まった。一方、豪州の成長率が予想を上回り中国も今年の成長率を7.5%目標と発表。乱高下後に押し戻されて引けた。
しかし、欧州市場に入ると一転。英国非製造業PMIが予想を上回ったことからポンド円でまとまった買いが入ると他のクロス円も追随。カナダ中銀の政策会合を控えカナダ円や豪ドル円でも買いが強まり大きく上昇。これまでのリスクオフからの反動の表れといえそうだ。NY市場ではやや慎重な動きも見られた。全般にリスクオンの動きで始まったものの、この日発表されたADP雇用統計は予想を下回ったことで週末の雇用統計への警戒感が広がった。また、2月ISM非製造業でも51.6と予想の53.5を下回るなど米景気回復期待に陰りがみえた。結局、この日のNYダウはまちまちでほとんど様子見気分が強い中で、安全通貨として買われていた円の売りが特に目立った。
ウクライナ情勢への懸念は残るものの、過度に悲観的になった反動が入ったとみてよい。
ただし、積極的にここからリスク選考の動きが強まるとは思えない。
マーケットは時として行き過ぎる傾向が強い。
一旦はポジションの巻き戻しが一巡した観もあり、ECB会合や米雇用統計を前に利食い売りなどが出やすく慎重な取引で臨みたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]底値確認後の反動も限定的

東京市場では実需の売りなどに抑えられドル円は上値の重い展開が続いた。しかし、欧米市場ではウクライナ情勢への懸念が薄れたことに素直に反応しリスクオンからの円売りが強まった。NY市場にかけてもその勢いは続いたものの、米景気指標の悪化によりNY株式市場は上値が重く慎重な動きが目立った。結果的にドル円は38.2%戻しであり雲の下限でもある102円55銭で上値を抑えられ利食い売りも散見。
ウクライナ情勢でも101円を割り込まなかったことで底値の堅さを確認したドル円だが、それでも積極的に上値を買うほどの勢いは見られない。ボリンジャーバンドの中心線を上に超えたものの2月から続くレンジの上限となる102円後半は依然として上値を抑える。
再度、高値を試す展開が予想されるものの、週末の雇用統計を控え上値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:102円60銭(38.2%)~ 102円10銭
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[ユーロ円]ECB理事会後も下値は限定的

今日開かれるECB理事会で利下げ期待は残るものの、ここにきて予想はまちまちで手の出しにくい状況が続いた。
先週発表されたユーロ圏消費者物価が下げ止まりを示したことでユーロは上昇。それまでの利下げ期待が後退した。昨日発表された中国成長率目標は7.5%と強気の見通しが示された。中国景気の影響を受けやすいユーロ圏にとってはプラス材料となる。ただ、積極的なユーロ買いは見られず、むしろ英国との金融政策の違いがさらに拡大するとの思惑もありユーロポンドでまとまった売りが散見。他の主要通貨に比べて上値の重い展開が目立っている。ECBが小幅利下げを実施したとしても下落幅は限定的と見る。
円との対比から見ると日銀との金融緩和政策は同じ方向を向いていることから、当面はレンジ相場が継続するとみる。
ユーロ円予想レンジ:141円10銭~138円80銭(基準線、50%)
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[豪ドル円]買い戻し一巡


豪州10-12月期GDPが+0.8%と予想の+0.7%を上回り豪ドルは急騰。しかし、92円付近では利食い売りが待ち構えていたことから、むしろ発表前のレベルを下回るなど上値の重さが目立った。ところが、欧米市場に入ると一転して買いが強まった。中国が今年の成長率目標を昨年と同じ7.5%と発表されたことも買い安心感につながった。
アジア市場でロングが売りを出した後だけに買いが入りやすくなった模様。先日のRBA会合で金融政策は適切であるとしたことなども買いを誘った。しかし、依然として本格的な買いは入りにくく、ウクライナ問題回避の反動による買いは一巡したとみている。
パラボリックが92円前半に位置し、結果的に抑えられた。また、このレベルは78.2%戻しでもある。
ドル円が更に103円付近にまで戻せるようであればレジスタンスを超えるとみるが、ドル円も上値の重さが意識される。
中長期的には上昇が見込めるものの、今日は上昇の調整が出やすい。
豪ドル円予想レンジ: 92円15銭(76.4%)~91円40銭(50%)
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