[全般]期待し過ぎの米雇用統計
欧州市場でもロンドン以外ドイツやフランスが休場のため参加者の少ない中で英国経済指標に一喜一憂。投機筋と思われるポンド取引が活発となった。
NY時間に発表された経済指標は全般に好調な結果となったが株価は下落して引けた。
新規失業保険申請件数は予想をやや上回ったものの、4月のISM製造業指数は3か月上昇し、3月個人消費支出などは4年7か月ぶりに高い伸びとなった。
昨日史上最高値を更新したNYダウは高値警戒感から-21ドルと利食い売りなどに押されて終わった。セルインメイ[5月に株を売れ]という格言があるだけに5月初日は慎重なスタートとなった。また、今日発表の米雇用統計を控えていたことで様子見気分が漂った。
今日の4月米雇用統計は前日に発表されたADP雇用統計が予想を上回っただけに期待が高まる。一部で25万人増と高い数字を予想する金融機関もあり、やや期待し過ぎのように見える。数字も注目されるが、その内容にも注意しておきたい。パートタイム労働者の数が増えているようであれば寧ろ失望によるドルや株価の下落につながりかねない。
東京は明日から本格的な連休に入ることから週末のポジションは余り一方向に偏らせない方がよい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ゴールデンウイーク中のドル下落リスクに注意


昨日もドル円の一日の値動きは21銭とこう着状態が続いている。
前日のNYダウが史上最高値を更新した事を受け日経平均株価は堅調な地合いで始まったものの、ドル円の上値は重い。FOMC会合でテーパリングが終了しても相当な期間低金利政策を継続するとの声明から米長期債利回りが低下。また、1-3月期GDPが予想を大きく下回ったこともドルの上値を重くしている。一方、日銀も2015年の物価が目標値の2%に達するという強気の見通しを示したことでドルと円の金利差が縮小しドル円の売りが出やすい。来週の火曜日まで日本はゴールデンウイークで参加者が少なく、買い注文を出して休みを取るところが多い。そのため、万が一下値を割り込むようであれば次の買いが続かず思った以上に下げ幅を拡大する恐れがある。
週末は出来るだけポジションを縮小しておき、楽しい連休を迎えてください。
ドル円予想レンジ:102円40銭~101円90銭(61.8%)
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[ポンド米ドル]経済指標で投機筋が仕掛ける

ポンドは完全に投機化しているようだ。昨日はドイツやフランスがメーデーで休場となり参加者が少ない中でポンドに投機的な玉が集まった。その薄商いの中で英国4月製造業PMIや同時に発表された消費者信用残高が予想を上回る好結果となったことでポンドは一気に50ポイント余り上昇。1.6920を付けるなど2009年8月以来の高値を更新した。
今週発表された米大手医療会社ファイザーが10兆円規模で英国大手アストラゼネカの買収に興味を示したことからポンド買いが強まった。また、ユーロポンドの売りなどもポンドを押し上げている。ただ、かなり先食いをしている観もありそろそろ週末ということから利食い売りに押される可能性が高い。時間足上昇トレンドライン付近で支えられるようであれば再度買いを入れておきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.6920~1.6820(61.8%)
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[豪ドル円]利下げ観測も燻る

東京時間に発表された中国4月のPMIが50.4と予想の50.5を下回ったことで発表後豪ドルは下落。しかし、上昇は2カ月連続で中国政府の景気下支え策により上向きと判断され豪ドルは上昇に転じた。しかし、豪州中銀RBAはインフレ見通しが下方修正されたことから、豪ドル高を抑制のために再度緩和政策に戻るとの見方も浮上してきた。
今日は豪州のPPIが発表されるうえ、明日は中国非製造業PMIも発表される。
日本はゴールデンウイーク真っ只中で、指標が下振れした場合には一時的に投機的な売りが強まる可能性が高い。
豪ドル円予想レンジ:95円30銭~94円50銭(23.6%&BB下限)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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