ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[全般]ドル上昇トレンドには時期尚早

前日のFOMCでイエレン議長がゼロ金利解除時期を早ければ来年春の可能性を示したことでドル長期金利が上昇。同時にドルが全面高となった。一方、NY株価は金利上昇への懸念から下落。しかし、一夜明けてその勢いは収まりつつある。金利は横ばいとなりNYダウは108ドル上昇するなど米国景気回復期待が株価を支えるという業績相場の兆候がみえる。ウクライナ情勢は依然として不安が残るものの、米国景気回復期待がリスクへの地政学的リスクに対し防波堤の役割を担う構造ができている。
昨日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数や景気先行指数は予想を上回ったことも株価の上昇につながった。前日のイエレン議長の発言を後押しするもので、このまま順調にいけばゼロ金利解除は来年にも解除される。しかし、長期金利が上昇すれば住宅購入や消費などへの影響が高まり景気の足を引っ張ることにもなりかねない。
また、ウクライナ情勢も景気の下振れリスクになりかねず、今回のFOMCによる市場への影響は一時的なものになるとみている。反対に、米国景気への懸念が少しでも見え始めると、今回の反動につながることになり、ドル上昇のトレンドが始まったと考えるのは時期尚早だろう。
今日は特に米国経済指標発表はなく、日本も連休で休場ということで値動きは緩慢になりそうだ。週末にかけてポジション調整からクロス円での売りが既に入っているが、ポジションの偏りがそれ程感じられない。
下げ止まり感が強まったところでは再び買いを入れておきたい。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]レンジの上限を試す

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


FOMCで上昇したドル円だが、その後は横ばい状態が続いている。前日はドルの長期金利上昇でドル高となったが、株価の下落で円高とドル高が交錯。その動きが昨日も継続しドル円はもみ合い状態が続いている。ポジション調整的な売りを期待したがそれもほとんど見られない。上昇速度が早かったことで遅れたところが多いということだろう。
MACDがシグナルを0の下で今日はクロスすることで買いサインとなる。また、ストキャスティクスの%Kと%Dも50手前でクロスする。
市場全体に勢いはなく、短期的にみるとボックスの上限を探る動きになりそうだ。
時間足フィボナッチの61.8%戻しが102円80銭にあり、このレベルを超えても103円台まで売り上がりで攻めてみる。


ドル円予想レンジ:102円80銭(61.8%)~102円20銭





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]上昇チャネルの下限を下回る

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)


上昇チャネルの下限となる1.3820付近を下抜けしたことで上昇トレンドは一旦終了。
フィボナッチの38.2%戻しとなる1.3780をざら場で下抜き、終値ベースでは何とかこのレベルを上回った。ここで下げ止まることができれば一時的なアヤ戻し、いわゆるプルバックが入る可能性もある。ただ、ボリンジャーの中心線を割り込んだことで下値リスクは依然継続。プルバックがあってもボリンジャーの中心線が抵抗線として上値を抑えてくるだろう。
1シグマのボリンジャーバンドの下限でもあり50%戻しとなる1.3720が次のサポートになる。


ユーロドル予想レンジ:1.3820[チャネル下限、38.2%]~1.3720(50%、BB下限)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]上昇トレンドライン0.9ドルを底に反転

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)


FOMCで米ドルが全面高となったことで豪ドルは対ドルで100ポイント余り下落。しかし,元々豪ドルの上昇トレンドが継続していたことで下げたところでは買い意欲が高い。
上昇トレンドラインの0.9ドルを下回ったところでは買いが並んで跳ね返されている。長い実体の陰線の後に長い下ひげを伸ばした寄り引き同時線が現れた。これは相場の転換サインを示すもので上昇の始まりと見る。ただ、ウクライナ情勢といった地政学的なリスクが燻る間は本格的な買いは出にくく、上昇幅も限定的と見る。
上値目途としては50%戻しとなる0.9070付近を目指す展開が予想される。


豪ドルドル予想レンジ: 0.9070(50%)~0.9000





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する