[全般]レンジ内での不安定な動き継続
東京市場では前日の好調な米株式市場の結果を受け堅調は出足となりドル円も102円を試そうとする動きで始まった。しかし、その後黒田日銀総裁と安倍首相会談が行われたが追加金融緩和要請がなかったことからドル円は上値の重い展開となった。
注目されたNY株式市場はアップダウンの激しい動きとなった。
ウクライナ東部で再び新ロシア派とウクライナ軍が衝突し複数の死傷者が出たことで一時下落したものの、ジョンソン・エンド・ジョンソンやコカコーラの決算が予想を上回ったことで回復。荒っぽい動きとなったが、引けてみれば前日に引き続き上昇となるなど、市場の不安感は後退してきた。
今日の東京市場では黒田総裁の講演があり追加緩和に否定的な発言が出やすく円高に振れるリスクが残る。一方、NY時間にはイエレンFRB議長やロックハート・アトランタ連銀総裁、そしてフィッシャー・ダラス連銀総裁などの発言が相次ぐことから、ハト派的な発言が繰り返されるようであれば長期金利の低下によるドル売りが予想される。
しかし、どちらの発言も市場の流れを変えるものではなく一時的な動きにとどまるとみる。
週末から始まるイースター休暇を控え市場の流動性が徐々に低下しており、上下荒っぽい動きが予想されるものの最終的にレンジ内での動きにとどまるとみている。天井近くで買って、大底を売らないように気を付けたい。
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[米ドル円]101円前半から102円前半レンジ

東京市場で102円乗せを試したが失敗。NY市場でもCPIが予想を上回り102円をワンタッチしたものの上値は抑えられた。ウクライナ情勢が緊迫化したことで利食い売りなどに101円ミドル付近まで押し戻されものの、米企業の好調な決算により株価が上昇したことでドル円は再び101円後半で引けてきた。今日の日経平均はNY株価上昇を受け堅調な地合いが予想されドル円も底堅い動きが期待される。ただ、黒田総裁は昨日の安倍首相との会談でも追加緩和には消極的とみられることから、ドル円の上値も限定的と見る。
101円前半の鉄板と同様に102円前半は鉄板の売りが上値を抑えるとみる。
ドル円予想レンジ:102円30銭(BB上限)~101円40銭
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[カナダドル円]BOC政策会合に注目


今日はカナダ中銀BOCの政策会合が開かれるが政策金利は1.0%据え置かれると予想される。最近のカナダ経済は米国と同様に好調な結果が示されており、23時半から行われるボロズ中銀総裁の発言に注目が集まる。その前に発表される2月のカナダ証券投資では30億カナダドルの買い越しが予想されるだけに、カナダドルは底堅い動きが期待できそうだ。また、この日はイエレンFRB議長の講演もあり緩和政策継続期待が強まればカナダドルにとっては買い材料となる。
日足の一目の雲の下限となる92円ミドルやフィボナッチ61.8%戻しとなる92円30銭が強いサポートとなっている。目先は93円が強いレジスタンスとなるが、イースター休暇を控え流動性が低下していることから、きっかけがあれば抜けるのはそれ程難しくはない。
カナダ円予想レンジ:93円30銭~92円50銭(雲の下限)
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[豪ドル円]中国GDPで景気減速懸念も


昨日の東京時間に発表されたRBA議事録要旨では予想とほぼ同様の内容となったが、豪ドルの売りが強まった。思惑的な売りとみられるが今週末のイースターを控えロングの巻き戻しが入りやすい状況となっている。
今日は中国の3月鉱工業生産や小売売上、そして1-3月期GDPといった重要な経済指標が発表される。景気減速が再度確認されるようであれば豪ドルの売りが加速する恐れがあり要注意。ボリンジャーの上限から離れてからは上値の重い展開が続いている。
ボリンジャーの中心線でもあり、フィボナッチの38.2%戻しとなる94円ミドルで下げ止まるか注目。基本的な上昇トレンドには変化はなく、下げ止まりを確認したところで買いを入れておきたい。
豪ドル円予想レンジ: 95円50銭~94円50銭(BB下限、38.2%)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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