[全般]堅調な欧米株式市場が防波堤に
その後、欧州タイムでプーチン大統領がロシアはウクライナの更なる分割を望まないと発言。これを受けリスクは後退。円売りが進んだ。ところが、その直後にロシア軍がクリミア首都のウクライナ軍事基地に発砲し、ウクライナ兵士が一人死亡したとの一部報道を受け再びリスクが高まった。
為替市場はプーチン大統領の言動で振り回される状況が続くなかで欧米株式市場は活況を呈している。
この日発表された米2月CPIは予想通りではあったものの、住宅着工件数は予想を下回った。一方、住宅許可件数は予想を上回った。株式市場はウクライナ情勢を無視した格好で好材料に反応しやすい状況。
米国経済改善への期待は強く、地政学的リスクなどがあっても米国株式市場が為替市場にとっても防波堤になっている。
結果的に為替市場では日中の激しい乱高下はあってもドル円クロス円ともにレンジ内での動きが続いている。
今日はFOMC会合でテーパリングの継続が予想され、市場はほぼ織り込み済みだ。一方、失業率やインフレに関するフォワードガイダンスの変更に注目が集まる。ガイダンスの見直し自体は緩和政策の継続を示すもので、もし変更がなければ株価が一時的に下落する可能性もある。しかし、今の株式市場の動きをみると強気の姿勢が目立つ中で市場への影響は限定的と見る。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ロシアに翻弄される


ロシアのプーチン大統領の一言でドル円は上下に激しく揺さぶられるなど不安定な動きが続いている。
東京市場では地政学的リスクの後退による前日の堅調なNY株式市場の流れを受け上昇。ドル円も101円88銭まで上昇するなど底堅い動きで始まった。しかし、東京市場が終了後プーチン大統領のクリミアのロシア編入の承認を求めたとの報道で再びリスクオフの動きが広まった。その後もプーチン大統領の発言で為替市場は一喜一憂。ドル円クロス円ともに荒っぽい動きが目立った。しかし、結果は101円台でのボックスレンジを抜け出ることはなかった。米株式市場の堅調な動きが安心感を与えていると思われる。
もし、株価が大きく下落するようであればドル円はレンジの下限となる101円を割り込むことになるだろう。今年の安値となる100円74銭を下回るようであれば100円前半までの下落も視野に入る。今日のFOMCの後の株価の動向に注目したい。
ドル円予想レンジ101円80銭~101円00銭(BB下限)
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[ポンド円]下降トレンド継続


一旦は和らいだと思われたウクライナ情勢だったが、プーチン大統領がロシアのクリミア編入を求めたことや、クリミアのウクライナ軍人が射殺されたことなどから再び混とんとした状況に戻った。上昇しかけたポンド円も結局昨日は前日の167円92銭を下回る167円75銭まで下落。その後は買い戻しが入ったものの上値の重い展開が続いている。
未明にはBOEのカーニー総裁が「当面低金利が続く」とし、利上げは限定的で段階的になるとの見通しを示した。最終的に利上期待によるポンドの上昇は継続するとみるが、目先は下落リスクが燻る。一目の雲の下限で一先ず下げ止まったものの時間足での下降トレンドラインが上値を抑えている。下限のすぐ下には61.8%戻しとなる101円50銭もあり、このレベルでサポートされるのであれば雲の上限付近までの戻しが期待できそうだ。
日中は上下に1円近く動くことからロングでもショートでも利食いをしっかりと欲張らずに入れておきたい。
ポンド円予想レンジ:169円30銭(雲の上限)~167円50銭(61.8%)
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[豪ドル円]NY株価が下支え


東京市場では日経株価の上昇などから豪ドル円は92円後半まで上昇するなど底堅い動きが続いた。しかし、クリミア情勢の地政学的リスクが再び高まったことで欧州時間に91円91銭まで下落。その後NY市場にかけて豪ドルは対ドルで買いが強まり、今年高値となる0.9137ドルまで上昇した。NY株式市場の堅調な動きと米長期金利の低下に支えられた。
NY株式市場の動向が今の豪ドルには大きな影響を与える要因となっている。
今日のFOMCでフォワードガイダンスの変更がないとすれば株価が下落し長期債利回りは上昇に転じることになるだろう。そうなれば、豪ドル円は下値を試す展開が予想される。
時間足の下降トレンドに一旦は戻したもののもみ合いに入っている。直近の92円75銭付近でダブルトップの形も見られるだけに、下値リスクに注意したい。
豪ドル円予想レンジ:92円90銭(61.8%)~91円90銭
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