[全般]ハト派的イエレン議長の発言
ゴールデン休暇明けとなった東京市場は日経平均株価の大幅下落で始まりドル円も前日の安値を下回るなど悲観的な見方が広がった。しかし、欧州市場に入ると下落も一服。イエレン議長証言を控えポジション調整的なドル買戻しの動きが強まった。
注目のイエレン議長は米経済について、第一四半期GDPの落ち込みは一時的なもので底堅い成長軌道に戻りつつあるといった楽観的な見通しを示した。しかし、雇用に対しては満足できる状況には程遠いとし、「極めて緩和的な金融政策がなお必要だ」と発言。これを受け為替市場ではドル売りが強まりNYダウは上昇。米長期債利回りも前日から更に低下した。
しかし、その後ロシアのプーチン大統領がウクライナ国境から部隊を撤収させたことや、11日の新ロシア派の分離独立を問う選挙を延期することを要請。これにより、リスク回避の動きが後退し円売りドル買いの動きが強まった。
結果的に、ドルは金利の低下にもかかわらずショートカバーなどから全般に底堅い動きとなった。しかし、ウクライナ状況は今後大きな戦争に拡大するリスクは燻る。また、長期債の需要は強く、利回りの低下は暫く継続するとみられる。
金利面や地政学的な状況をみると、ポジションの調整が終われば再びドル売りの圧力が強まることになるだろう。
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[米ドル円]101円前半は依然として鉄板底


連休明け東京市場は日経株価の大幅下落で始まりドル円の下落は加速。3時の引けにむけて101円42銭の安値を付けた。しかし、4月初旬に付けた安値101円32銭には届かずに反発。鉄板底ともいわれる程の堅さは今回も破られることはなかった。しかし、米国長期債利回りは前日から更に低下するなど、ドルの上値は依然として重い状況に変わりはない。
NYダウが117ドル上昇して引けたことで今日の日経平均株価は堅調な地合いで始まるとみられ、ドル円は102円台を試す展開が予想される。しかし、ナスダックはマイナスで引けるなど不安定な動きが続くなか、ポジション調整のドル買戻しが終われば、再びドル売りが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:102円05銭(38.2%)~101円40銭(BB下限)
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[ポンド米ドル]1.7ドル台の高値意識


1.7ドルという大台を目の前に利益確定のポンド売りが上値を抑えている。
昨日のNY市場ではイエレン議長発言で米長期債利回りは低下。ドル安が進むかと思われたが、寧ろポジション調整と思われるドル買いの動きが強まった。今日のBOE政策会合では政策金利0.5%と資産買取りプログラム規模3750億ポンドは据え置きが予想される。
ただ、来年の選挙に向けて利上げの可能性が示されるようであれば、ポンドは対ドルやユーロに対し更なる買いを仕掛けてくるとみる。
今日は同時にECB理事会が開かれるが、追加緩和の具体的な策が示されない限りユーロ買いが強まりそうだ。また、米国長期債利回りの低下がドル安を促すようであればポンドは対ドル対ユーロで買われやすい。ただ、リーマンショック以降の戻り高値となる1.7040を超えていくにはエネルギー不足か。
一先ず1.7ドル付近では利食い売りを出しておきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.7000~1.6920(38.2%)
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[豪ドル米ドル]米ドル金利低下と本邦からの投資期待


昨日発表された豪州小売売上は0.1%と予想の0.4%を大きく下回り、発表後豪ドルは下落。しかし、その後すぐに買戻しが入るなど短期筋による投機的な動きが目立つ。
NY市場ではイエレン議長発言を控え豪ドルはポジション調整の売りが出て下落。注目のイエレン議長証言はハト派的な内容となったことで米長期債利回りが低下。ドル売りが進むと豪ドルは再び上昇。しかし、0.93ミドルから上は4月23日に下落する前のレベルでもありダブルトップ気味に売りが並んでいる。
ゴールデンウイーク明けから本邦の生保など機関投資家が積極的に外債投資を始めるとの観測があり、豪ドル買いが今後強まる可能性がある。
米ドルの長期金利の低下によるドル売りも豪ドルの下値をサポートするとみられ、下げたところでは買いを入れていきたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.9350~0.9280(50%)
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