[全般]休み明け欧米市場の動向に注目
この日は英米市場が休場となることから欧州市場も動意の乏しい動きとなった。
ウクライナ大統領選挙はEU統合を掲げるポロシェンコ氏が圧勝し、選挙も東部の一部を除き滞りなく実施できた。また、ロシアも選挙結果を尊重する考えを示したことで一先ず混乱は見られなかった。しかし、この日も東部で新ロシア派と治安部隊が衝突し死傷者が出るなど、緊張した状況は続いている。この結果を今日の休み明けNY市場がどう受け止めるか注目される。安心感が広がったことでリスクオンから株価の上昇が強まるようであればドル円はもう一段の上昇につながる。今日はケースシラー住宅価格指数の発表もあり、住宅市場の落ち込みが懸念されるだけに注目したい。
一方、欧州議会選挙で反EU政党が躍進したものの、ユーロは寧ろ上昇が目立った。
休み明けとなるロンドン市場がこれを受けユーロ売りポンド買いに動く可能性もあり、欧州市場の動きが活発になりそうだ。
ドルの方向感が掴みにくい中でユーロやポンドに取引が集中しやすい傾向があり、ドル円よりもパフォーマンスは高そうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]下落リスク後退

先週末に黒田日銀総裁が円の上昇する理由が見当たらないと発言。また、追加緩和に対し否定的な発言がなかったことからドル円の下落リスクが後退した。
また、先週は101円を割り込んだものの、今年最安値を更新できなかったことも底値安心が広がった。ただ、積極的にドル円を買っていく理由にも乏しい。101円70銭付近を超えたことで目先のショートは解消されていることから、ここからは俄かドルロングができやすい。102円台には売りが並んでいるとの情報もあり、しっかりと102円台に乗せてくるとドルロングが積み上がることになる。102円30銭付近を超えられなければ天井確認で101円ミドル付近までの戻しもありそうだ。
ドル円予想レンジ:102円35銭(±1σ上限)~101円50銭
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[ユーロ米ドル]EU議会選挙で反EU政党拡大

週明け東京市場ではEU議会選挙で反EU政党を掲げる極右政党が躍進したことで、ユーロは上値の重い展開となった。しかし、欧州市場では寧ろユーロが上昇して始まった。ドイツを中心に欧州の株式市場が上昇して始まったことを好感。EU議会選挙の結果から寧ろ中道派の結束が強まり、これまでの改革の流れが速まるといった前向きな意見も聞かれた。
ウクライナでの大統領選挙も一先ずEUとの統合を掲げるポロシェンコ氏が圧勝した事もユーロへの安心感が広がったと思われる。
ただ、ECBが次回の会合で追加緩和実施への期待が既に織り込まれており、ユーロがここまで下げてしまうと追加緩和の必要性が薄まる。
寧ろユーロの買い戻しの動きが入りやすい状況になり、ポジション調整のユーロ買いに気を付けたい。
ユーロドル予想レンジ:1.3700(23.6%)~1.3620
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[豪ドル米ドル]ネックラインでサポート雲の上限目指す

先週は緊縮財政により緩和政策が長期継続との見方や格下げの噂などから豪ドル売りが強まった。しかし、週明けのアジア市場では寧ろ豪ドルは底堅い動きで始まった。
先週の豪ドル売りにもかかわらずダブルトップのネックラインとなる0.92ドルを下回らなかったことから、一先ず安心感が広がった。ウクライナの大統領選挙は無事に終了したことや、EU議会選挙も反EU政党が拡大したものの、欧州株式市場は全面高となったことから市場にはリスクオンの動きが強まり始めている。安定した市場は資源国通貨投資に向かいやすくなる。また、日本の生保が外債投資に積極的な姿勢を示したことも豪ドルの下支えになる。ただ、短期的にはまだ下値リスクは燻ることから、0.92割れには損切を置きながら0.93台を目指して買いで攻めてみる。
豪ドルドル予想レンジ:0.9310(50%、雲の上限)~0.9220
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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