ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-03

[全般]各通貨まちまちの動き

全般に方向感の定まらない中で、米長期金利の低下によるドル安が強まるもののそれぞれの主要通貨でまちまちの動きが目立った。
東京市場では米国景気回復期待から日経平均株価が堅調な地合いで始まった。
午後に入りRBA総裁の講演での発言で豪ドル高懸念が和らいだとの見方が強まり豪ドルは上昇。一方、ポンドやユーロはクロス円の売りなどもあり上値の重い展開がみられた。
欧州市場に入ると欧州勢によるポンド買いが入り、ユーロも攣られて上昇。しかし、その後すぐにユーロポンドの纏まった売りが入り、ユーロは下落しポンドが上昇する動きとなった。その間、豪ドルの上昇は継続しドル円は蚊帳の外で横ばいが続いた。
NY市場では耐久財受注が予想を上回ったものの、市場の反応は限定的となった。ただ、この日実施された米5年債入札が好調な結果となり長期金利が低下するとドルは全般に売りが強まり、ドル円は101円台に突入。一方、ユーロだけは対ドル対円で下落するなど、各通貨は一貫性がなく、まちまちの動きとなった。
3月末という季節要因もあり、それぞれのクロスも含め海外勢のポジション調整などが入っている可能性が高い。
このポジション調整が続く間は方向感など関係なく予想は困難だ。ただ、この様な動きも短期間で終了するものであり、最終的に為替市場は米国金利や株式市場の動きを反映することになるとみている。
依然とし不透明なウクライナ情勢が続く中で、安全通貨としての円が買われやすく、少なくとも円売りを仕掛けにくい状況は継続。
不安定な動きが続くときには短期売買を中心に取引を行うことでリスクを低下させる方がよい。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]レンジの下限割れを試す

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)


ドル円は東京から欧州市場にかけて102円30銭付近を挟み狭いレンジでもみ合いが続いた。
NY時間に発表された米2月耐久財受注が+2.2%と予想の+0.8%を大きく上回ったことでこの日の高値102円54銭まで上昇。しかし、すかさず利食い売りが出て元のレベルへ押し戻された。このまま狭いレンジで終了すると思われたが、米長期債利回りが低下しNYダウが下落に転じたことで円買いの動きが急速に強まった。
前日の102円10銭を下回ったことでロスカットを巻き込み101円88銭まで下落したところで買い戻しが入った。レンジの下限と見られた102円付近では買いが並んだことで短期ポジションはドルロングに傾いたとみられる。ちょっとした売り材料が出れば下に落ちやすい状況となった。ただ、イエレン議長発言から上昇した直前のレベルである101円50銭付近は意識される。


ドル円予想レンジ:102円40銭~101円50銭





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円/ユーロポンド]一目の雲の中で引ける

(ユーロ円日足)


(ユーロポンド10分足)


前日は相次ぐユーロ高けん制発言にもかかわらず底堅い動きを見せたユーロは一転して下落。欧州市場に入りポンドが上昇したことでユーロポンドのポジション巻き戻しを誘った。
ユーロポンドの売りは依然として続いており、ユーロ円の上値は重い。
一目の雲の中でNY終値が引けてきたことで下値リスクは継続。
レンジの下限となる140円45銭を下回るとロスカットが発動される可能性が高い。
ユーロ高けん制発言がここにきて効果を見せ始めたようだ。今日のNY時間に発表されるGDP確定値も注目されるが、その前の18時半発表の英国小売売上高にも注意したい。予想を上回るようであればポンド買いが強まりユーロポンド売りが加速する可能性が高い。


ユーロ円予想レンジ:141円20銭(転換線)~140円00銭(76.4%)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円]天井で伸びた長い上ヒゲ

(豪ドル円日足)


東京時間に行われたRBAスティーブンス総裁の講演で豪ドルは上昇に転じた。
スティーブンス総裁はこの日の講演で「インフレ見通しは目標に合致」「豪ドル安や世界情勢の改善が成長を支援」など景気回復への自信を示した。このため市場は改めて早期の利下げ観測が後退。ただ、「長期の豪ドル水準は今より低くなるだろう」など豪ドル高へのけん制発言も見られた。
しかし、総裁はこれまで豪ドル高に対し不快なほど高いといった表現を使っていただけに、トーンが和らいだとの見方から豪ドル買いが強まった。この勢いはNY市場が始まるまで続いた。ただ、米耐久財受注が予想を上回りこの日の高値94円77銭を付けた後は利益確定の売りが先行。結局、ローソク足は陽線となったものの長い上髭が伸びて引けたことで目先天井を付けたとみる。長期的な上昇期待は強いものの、一旦は調整の売りが強まりそうだ。


豪ドル円予想レンジ:94円50銭~ 93円50銭(38.2%)





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する