ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-05

[全般]方向感定まらず短期取引中心

昨日発表された米国1-3月期GDPは予想されたマイナス0.5%を下回るマイナス1.0%と3年ぶりのマイナス成長となった。発表直後はドル売りで反応したものの、同時に発表された新規失業保険申請件数は予想を下回り4週平均が07年8月以来の低水準になったことでドルは一気に買い戻され上昇。しかし、その後発表された4月の住宅販売保留が0.4%と予想の0.1%を上回ったことで10年債利回りが一時2.40%まで低下。再びドル売りが強まった。
その後はNY株式市場の上昇に伴い円安の動きが強まるとクロス円を中心に買戻しの動きが強まった。
GDPのマイナスは殆ど市場では織り込まれており、次期4-6月期は3%以上に改善されるとの見方が強い。新規失業保険申請件数や住宅販売保留の数字を見ると米国景気回復が着実に進んでいることを示すものだ。しかし、長期金利は依然として低い水準にありFRBの緩和政策継続への見方は依然として強いことを示している。
長期ではゼロ金利解除による金利上昇を見込んでいるものの、目先の金利低下傾向は今後も継続するとみられる。
金利の動向をみるとドル売りが強まることになるが実際にはユーロやポンド等を見るとドルの上昇が続くなど、方向感の定まらない相場展開が続く。
結局、短期取引を中心に豪ドルやNZドル、南アランドといった通貨に投機的な資金が入りやすくなっている。
5月はセルインメイのジンクスやウクライナ情勢の緊迫などから株価下落リスクの燻りが相場全体を委縮させていた。しかし、漠然とした不安感も徐々に解消される中で来週は注目の米国雇用統計やECB理事会が開かれる。
米国長期金利の低下は予想外の動きではあるが、結果として最も安全な米国債が買われるということは市場に不安感が広がったことも要因と考えられる。
来月からは5月の動きの反動から米金利上昇に転じるようであれば相場の流れが見えてくる。それまでは日中は短期取引を中心とした動きに合わせ、ポジションは次の日に持ち越さない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円]200日移動平均線を意識

(米ドル円日足)




またしても200日移動平均線を前にドル円は買い戻された。
ドル円は104円から101円の保ち合い相場が既に4か月余り続いている。ここにきてその値幅は特に狭まってきており、そろそろ保ち合いから放れる可能性が高い。
200日移動平均線が101円35銭まで上昇しておりこのレベルを下回ると下落に転じるという見方が強まっている。
アベノミクスが始まって以来200日移動平均線を一度も終値ベースで下回ったことがないということを市場は意識している。米国長期金利の低下により日米金利差が縮小する中ドル安リスクが燻る。
年初の高値から見られる下降トレンドラインと200日移動平均線は三角保ち合いが出来上がり、どちらかに放れるとすれば下落のリスクが高そうだ。

ドル円予想レンジ:102円00銭~101円35銭(200日MA)


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[ユーロ米ドル]下落基調継続

(ユーロ米ドル日足)




米1-3月期GDP改定値がマイナス1.0%と予想を上回るマイナスとなったことで発表後ドル売りユーロ買いが強まったが、新規失業保険申請件数を好感しすぐに押し戻された。その後発表の米住宅販売保留が改善したことで再びユーロは押し戻されるなど荒っぽい展開となった。しかし、前日の高値までは届かず上値の重い展開は続いている。
強いサポートと見られていた200日移動平均線を今週は下回り下落基調に変化は見られない。
実勢レートは一目の雲や基準線、転換線を下回っており遅行線もローソク足の下に位置するなど、ユーロの下落サインが明確に示されている。ただ、1.3640にある200日移動平均線と1.3660の転換線を上抜くようであれば流れが変わる可能性が高い。
来週のECB理事会での利下げは既に織り込んでおり、週末のショートカバーがどこまで入るか注目。もし、上抜けできないようであれば更に下値を探る展開が強まる。

ユーロドル予想レンジ:1.3640(200日MA)~1.3560

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[豪ドル米ドル]雲の上に浮上

(豪ドル米ドル日足)



ダブルトップのネックラインとなる0.9190を下回るようであればもう一段の下落が予想されたが、その手前で折り返した。また、一目の雲の上限を上抜いたことで上昇への期待が高まる。ただ、0.9290の転換線と0.93にある基準線が上値を抑えている。
米国長期債利回りの低下によるドル売りを豪ドルは素直に反応している。
今日のNY終値ベースでこのレベルを明確に上回るようであれば当面下落リスクは後退し、来週はもう一段の上値を試す展開が予想される。


豪ドルドル予想レンジ:0.9370~0.9270
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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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