[全般]米長期金利イエレン議長発言に注目
アジア市場は東京市場が休場ということもあり流動性が低下している中でRBA政策会合が開かれた。声明は前回とほぼ同様のものであったものの上下に激しく振れ往って来い。
動意の乏しいまま欧州勢を迎えるとユーロが一気に上昇して始まった。ドル先物長期債利回りが低下したことや、スペインのPMIが予想を上回ったことで買い仕掛けが先行。また、ECB会合を控え今回は具体的な追加緩和は実施されないとの思惑もユーロ買いを促した。
NY市場に入ると更に長期金利が低下。また、ウクライナ情勢の緊迫化からセルインメイを気にしてか、NY株式市場が軟調な地合いで始まった。株価の下落でリスクオフからの円買いが強まりドル円は101円49銭まで下落した。
ドルの長期金利低下の理由がはっきりしない中今日はイエレン議長の証言が控える。今回好調な結果となった雇用統計に対し、これまで同様に労働参加率やパートタイマーなどによるハト派的な意見が繰り返されるようであればドル安が更に進む可能性が高い。
長期債利回りの低下がFRBの低金利政策の長期化期待によるものなのか、ウクライナ問題によるリスク回避の表れなのか。
長期債利回りの低下がドル安を導く中で、これが一時的なものかどうかは今日のイエレン議長の発言で見えてくる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ドル安とリスク回避の円買い


ゴールデンウイークが終わり今日から休暇明けとなる東京市場だが、ドル円のレベルは休暇前から比較し低いレベルだけに買い先行で始まる可能性が高い。ただし、前週末の米雇用統計でショートは大分解消されていることから実需だけであれば戻しの上値は限定的とみる。今回のドル安は米長期金利の低下によるものだが、円買いは株価の下落によるリスクオフの動きによるものだ。今日の日経平均は下落して始まるとみられ、ドル円も軟調な地合いが継続。レベル感で101円30銭付近は買いを入れてくるところは多そうだ。ただ、金利低下によるドル安の地合いが今日のNY市場で更に強まるようであれば101円割れも視野に入る。
パラボリックは買いから売りに途転サインを出しており、レンジの下限となる100円70銭にはストップをしっかり入れておくようにしたい。
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ドル円予想レンジ:102円05銭(38.2%)~101円20銭(BB下限)
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[ユーロ米ドル]緩和期待の後退とドル安


ウクライナの緊迫した状況が続く中でユーロは底堅い動きが続いている。昨日発表されたスペインやフランスのPMIが予想を上回るなどユーロ圏の景気改善などから今回のECB会合での追加緩和期待が後退。また、米長期債利回りの低下などからユーロは当面のレジスタンスとみられていた1.3890を超えるとストップを誘発。NY市場にかけて1.3950まで上昇した。利食い売りもこのレベルで入ったものの下げは今のところ限定的となっている。
目先のレジスタンスは今年の高値となる1.3965だが、レンジを超えてきたことから勢いがまだ続いている。大台替わりとなる1.4ドルが意識される。
ボリンジャーの上限バンドに沿って上昇トレンドに入るか、或いはバンドから離れて再び中心線に戻る今日のNY市場の動きで見極めることが出来そうだ。それまでは1.4ドルをバックに1.39ミドル付近では逆張りで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.4000~1.3880
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[豪ドル米ドル]RBA声明はニュートラル


RBA政策会合では現行の政策金利2.5%据え置きを決定。声明文には政策金利の安定を強調し、為替レートに関しては歴史的な基準からみて高いレベルにあることを指摘した。これらは前回とほぼ同様の内容となる。発表後に投機的な豪ドル買いが出たもののすぐに押し戻され往って来い。その後は欧州市場で米長期金利先物が低下したことで豪ドルの纏まった買いが入り上昇。その後もNY市場では高止まり状態が続き引けてきた。
パラボリックは昨日売りから買いサインに転換。
連休明けにも本邦機関投資家による外債買いが強まるとの思惑もあり豪ドルの買い意欲は強まりそうだ。
豪ドルドル予想レンジ:0.9400(76.4%)~0.9325(23.6%)
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