ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-05

[全般]米長期金利と株価の動きに振らされ

週明け東京市場では日経株価が底堅い動きで始まったことを受けドル円・クロス円伴に底堅い動きで始まった。しかし、その後は上海株価などアジア株や日経株価が下落に転じると円の買い戻しの動きが強まった。
欧州市場が始まるとドル先物金利が低下しドル売りが強まるとドル円は101円09銭まで下落した。しかし、NY市場では株価が揃って続伸したことを受けドルの長期金利は上昇に転じた。これを受けドルの買い戻しの動きが活発となり主要通貨は殆ど先週末のNY終値と同じレベルに戻って引けてきた。
株価や債券利回りの動きをみながら為替市場では日中振り回され易くなっている。
NY市場はセルインメイやウクライナ情勢などもあり警戒感はあるものの、株価上昇期待は依然として強く不安と自信が入り混じりどちらにも傾きやすい状況となっている。
巷で云われるヘッジファンドの45日ルールも先週末に終わり、長期債利回り低下も一先ず落ち着きを取り戻してきた。
今日から日銀会合が始まるが市場の注目度は低く、失望売りなども寧ろ出にくい。
昨日今日と米国経済指標はなく特に材料はないものの、要人発言が増えており短期筋の仕掛けの材料にされやすい。
昨日はメルシュECB専務理事やサンフランシスコ連銀のウイリアムズ総裁の発言が注目された。今日はノボトニー・オーストリア中銀総裁やプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、ダドリーNY連銀総裁の講演がある。強気と弱気のどちらにも傾きやすい状況下で短期的に反応しやすいものの、結果的に往ってこいになりやすい。
今日は英国の重要な指標が多く発表され、BOEのビーン副総裁の講演も控える。
ドルの方向感が掴みにくい中で、今日はポンドの動きが注目される。ポンドが動けばユーロポンドなどへも影響を与えることから、クロス取引にも目を向けたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円]日銀会合への注目度低下

(米ドル円日足)



(米ドル円時間足)

USD_JPY_20140520_jikanashi.jpg


欧州市場が始まり米国の先物金利が低下したことを受けドル円は101円30銭付近のストップを巻き込み101円09銭まで下落。200日移動平均線の位置する101円15銭を割り込んだものの、終値ベースでは上回った。しかし、このレベルを恒常的に下回るようであれば上値の重さが意識される。今日から日銀政策会合が始まるが市場の追加緩和期待は殆ど見られない。その分ドル円の上値は重いもののその反動の円買いの動きにもつながらない。
今日の日経平均は前日のNY株価の上昇につられ底堅い動きで始まるとみられるが、ドル円も既に大分織り込んでおり上値も限定的とみる。今日のNY市場でドル円の終値が101円15銭を上回るようであれば徐々に底値固めを始めるとみる。目先はまだ下げたところでは買いを入れ、今年最安値の少し下の100円70銭付近に損切を置いておく。

ドル円予想レンジ:101円70銭(50%)~101円10銭

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[ユーロ米ドル]もみ合い時間が長過ぎると再び下落リスク

(ユーロ米ドル日足)




先週は追加利下げ期待から2月以来の安値1.3645まで下落。結果的に長い下ヒゲを伸ばして反発。しかし、上値も重く、一目の雲の下限となる1.37ドル前半でのもみ合いに入った。
昨日はメルシュECB専務理事が6月の会合でECBが行動する可能性は著しく高まったと発言。これを受けユーロ売りが強まったところではすぐに買い戻しが入り1.3733まで上昇。狭いレンジでの攻防が続いている。来月の追加利下を市場は既に織り込んできており、更なる売り材料がなければ前回の安値を超えるのは難しい。また、200日移動平均線も1.3630付近に上昇しており底値安心感が広がる。しかし、米長期金利がもう一段上昇するようであればドル買いにより再度安値付近を試す展開もある。
安値圏でのもみ合い時間が長すぎると上昇期待が後退し売りが出やすくなる。



ユーロドル予想レンジ:1.3735~1.3680


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[ポンド円]高い日中のボラティリティー

(ポンド円日足)



(ポンド円時間足)

GBP_JPY_20140520_jikanashi.jpg


全般にこう着状態が続く中でポンド円の日中のボラティリティーは高く、デイトレードには適した通貨ペアだ。
170円付近では何度か跳ね返されているものの、一目の雲の上限となる171円付近では上値を抑える。昨日で基準線と転換線が重なり合い、今日は転換線が基準線を下回ることが確実となった。先週は短期の上昇トレンドラインを下回ったことでポンドロングのポジション調整の売りが目立つ。
ポンド円が170円のサポートを下抜けするとすれば今日の英国経済指標がきっかけとなりそうだ。
今日のロンドン市場が始まって17時半には英国4月のCPI,RPI,そしてPPIが発表される。特にCPIの数字に市場の注目は集まる。ここ数カ月のポンド高で消費者物価が抑えられていることが示されるようであればポンドの売り仕掛けが強まるとみる。また、今日はビーンBOE副総裁の講演があり、過度な利上げ期待をけん制する発言に注意したい。



ポンド円予想レンジ:171円00銭~169円50銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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