ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[全般]増えるECB,FRB要人発言

ウクライナ問題も新たな進展がみられないなかで、ECBやFRB幹部の発言が急増している。
東京市場は特に材料がない中で前日レンジの上値を試したものの失敗。ドル円クロス円ともに上値の重い展開で始まった。しかし、レンジの下限を下回るような材料は乏しく、結局レンジ内でのもみ合いが続いている。
欧州時間にはECB理事によるユーロ高を抑える発言が相次いだ。
バイトマンドイツ連銀総裁は「マイナス金利はユーロの上昇を抑える影響がある」と発言。
フィンランドのリーカネンECB理事は「マイナス金利のドアは開かれている」。
スロバキア中銀のマクチ総裁は「必要なら量的緩和に反対しない」「年末までにユーロが更に下落する可能性がある」とした。また、ドラギ総裁も「必要なら追加の手段を講じる」などユーロを押し下げる内容の発言が相次いだ。これらを受け、一旦はユーロ売りが強まったものの、終わってみれば往って来い。ユーロ売り材料がここまで出ても下げきれなかったことはそれだけ買い意欲が強いことを示すものと見ることができる。
一方、FRBでもロックハート・アトランタ総裁は「利上げは来年下半期と予想」、フィッシャー・ダラス総裁は「イエレン発言は予想から大きく外れていない」など、早期ゼロ金利解除の可能性を示すものとなった。一方、景気回復が確信できるまではゼロ金利を維持すると発言するなど、市場に多大の期待を持たせない配慮もみられた。
昨日発表された米経済指標も強弱合わせ持つもので、市場は次の一手を決めかねているといった状況だ。
昨日のNYダウは三日ぶりに上昇に転じたことで市場にはやや安心感が広がり始めている。
ただ、機関投資家の年度末に向けて外貨売りを出す可能性も高く、結果的にレンジ内での動きが継続するとみる。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]保ち合い収束

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)


もみ合い状態が続く中で昨日は前日とは反対にレンジの下値を探る展開となった。
日経平均株価下落に伴いドル円は上値の重い展開となり、欧州市場の始まる頃にこの日の安値102円10銭まで下落。クロス円もユーロ円以外は安値を付けるなど、クロス円中心の相場展開となった。しかし、102円を底にその手前からは短期筋だけではなく実需と見られる買いが並び押し戻された。1月からの三角保ち合いの下降トレンドは一目の雲の上限付近まで下げてきており、暫くこの状況は継続。一方、3月7日からの三角保ち合いは来月早々どちらかに放れる可能性を示している。それまでは101円80銭から102円70銭のレンジを抜けることは難しい。


ドル円予想レンジ:102円50銭~102円00銭





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[ユーロ円]急騰急落後のレンジ移動

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)


ドラギ総裁をはじめ複数のECB理事がマイナス金利や量的緩和などの可能性を示唆し、ユーロ高をけん制する発言が相次いだ。発言の度に売りが出るものの、結局元のレベルに押し戻されるなど往って来い。これだけユーロの押し下げ発言が出ても下げきれないというのはそれだけユーロ買いの圧力が強いということを示す。ウクライナ情勢の緊迫化によりロシアやその周辺国から資金がユーロへ還流しているとの指摘も聞かれる。その他新興国からの資金シフトなどがユーロ買いを促す一方で、追加緩和政策によるユーロ売りが綱引き状態となっている。ユーロは急落や急騰した後にボックスレンジに入ってしまう傾向がみられる。結局、レンジが変わっただけでもみ合いの動きは変わらない。そろそろ、もみ合いから次のレンジに動き出すことも頭に入れておきたい。どちらかといえば上方向に放れる可能性が高いとみる。


ユーロ円予想レンジ:141円70銭~140円90銭





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[南アフリカランド円]リスク後退で上昇に転じる

(南アフリカランド円日足)


ウクライナ危機や中国金融不安で下落に転じたランド円もここにきて反転の兆しが見えてきた。2月に拡大した新興国通貨の下落はランドも巻き込んで9円台を割り込んだ。しかし、その後は上昇に転じて上昇期待が高まった最中にウクライナ危機で下落に転じた。
その下落も収まり再び買い意欲が高まり始めている。
明日はSARB[南ア中銀]の政策金利発表を控える。政策金利5.5%は据え置かれると予想されるが、利下げの可能性が後退したことで買い材料となりそうだ。
5月には5年ぶりの総選挙が実施される見込みとなり、まだ政局も不安感が漂うものの悪材料は大分出尽くし感がある。一先ず、下落が始まった9円75銭付近までの戻しを期待して買いを入れておきたい。


ランド円予想レンジ: 9円61銭[61.8%]~9円49銭





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