ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[全般]レンジの上方修正

先週はドル円やクロス円のレンジを上抜けしたことでウクライナ危機など燻るリスクを横目に次の上限を探る展開が予想される。
先週は週初ウクライナ危機が緊迫化したことや中国が人民元への大規模介入を実施するなどドル円クロス売りが更に強まった。しかし、ロシア軍の軍事演習が終了し帰投したことや、中国が強気の経済成長目標を示したことから過度な悲観論は後退。
これを機に市場のムードは一転。リスク回避が後退し円が全面安の展開となった。また、週末発表された米2月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大きく上回ったことでドルが上昇。悪天候の影響が懸念されていただけに市場は米国景気改善の力強さが確認された。
NYダウは一時下落に転じ長期金利が上昇するなど、長期的にみたゼロ金利政策解除への見方が強まったといえる。
しかし、ロシアはEUがロシア制裁に踏み切るなら報復措置をとると言及。依然としてリスクが燻るものの、米国景気改善への期待がそれを上回る。
今週は日銀会合が開かれたが、今のところ新たな追加緩和の可能性は低く、円安を加速する材料にはなりにくい。一方、米国では特に注目される経済指標の発表はないもののフィッシャー新FRB副議長の公聴会が開かれる。ハト派のイエレン議長とは異なりタカ派寄りの副議長がフォワードガイダンスや緩和政策の見直しなど、意見の相違がみられるようであれば株価の下落と長期金利上昇を招く。ドルは金利上昇よりも株価の影響を受けやすくドル売りにつながる可能性もある。
しかし、市場の楽観的な見方は強まる中でドル円クロス円ともに新たなレンジの上限を探る展開を予想する。




※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ショートスクイズ中心からロングメークへ

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


ロシアのウクライナからの撤退したことや、強気の中国経済成長見通しから市場はリスク回避の動きは後退。ドル円も結局101円を割り込むことはなく底堅さが確認されたことで上昇に転じた。しかし、ロシアや中国リスクは完全に払拭されたわけではなく上昇に対する懐疑的な見方は残った。そのため、上昇過程でドルショートができやすく、結果的に一目の雲の上限などの節目ごとにショートスクイズが炙り出される動きが目立った。
ドル円は安値から2円50銭余り上昇したものの、全体的にドルロングの偏りはそれほどないとみてよい。今週は押し目買いを狙うなどドルロングメークが強まる週とみる。
日銀会合で追加緩和に対する期待の後退や、ウクライナ情勢の変化などによりドル円が下落するような押し目があれば拾っていきたい。


ドル円予想レンジ:104円40銭(76.4%)~102円50銭 (50%)



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[ユーロ円/ユーロ米ドル]今年高値更新を狙う

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)


ECB会合で政策金利据置きが決定したことで市場の追加緩和期待が後退。また、成長見通しも上方修正されたことからユーロ買いが一気に強まった。一方、米国の雇用統計改善などから景気改善傾向が強まる中で、リスクオンからのクロス円の買いが今週も継続するとみられる。ユーロは対ドルで既に今年最高値を更新するなど、買いの勢いがある。
今週はドル円の底堅さを背景に今年最高値の145円付近を目指す展開が予想される。
ただ、日足のローソク足を見ると高値で十字線が出て宵の明星とはならないまでも上髭が伸びた形が気になる。一旦は利食い売りなど修正の動きには注意したい。

ユーロ円予想レンジ:145円15銭(今年高値)~142円50銭



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[豪ドル円]売りサインの宵の明星

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)


ウクライナ危機後退から始まり、RBAの追加緩和期待の後退、豪州GDP上方修正や貿易収支の黒字拡大などを背景にオージー円は主要通貨の中で最も上昇が目立った。しかし、米雇用統計発表後は利益確定の売りなどに押されてNY市場を引けてきた。
GPIFによるリスク投資の動きが今後期待できることから底堅い動きは今後も継続するとみる。
ただし、日足のローソク足を見ると高値圏で売りサインを示す三川宵の明星が現れた。
一先ず調整の売りが強まりそうだ。
今週は中国鉱工業生産や小売売上が発表され、景気回復ペースが確認されるようであれば買いのタイミングとみる。

豪ドル円予想レンジ: 94円60銭(11月20日高値)~92円30銭



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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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