[全般]米国ゼロ金利解除時期明確に
アジア市場ではウクライナ情勢への警戒感からリスクオフの動きが継続しドル円クロス円ともに上値の重い展開が続いた。引けにかけて黒田日銀総裁発言で一時的に円売りに動いたもののFOMCを控え全般に緩慢な値動きが続いた。
FOMCでは予想通り4月の購入額を月100億ドル縮小し、政策金利は据え置かれた。フォワードガイダンスも6.5%の失業率を上回っている限り…という文言が削除されたことも市場は既に織り込んでおり反応はなかった。しかし、その後のイエレン議長発言で市場は一変。大半のメンバーが2015年初回の利上げを見込むとしたこと。今秋に量的緩和終了の可能性が高いこと。また、終了後も相当期間適切とした時に、相当期間が6か月と発言したことで市場は解除時期が予想以上に早まると判断。長期債利回りが上昇しドルが全面高となった。
一方、これまで堅調な地合いで推移した米株式市場は下落に転じた。
株価の下落は本来円高に反応するものだが、今回はドル金利の上昇に反応している。
サプライズとなったFOMCだけに、直後の動きとしてはドル高が優勢となっているが、時間の経過とともに円高に振れることになるだろう。
明日からは日本が連休に入ることからドル円やクロス円では最終的に上値が抑えられる展開が予想される。
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[米ドル円]NY株価下落は円高要因


ウクライナ危機でリスクオフの動きが燻る中でドル円は東京市場から全般に上値の重い展開は続いた。しかし、FOMCでゼロ金利政策解除の時期が予想よりも早まるとの期待が高まりドル長期金利が0.1%近く上昇したことでドルが全面高となった。主要通貨の中ではドル円の上昇幅が最も大きかったことでクロス円も全般に上昇。円安が進んだ。
一方、利上げ期待からNY株式市場は軒並下落したものの、円安を抑える気配は見られなかった。サプライズということからドル中心の相場展開が続くものの、これまでのドル円は米金利よりも株価との連動性が高い。時間の経過とともに再び株価との連動性が強まり円高に押し戻されるとみる。東京は昨日のNY市場の高値102円67銭付近を再度試す展開も見られそうだ。
日足一目の雲の下限でドル円は引けてきた。雲の上限がある103円10銭付近にはパラボリックSARも位置することから、このレベルを超えるのは難しい。
明日からの連休前に最終的に売りが強まるとみている。
ドル円予想レンジ:102円80銭(61.8%)~101円80銭
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[ユーロ米ドル]強気ムード一変、調整の売り継続

1.4ドルを超える勢いで三日連続上昇していたユーロドルだがFOMCでそれが一変した。米国ゼロ金利解除時期が予想以上に早まるとの見方から米長期金利が上昇しユーロは対ドルで100ポイント余り下落した。下げの速度が早すぎて目先のユーロロングポジションはまだ完全にはけたようには見えない。
3月13日にドラギECB総裁がユーロ高けん制発言をした時がやはり1.4ドル手前の1.39ミドル近辺。今回は1.4ドルに乗せるかと思われた矢先で押し戻されたことで目先1.3ドル後半はかなり重くなった。
上昇チャネルの下限でもあり一目の基準線、そしてフィボナッチ38.2%戻しのレベルと重なる1.3780付近が強いサポートとして意識される。目先、このレベルを試しに行き、底堅さが確認できるか注目。
ユーロドル予想レンジ:1.3860~1.3780(38.2%、基準線)
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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続


0.9140付近は3月に入り三度目のトライとなったが結果的に押し戻された。0.9150でも昨年の11月と12月にも上値を抑えられたことから、このレベル手前では強いレジスタンスとして意識されていた。昨日もFOMCを前に上値が少しずつ切り下げる動きが続いていた。結果的に、FOMCでドル長期金利が一気に上昇に転じたことで積み上がった豪ドルロングの投げを誘った。0.90ミドル付近で一旦は下げ止まったものの、そこから更に損切と見らえる売りが強まり0.9020まで下落。ほぼ売りは一巡したとみるが、NYの安値を再度試しに行く可能性が高い。米長期金利の上昇はややオーバーシュート気味であったことから豪ドルもそろそろ底に近いとみる。上昇トレンドは継続する中で0.9ドル付近の底値の堅さを確認したら買いを入れておきたい。
豪ドルドル予想レンジ: 0.9065~0.9000(61.8%)
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