[全般]5月売りへの懸念は徐々に後退
昨日発表された米小売売上は0.1%と予想の0.4%を下回ったことでドルが一斉に売られた。しかし、その後はじりじりと持ち直しドル高の動きは継続して引けた。小売売上高をみると3月分が1.1%から1.5%へ上方修正されており、実際には米国景気の緩やかな回復を示すものだ。しかし、市場は緩和期間長期化への期待からNYダウは20ドル近く上昇し10年債利回りは低下。市場はリスクオンの動きから円安が進むと同時に金利低下によるドル売りの動きが強まりドル円は方向感の乏しい動きが続いている。
一方、ユーロは再び売りが強まった。ドイツ連銀高官がドイツ連銀は必要に応じてマイナス預金金利を含めた利下げ実施の用意があると発言したことで、下げ止まっていたユーロが再び売り込まれた。こう着状態は依然として継続する中で南アランドや豪ドルといった相対的に金利の高い通貨が買われている。動きがなければ少しでも金利の高い通貨で日銭を稼ごうというところが増えている。ただ、この様な買いは一旦相場が大きく動き出す時には一気に売りが強まることが多く、損切は必ず入れておくことだ。
今日は英国失業率やBOEのインフレレポートが発表される。利上げ期待が先行してきているだけにポジション調整の売りが出やすい一方、ユーロポンドの売りがポンドを支える。
方向感がないだけに注目の通貨を短期的に攻めやすくなっていることから、一時的な乱高下に注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]レンジの上限を探る


東京市場では日経平均株価の上昇に伴いドル円は102円15銭付近からじりじりと上昇。欧州市場にかけて102円35銭まで買われるなど、円安期待が高まった。しかし、NY時間に発表された米小売売上が予想を下回ったことで一気に102円05銭まで下落。俄かロングが切らされた後は再び買いが強まるなど、買い意欲は依然として強いことを示すものだ。
NYダウが上昇したことで円売り安心感がある一方、長期金利の低下によるドル売りがドル円の上値を抑えるなど依然として方向感が乏しい。円売りの流れがあるわけではないがレンジの上限を探る展開は今日も続くとみる。
ドル円予想レンジ:102円40銭(雲の下限、61.8%)~102円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ダブルボトム形成か

下げ止まったかと思われたユーロドルはもみ合いから殆ど戻しがなく再び下落に転じた。
ドイツ連銀高官が必要に応じてマイナス預金金利を含めた利下げ実施の用意があると発言。6月のECB会合で追加緩和期待が更に強まると、それまで1.3760付近でもみ合いが続いていたユーロは1.37ドル付近まで下落。先週木曜日に下落したユーロは殆ど戻しがなかったことから、戻し売りを狙っていたところがあきらめて売りを出したようにみえる。
対ポンドや豪ドルなどのクロスの下落も進んだことで、売りもだいぶ一巡したことから、そろそろ下げも終わりに近いとみる。4月4日に付けた安値付近で折り返すようであればダブルボトム形成となる。逆に、もしこのレベルを下回るようであれば1.36ドル付近まで特に強いサポートはない。
ユーロドル予想レンジ:1.3750~1.3670(4月4日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]成長率減速で上値限定


朝方発表された豪州1-3月期住宅価格指数は1.7%と予想の3.0%を下回ったが、市場の反応は見られなかった。しかし、その後発表された中国鉱工業生産や小売売上が予想を下回ると豪ドル売りが強まった。中国景気減速の動きがあらためて鮮明となった。また、この日は豪州連邦予算案が発表され、2014年GDPは昨年の2.75%から2.5%に減速する見通しとなるなど、豪ドルはアジア市場では上値の重い展開が続いた。しかし、欧米市場に入ると再び買いが強まるなど豪ドルに対する潜在的な買い意欲は強い。他の通貨全般にこう着状態が続く中で金利収入の期待できる豪ドルに買いが入りやすい。
しかし、96円台はこれまで利食い売りなどが出やすく、ここから積極的に買いを入れる材料に乏しい。デイトレーダーは96円付近では短期的にショートで攻めても面白い。
豪ドル円予想レンジ:96円10銭(BB上限)~95円30銭(BB中心、61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |