[全般]米雇用統計控えドルの下落リスク燻る
一方、FRB幹部の早期ゼロ金利解除の可能性を示唆するなどタカ派的な発言も聞かれ、市場は方向感を掴み切れずに不安定な動きが続いている。
その中で、ポンドやユーロといったクロス取引が活発化。日本では新成長戦略が示されたものの既に骨子が発表されたことで一部では失望感もみられたが、市場への影響は限定的となった。
こう着状態が続くドル円も週末にかけて円高が進むなど、今週はそろそろレンジからブレークアウトする可能性もみえ始めている。
今週は注目の米雇用統計が発表されるが、金曜が米国独立記念日ということから木曜日に繰り上がる。雇用者数だけではなく、賃金の上昇率や労働参加率等など雇用の質が悪化しているようであればドル売りが加速する可能性が大きい。ただ、NY株式市場では警戒感が燻るものの悪材料に対しての反応は鈍く、全般に強気のセンチメントが漂う中でリスクオンの動きも期待できる。
この日はECB理事会が開かれ、米雇用統計発表と同時刻にECBのドラギ総裁記者会見が行われる。
既に先月利下げを行った後だけに追加緩和期待はなく、調整的な買戻しの動きが継続するとみられる。ただ、追加緩和やハト派的な発言が続くようであれば一時的にユーロ売りが加速する場面もありそうだ。
米国連休前ということもありポジションの巻き戻しが強まる可能性が高く、発表前後には荒っぽい動きが予想される。イベントリスクが高まることでクロス円などの売りを誘う可能性もあり、そうなればドル円の下落圧力となりレンジの下限が崩れるか注目したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]成長戦略も円安トレンド作れず円高リスク


先週は米長期金利の低下からドル安が進むと同時に新成長戦略による円安の動きもみられずドル円は下落。こう着状態が続いていたドル円も下値レンジを切り下げるなど、久しぶりに動き始める気配が見える。
レンジを抜け出すきっかけとなるか注目された新成長戦略も海外勢は懐疑的な見方も強く、今後の経過を見守ることになる。アベノミクスで始まった円安のように、次の円安へのきっかけとなれなかった。失望売りとはならなかったものの先行きのドル円上昇の材料が乏しく、今週は下値を探る展開を予想する。日足200日移動平均線(MA)をアベノミクス以来終値ベースで実勢レートが初めて下回った。一目の雲の下限からもした離れしたことで次のサポートは週足52週移動平均線の位置する101円を週足ベースで下回るか注目される。
或いは、2月から始まったレンジ相場の下限となる100円75銭を割り込むようであれば下落が加速するとみる。
今週のドル円予想レンジ:102円20銭~100円80銭(5月21日安値)
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[ユーロ米ドル]ECB理事会と米雇用統計

追加利下げを決定した6月5日のECB会合で下落したユーロではあったが、その後は買い戻しの動きが強まりじりじりと上昇が続いている。先週発表されたドイツCPIも予想を上回りユーロは上昇。その流れを継いで今週も買い先行で始まるとみるが、その動きも今週のECB会合を前にほぼ一巡する頃だ。
ECBでの政策変更は原則的に3か月単位で進むことから、9月か12月までは現状維持とみてよい。それまでは、緩和の効果を見守りながら口先だけで市場をコントロールすることになるだろう
今週のECB理事会の催される木曜日は米国雇用統計発表と同時刻と重なることから、双方の結果次第では上下に乱高下が予想される。米国は連休に入る直前ということからポジション的には往って来いとなりやすい。
前回のECB会合発表前のレベルである1.3675付近を超えられるかが今週のポイントになる。超えられないようであれば6月の安値135付近を試す展開が予想される。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3700(76.2%)~13570
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[豪ドル米ドル]レンジ相場かトリプルトップ形成か


豪ドルはこの3週間大凡0.9330から0.9440のレンジに入り上昇型トライアングルが収束してきた。今週はRBA会合や中国経済指標の発表を控えるだけに、上値を抜けるかどうか試される週となるだろう。先週は米国長期金利の低下もあり豪ドルは対ドルで底堅い動きとなった。一方、NY株式市場は高値警戒感もあり利益確定の売りが散見されるなど不安定な動きからリスクの取りにくい状況となっている。
今週のRBA会合では豪ドル高に対するけん制として、年内に利下げの可能性を示唆するようであれば豪ドル売りが強まる。或いは、国内の住宅価格や雇用コストの上昇により当面現状維持となれば今年高値となる0.9460を再度試す展開となるのか注目される。
また、RBA会合直前に発表される中国6月PMIでは景気刺激策を打ち出した効果がみられるようであれば、会合前に上値を試す展開も予想される。ただ、木曜日には米雇用統計やECB理事会を前に、これまでのレンジを超えるのは難しいとみている。米長期金利の低下が一層強まらない限り、豪ドルドルは一時的に上値を超えたとしても押し戻されることになりそうだ。
0.92のネックラインを抜ければ0.94付近でダブルトップ形成とみたが、結果的に0.94ドル台に押し戻されたことで今度上抜けできないとトリプルトップを形成する可能性もある。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.9460(今年高値)~0.9330(50%)
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[全般]弱含む米国経済指標と利上げのタイミング
前日に発表されたGDPが予想を大きく下回ったものの、悪天候の影響から一時的なものと市場は捉え、次期4-6月期GDPへの期待が高まった。しかし、昨日発表された個人消費支出も予想を下回ったことから、早期利上げ期待が後退しドルの長期金利は一時2.51%台に低下。一方、株価3指数ともに下落するなど前日とは異なった動きがみられた。株を売って債券を買うという動きは6月末という特殊要因もあると考えられるが、米景気回復への時間が予想以上にかかるという意識が高まったとも言えそうだ。一方、ブラード・セントルイス連銀総裁は来年3月には利上げをすべきと発言。また、ラッカー・リッチモンド総裁も来年に主要金利の引き上げを見込むと発言するなど、タカ派的な発言が相次いだ。
今回のGDPや個人支出の悪化は一時的なものと考えるべきかもしれない。住宅や雇用関連の指標は概ねこれらFRB幹部の発言を裏付けるものが多く、このままいけば実際に来年には利上げ実施は現実のものとなりそうだ。
既に、利上げを想定した対処がこのような発言につながるものと考えられる。
株式市場は高値警戒感からの調整が断続的に出ていることから、寧ろ急落という事態は回避されることになる。また、長期金利も2.5%を挟んだ安定した動きが今後も続くことは住宅市場にとっても追い風となることからFRBにとって願ってもない状況といえる。
今日は月末によるフローの調整的な動きから、もう一段のドル安の動きが強まる可能性が高い。しかし、一方的なものではなくあくまでレンジ相場の域を脱しない程度とみる。
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[米ドル円]終値ベースで200日MAを上回る

NY時間に発表された米5月個人消費支出が予想を下回ったことから米長期金利が低下し一斉にドル売りが強まった。ドル円も損切を巻き込みながら一時ひと月ぶりとなる101円48銭まで下落。その後は買い戻しも入り101円70銭付近で引けてきた。今回も200日移動平均線の位置する101円65銭を引け値ベースで辛うじて上回った。しかし、月末のポジション調整などからドルの長期金利低下圧力は依然として強く、今日のNY市場では更に一段の低下が見込まれる。また、株価も調整の売りが出やすいことから円高とドル安の動きが同時に強まる格好だ。ただ、ドル円に関してはそれ程ポジションの偏りは見られないことから下値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:101円90銭~101円30銭(76.4%)
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[ポンド米ドル]1-3月期GDPで調整の売り警戒

ドルの方向感が掴みにくいこともあり、ユーロやポンドといったドル抜きの取引が活発になっている。昨日も東京市場が終わり欧州市場の始まったところで纏まったユーロポンドの売りが入るとポンドは上昇。1.7038まで買われたものの、先週付けた今年高値となる1.7060が意識され押し戻された。月末のフローの動きもみられたものの、カーニー総裁の議会証言を控え投機筋の買いが入ったとみられる。しかし、今回のカーニー総裁発言では特に目新しい内容は見られず利食い売りが先行。NY市場で発表された米個人消費支出が予想を下回ったにも関わらずポンドドルが下落。
BOEの利上げ期待はほぼ織り込んだことから、上値の重さを確認できれば売りが強まるとみる。ボリンジャーのバンドウォークは終了し上限バンドから放れ中心線に向かい始めている。また、MACDもシグナルとMACDが高値圏でそろそろクロスすることから、1.70ミドル付近の重さを確認したところで売りから入りたい。
ポンドドル予想レンジ:1.7050~1.6950
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[NZドル円]今年最高値を意識


東京市場からNZドルの買いが強まり、5月に付けた高値89円26銭を再度試す展開となった。一旦は利食い売りがこのレベルで散見され、押し戻され上値を抑えられた。
NY市場では5月の米個人支出が予想を下回ったことでNZドル円の売りが強まり88円85銭まで下落。しかし、年内に更なる利上げ期待もあり潜在的な買い意欲は強く再び上昇に転じた。また、NY引けたところでも買いが強まり89円36銭まで上昇。
先ほど早朝に発表されたNZランド5月の貿易収支は2億8500万NZドルの黒字と予想の2億5000万NZドルを上回り再び買いが先行。89円38銭の高値を付けたものの利食い売りが出やすく、短期的にダブルトップを形成。
4月1日に付けた今年最高値となる89円90銭を市場は意識しており、先ほどの高値89円40銭付近を明確に上抜けすることが出来れば最高値89円90銭を目指すとみる。ただ、今日は月末に近く利食い売りが先行しやすいことから寧ろ短期的に売りで攻めてみたい。
89円30銭付近で売りを入れ89円40銭のタイトストップを入れておき、今度は最高値を狙う。
NZドル円予想レンジ:89円35銭~88円80銭(50%)
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[全般]米景気への期待と不安
1-3月期GDP確定値は-2.9%と予想の-1.8%を大きく下回り、2009年初め以来の大幅低下となった。これを受け米長期金利が一時2.52%まで低下しドルは全面安。株価も下落して始まった。しかし、内容をみると冬の悪天候の影響や医療支出が予想より伸びず個人消費の伸びが鈍化した事が要因。市場はこの反動で次期4-6月期GDPが4%近くまで増加するとの見方が広がり株価は上昇。金利も2.56%台まで上昇しドルの買い戻しが強まった。
悪天候の影響は既に織り込み済みではあったが、ここまで予想を下回るとはサプライズであることは間違いない。しかし、市場は敢えて楽観的に捉えたことが注目される。同時に発表された耐久財受注も予想を大きく下回るなど、景気への懸念は残る。
FRBの緩和政策継続への期待が株価の上昇と金利低下を促す結果となったが、一歩間違えば景気減速懸念がそのまま株価を押し下げていたところだ。4-6月GDPがもし4%台に乗せたとしても、半期で2%を達成するかは難しい。しかし、最近の住宅関連や雇用指標をみると米経済回復期待が強く、それを背景に株式市場は基本的に強気派が多いと考えられる。
イラクなど地政学的リスクも含め、不安を抱えながらも米国市場の楽観的なセンチメントは世界的な株押し上げにもつながる。
米国経済回復期待と不安が混在する中で今回も相場のこう着状態を脱出するきっかけとはならず、レンジ相場は継続するとみてよい。
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[米ドル円]200日移動平均を意識

NY時間に発表された米GDPや耐久財受注が予想を大きく下回ったことで米長期金利が低下。ドル円は一時200日移動平均線の位置する101円63銭を下回る101円62銭まで下落した。その後金利が上昇に転じたことでドルも買い戻され終値ベースでは辛うじて200日MAを上回って引けた。
長期債利回りは一時2.52%付近まで低下し引けは2.56%まで戻されたものの上昇力は弱い。
今日のNY時間に発表される米個人消費支出が昨日と同様に予想を下回るようであれば、景気への不安から金利は更に低下する可能性が高い。ドル円がNY終値で101円60銭付近を下回るようであれば、今のこう着状態から抜け出そうとした売りが強まるとみる。ただ、ポジション的にはニュートラルに近く、下値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:102円10銭~101円30銭(76.4%)
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[ユーロ円]買い戻しも一時的


前日にパラボリックが売りから買いのサインに変わったところで買いが更に進むとみられた。昨日の米GDPが予想を大きく下回りユーロは対ドルで一気に上昇。ユーロ円は前日の高値となる138円90銭近くまで上昇。しかし、ドル円の下落とともに売りが強まり、再び139円台乗せに失敗した。短期的にみると138円ミドルを下回るとダブルトップを形成することになる。今日から始まるEU首脳会議では次期欧州委員長人事の採決を巡り英国とドイツの意見対立に注目が集まる。混乱が強まればユーロにとってはネガティブ材料となり売り圧力が強まることになる。対ドルでも昨日は長い上髭を伸ばしたことで天井観が強まる。ウクライナ状況も停戦は遅れているものの緊張緩和の動きがみられ、欧州からロシアなどへの資金の還流もみられるなどユーロの上値は依然として重い。
今日の15時半に発表されるフランス企業景況感指数は94と前月と横ばいが予想されるが、予想を下回るようであればユーロ売りのきっかけになりかねず、注目される。
ユーロ円予想レンジ:138円90銭~138円30銭(50%)
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[豪ドル米ドル]レンジの上限では売り


豪ドルの0.94ミドルは今年最高値でもありこのレベルに近づくと自動的に売りを出してくるところもある。昨日のNY時間に発表された米GDPが予想を大きく下回ったことで、それまで下落傾向にあった豪ドルは一気に上昇に転じた。目先のショートカバーは完全に切り切れていないとみて、今日のアジア市場では株価の上昇に伴い、リスクオンによるもう一段の上値を試す展開が予想される
前々日に付けた高値0.9445付近が意識されるものの、その手前では売りが並ぶとみる。
レンジの上限である0.94ミドル手前では戻り売りを出し、今年の高値0.9460を超えたところでは損切注文を出しておきたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.9440~0.9360
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[全般]米株式市場の下落と金利低下
一方、NY時間に発表された米消費者信頼感指数や新築住宅販売件数が予想を大きく上回ったことでドル買いが強まった。しかし、株式市場は3指数とも下落となりリスクオフからの円高が進んだ。イラクに対しシリア軍機が攻撃したことなど地政学的なリスクもあるが、どちらかといえば高値警戒感からの利益確定の売りが出ていると考えられる。ケースシラーは予想を下回ったものの、前日の中古住宅販売も含め住宅関連指標は概ね好調といってよい。昨日はフィラデルフィア連銀プロッサー総裁がFRBの改善見通しが消極的すぎると発言。タカ派で知られる総裁だが、ここにきて米経済指標の改善が目立つことからゼロ金利解除への思惑が再び高まる可能性がある。
今日は米1-3月期GDP確定値が発表される。悪天候の影響とみられた成長率の落ち込みが限定的となれば株価にとってはプラス材料となる。しかし、ここ数日の動きをみると経済指標とは関係なく上値の重い展開が続く。また、昨日は長期金利が再び低下して引けるなど株価と債券はバラバラな動きがみられる。
株価の下落は円買いの動きを促し、金利低下はドル安ということからドル円にとっては下落リスクが徐々に高まる。
しかし、これらの動きは調整段階にみられるもので、為替市場でも方向感が掴めずもう暫くレンジ相場が継続するとみてよいだろう。
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[米ドル円]成長戦略も出尽くし

東京市場では株価の動きに合わせた格好でドル円も午後は底堅さを取り戻した。その後、政府が法人減税改革など成長戦略を発表。内容的にはまずまずのものだが海外勢の評価はやや批判的なものが聞かれるなど、新たな円安材料とは捉えられなかった。
NY市場では新築住宅販売など好調な結果を示したことからドル円は一時102円16銭まで上昇。しかし、株式市場は1万7千ドルを目の前に前日同様利益確定の売りに押され下落。
リスクオフからの円買いが強まった。また、米長期金利も前日とは異なり低下したことでドルは全般に上値の重い状況で引けてきた。
一目の雲の下限に沿った動きが続いており、今日は株価の下落に伴い、もう一段下値を試す展開とみる。ただ、こう着状態からの脱出は難しく下値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:102円15銭~101円75銭
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[ポンド円]途転サインSARに注目

昨日の議会証言においてカーニーBOE総裁が賃金データは予想よりも冴えないことや、利上げは限定的で段階的なものになると発言。これまで利上げに積極的とみていた市場はややトーンダウンした内容からポンド売りを強めた。先週のMPC議事録では年内の利上げの可能性が示されたことを受けポンドは上昇。
既に利上げ自体は織り込まれていたものの、このタイミングで更に投機筋中心に買いが強まっていた。そのポジション調整の売りとみられる。ただ、171円から上昇したポンド円だけに、まだ完全にロングポジションはキープされている。172円90銭付近にはパラボリックSARがあり、今日はこのレベルを下回ることは確実で、買いから売りの途転サインがともった。利上げの動きは変わらず、調整的な売りではあるが他通貨のこう着状態が続いていることから、投機筋の売りが強まるか注目される。
ポンド円予想レンジ:173円20銭(NY終値)~172円35銭(38.2%)
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[南アフリカランド円]雲や200日MAが上値を抑える


今月13日にS&Pが南アの格付けを引き下げたものの、結果的に悪材料出尽くしから上昇に転じた。世界的な緩和政策の継続により市場には金余り状態が今後も継続することから、高金利通貨としての南アランドは依然魅力的な通貨といえる。南アランドは米国株価の動向に反応しやすいこともあり、昨日のNYダウ下落に伴いランド円の売りが強まった。また、一目の雲や200日移動平均線が上値を抑え、結果的に雲の下で引けてきた。今日のNY株式の結果次第ではもう一段下値を試す展開が予想される。ただ、最終的に長期の買いスタンスに変更はなく、下げられたところでは買いを入れておきたい。
南アランド円予想レンジ:9円63(線基準線)~9円49銭(61.8%)
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[全般]クロス円の動きが活発化
朝方発表された中国6月PMIは6カ月ぶりに節目の50を上回ったことから豪ドルが上昇。しかし、日経平均株価の売りが強まるとドル円も上値の重い展開となった。
欧州市場が開いたところでフランスの6月PMIが製造業とサービスともに予想を下回ったことでユーロは対円対ドルで下落に転じた。この結果、クロス円も全般に売りが強まるなど、ポジション調整的な動きが目立った。
NY市場では5月中古住宅販売が489万件と予想の474万人を大きく上回ったものの、市場の反応は限定的となった。寧ろ、NYダウは高値警戒感から利益確定の売りが上値を抑えるなど、1万7千ドルを目の前に慎重な動きがみられた。
ドルの方向感が掴みにくい中で、結果的にドルを除いたクロス円やユーロクロスといった取引に市場の注目が集まり始めているようだ。
中長期的な投資というものではなく方向感が掴めるまでの繋ぎの動きとみられる。
イラクやウクライナ等の地政学的リスクや、株価やクロス円が高値圏で推移する中で、目先はロングポジションの調整的な売りが高値では強まりそうだ。ただ、警戒感が残る市場では小幅な下落を繰り返すものの、大きな下落には寧ろなりにくいという特徴もある。
この膠着状態から抜け出す時は株価やクロス円などは更なる上値を試す時とみる。
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[米ドル円]ポジション調整中心の動き

週明けのドル円は前週末の流れを受け底堅い動きで始まった。しかし、日経平均株価の上昇が鈍化したことで全般に円の買い戻しの動きが強まった。黒田総裁が夏にかけCPIが一旦は1%近くに縮小する見通しを示したものの市場は反応薄。どうも、最近の黒田総裁発言に対する市場の関心は低下している。
欧州市場が始まりフランスのPMIが予想を下回ったことからユーロが対円でも売りが入るとクロス円全般に売りが強まった。日本の成長戦略や追加緩和期待が後退したことも影響しているのだろう。
いずれにしても、ドル円はこう着状態から抜け出す気配は全く見られず、当面は102円を挟んでの攻防が予想される。ただ、200日移動平均線の位置する101円60銭を下回る何かが起これば、相場にはエネルギーが溜まっているだけに予想以上の下落につながる可能性もある。
ドル円予想レンジ:102円30銭~101円70銭
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[ユーロ円]対ドル対円でユーロの上値抑えられる


フランスの6月PMIがサービス・製造業ともに予想を下回ったことを機にユーロは対ドルだけではなく対円でも売りが強まった。ユーロ円クロス取引は最近見られなかっただけに注目される。それだけ、方向感を見出しにくいドルを抜いたユーロポンドなどの取引が活発化してきているということだろう。この日はオーストリア中銀のノボトニー総裁が「ユーロ圏の経済回復は比較的弱い」「ECBは為替レートを目標としていないが、上昇が弱まることに関心がある」と発言。市場への影響は限定的となったものの、上値を追いかけて買うにはリスクが高い。今日はカーニーBOE総裁の講演もあり更なるポンド買いが強まればユーロポンドの下落がユーロドルの上値を抑えることになる。
テクニカル的にみると日足200日移動平均線とボリンジャーの中心線が戻しの上値を抑えた。NYの引けにかけて買戻しの動きがみられたものの、138円80銭付近の上値の重さ確認後、再度売りを出していきたい。
ユーロ円予想レンジ:138円90銭(200日MA)~138円15銭(61.8%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]高値警戒感から上値抑えられるものの


東京時間に発表された中国6月PMIが50.8と6カ月ぶりに節目の50を上回ったことから豪ドルが一気に上昇。しかし、この時は対ドルだけで対円での買いは見られなかった。
ただ、欧州時間にフランスPMIが予想を下回りユーロ円の売りが出たことで豪ドル円も攣られて売りが散見。NY市場でもNYダウが高値警戒感からの売りが強まったところでリスクオフからの円買い戻しの動きがみられた。結果的に豪ドル円も東京市場で上昇した分のほとんど押し戻された格好となった。しかし、NY引けにかけては買い戻しの動きが強まった。4月からの動きをみると96円台での売りが続いていることから、目先利益確定の売りが出やすい。しかし、今年高値となる96円50銭を上抜くようであれば新たな買いを入れてくるとみる。
NY株式市場は高値警戒感からの利益確定の売りが出やすいものの、細かい調整が入っていることから急落リスクは寧ろ低下しているとみる。NYダウが1万7千ドルを試しに行くのは時間の問題で、そうなればリスクオンからの豪ドル円の買いが強まるとみる。
豪ドル円予想レンジ:96円50銭(4月4日今年高値)~95円80銭(先週末NY終値)
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[全般]米国金融緩和政策転換期待とリスクオン
大きな変化は見られず方向感は未だに定まらないものの、結果的に株価の上昇と米長期金利の下げ止まりが確認されたことは今後の相場を見るうえで重要だ。
ECBは先日追加緩和を実施し、中国も今月に入り利下げを行うなど景気刺激策を打ち出したことで市場の不安感は徐々に後退。
全般に楽観的なセンチメントが広がる中で今週はリスク選好によるクロス円の買いが強まる可能性が高い。また、米金利による影響を受けやすいドル円にとっては、長期金利上昇が継続するようであればレンジの上限を試しに行くとみる。
一方、イラクやウクライナなどの地政学的リスクは依然として燻り、更に情勢が悪化すればリスクオフによる円買い戻しの動きに繋がる。また、原油高が更に進めば折角見え始めた世界経済の回復にも影響を及ぼしかねない。
未だ方向感の掴みにくい状況ながら最近の景気指標は米国経済回復の兆しを示すものが多くみられるようになった。ゼロ金利解除時期の前倒し時期への思惑が進むときに長期金利上昇に対し、高値を更新する株価の調整売りを招くリスクも抱える。
いつ起こるか分からないリスクを抱えながらも、徐々に光が見え始めているようにみえる。
今週は慎重ながらも先週に引き続きリスクオンの動きが強まる週となりそうだ。
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[米ドル円]楽観的なセンチメントから円安方向へ

先週のFOMCでは米長期金利の一時的な低下を招きドル円も101円73銭まで売り込まれた。このすぐ下の101円60銭には200日移動平均線が位置し、下抜けするようであれば更なる下落リスクが高まるところだった。しかし、NY株価は史上最高値を更新するなどリスクオンの動きからクロス円の買いも強まりドル円の下支えとなった。
今週は大きなイベントや経済指標発表はないものの、米国景気回復を示す内容が重なるようであればリスクオンによる円安傾向が持続されるとみる。
特に、米国住宅関連とGDP、そして消費動向の結果から米国株式市場と債券利回りへの影響に注目したい。もし、予想を下回るようであれば一時的に株価の下落などからドル円も再度下落懸念が強まりかねない。ただ、今のこう着相場から抜け出す程のエネルギーはなく、200日平均線が下値を支える。
今週のドル円予想レンジ:102円80銭(6月4日高値)~101円60銭(200日MA)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]1.7の大台を超え一段上のレベルを試す


MPC議事録で年内にも利上げに転じる可能性が示されたことでポンドは上昇の勢いを強めた。当面レジスタンスとみられた1.7ドルを先週は上抜き2008年10月のリーマンショック時以来の1.7060高値を付けた。
ただ、BOEの利上げ期待が既に市場には浸透しているだけに、この材料だけでポンドを買っていくのは限界もある。FOMC等のイベントなどが当面見られずポンドに市場の注目が集まったと考えられる。ただ、この通貨は順張り通貨であり一度動き出すと予想以上に継続する特性がある。今週金曜日に発表される英国1-3月期GDPと経常収支は若干改善の兆しが予想されることから、更なる上昇につながる可能性が高い。
ただ、高値警戒感からの下振れリスクには注意する必要がある。日足チャートでみたフィボナッチ38.2%戻しとなる1.6920付近までの下押しも想定しておきたい。
今週のポンドドル予想レンジ:1.7300(50%)~1.6920(38.2%)
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[豪ドル円]リスクオンによる買い


イラク情勢など地政学的リスクの高まりから原油価格が大きく上昇。原油は生産しないものの資源国通貨である豪ドルの下支えとなる。世界的な株高によるリスクオンから相対的に金利の高い豪ドルに資金が向きやすく、市場のこう着状態が続くほど金利差を狙った豪ドル買いが強まるとみる。
今週月曜日には中国6月製造業PMI速報値が前月を上回ると予想される。また、水曜日はRBAのロウ副総裁の講演があり、来年にかけ強気の景気見通しが示されるようであれば緩和政策の転換への期待から豪ドル買いを促す。反対に、景気への不安は豪ドル高に対する懸念を示したとしても、既にRBA総裁が何度か発言しているだけに下値リスクは限定的とみる。
GPIFの運用改革期待もあり、ドル円の底堅さが確認されるようであれば打診買いが入るか注目される。
今週の豪ドル円予想レンジ:98円00銭(61.8%)~95円60銭[50%]
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]注目材料少なく短期決戦中心
先日年内利上げの可能性を示唆する内容となったBOE議事録によりポンドは堅調な地合いを継続している。この日は特に材料があったわけではないがユーロポンドの売りなども入りポンド買いが進んでいる。また、豪ドルやカナダドルといった資源国通貨も底堅い動きを示している。この日はスイス中銀が政策決定会合を開き、為替市場では無制限に外貨を買い入れる用意があり、必要ならさらなる手段を講じる用意があるとした。しかし、これまでのスタンスを踏襲しただけに市場では寧ろスイス買いの動きが強まり上昇。ショートカバーを更に誘う動きとなった。一方、高金利通貨でもあり資源国通貨でもあるランド円は下落。前日に大幅上昇した反動が入るなど全般にポジション調整とみられる動きと、新たなポジションメークも見られた。特に材料があるわけでなく、短期的な動きで終わることになりそうだ。イラク情勢も米国が戦闘への関与を否定したことで不安定な状況が継続。
注目されたNY市場の動向は前日に引き続き株価は全般に底堅く、S&Pは高値を更新。NYダウも小幅ながら続伸した。一方、米長期金利は一時前日の流れを継続し2.56%まで低下する場面も見られたが、最終的にインフレ懸念から上昇に転じ再び2.6%台に乗せて引けてきた。ドル金利の動向がドルの方向性を示すものとなるが今のところ方向は定まっていない。
今日は日銀黒田総裁の講演や欧州では財務相理事会が開かれるものの注目度は低い。また、米経済指標の発表はないことから各通貨の昨日の流れを更に継続する動きが強まるとみる。
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[米ドル円]ドル長期金利上昇で一先ず下げ止まり

東京市場では日経平均株価が上昇したもののドル円は寧ろ上値の重い展開となった。前日のFOMCで株価上昇と長期金利低下の動きが強まり、ドル円はドルの金利低下の動きに影響を受けた流れをそのまま引き継いた格好だ。
ただ、NY市場が始まると米長期金利は前日同様金利が低下して始まりドル円も上値が重くスタート。しかし、その後長期金利が上昇に転じるとドル円の買い戻しの動きが強まり一時102円台に乗せる場面も見られた。しかし、全般に取引自体が低下していることもあり値動きは乏しい。一目の雲の下限が下げてきているのと、200日移動平均線がじわじわと上昇するなど、値幅は更に狭まる傾向が強まる。
リスクとしては、200日移動平均線を試しに来ることだ。もし、下抜けすると材料が乏しいだけに思った以上の下落になりやすい。
ドル円予想レンジ:102円10銭(転換線)~101円60銭(200日MA)
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[ポンド米ドル]1.7ドルを上抜きバンドウオーク


前日のMPC議事録で年内にも利上げの可能性が示されたことでポンドは再び強気の見方が広がっている。昨日は日本時間が終わったところでポンド買いが強まり1.7ドルに乗せた。欧州市場が始まるとユーロポンドの売りが強まったことで今年最高値となる1.7010を超えてきた。NY市場では米長期金利が一時2.56%に低下したことで1.7060の高値を付けた。その後は長期金利が上昇に転じたことで1.7035まで押し下げられた。FOMCを終え、今後特に注目材料がないだけに利上げ期待の高まるポンド買いに注目が集まりやすい。上昇の流れに沿ったポジションを持ちたいところだが、週末ということもありNY市場では利益確定の売りに注意したい。
ポンドドル予想レンジ:1.7100~1.7000
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[カナダドル円]経済指標に反応しやすい


FOMC後は目立った経済指標がなく、今日のNY市場ではカナダ経済指標に市場の注目が集まりそうだ。
今日はカナダの5月CPIと小売売上が発表を控え、全般にカナダ景気の改善が予想されるだけに、カナダドル買いが強まるとみる。
ボリンジャーバンドの角度が上昇トレンドに入っており、ひと月近く中心線がサポートとしてワークしている。米国関連の指標発表がないことから市場はカナダドル取引に集中してくるとすれば、買いを強める可能性が高い。93円75銭の中心線をバックに94円割れを買ってみる。
カナダ円予想レンジ:94円40銭(BB上限)~93円75銭(76.4%)
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[全般]FOMC終了後も方向感定まらず
FOMC会合を控え東京市場では慎重なスタートとなったが、後場に入り日経平均株価の上昇に合わせドル円は底堅い動きが続いた。
欧州市場が始まり乏しい材料のなかで英MPC議事録要旨が発表され早期利上げ観測が強まりポンドが上昇。しかし、FOMCを控えていたことから寧ろポンドロングの調整売りが強まった。
NY市場に入り米1-3月期経常収支が発表され予想以上の赤字拡大からドルが売られる場面も見られたが、FOMCを前に小幅に留まった。
注目のFOMC声明では最近の景気は数か月で回復してきたとしたとし、利上げ時期が前倒しになるとの見方から株価が下落。しかし、イエレン議長は現在の株価の動きは過去の標準から放れたものではないと発言。株価は上昇に転じた。一方、政策金利見通しは来年末までは小幅上昇となったが長期予想は4%から3.75%に下方修正された。これを受け、米長期債利回りは低下しドルは全面安となった。
今回の決定は全会一致となったことで一部タカ派的な色が濃くなるとの見方が後退。
イエレン議長は金利引き上げ時期について経済次第とするなど、全般にイエレン議長のハト派的な意見に従ったとみられる。
全般的にみると中立的な姿勢が示され、結果は株価が上昇し金利が低下。為替は金利の動向に合わせる格好となった。
目先は株価の上昇によるリスクオンの動きは継続されるとみるが、こう着状態からの脱出はできなかった。
今日は日経平均株価の上昇が予想されることから円売りの動きが強まりそうだ。また、目先は金利の高い通貨などへ投機マネーが集まりやすくなるとみる。
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[米ドル円]ドル売りとクロス円買い

東京時間には日経平均株価の上昇につれてドル円は102円30銭付近まで上昇。底固い動きが続いたが、FOMC前にはポジション調整などから元のレベルは押し戻された。
FOMC会合では株価が上昇し円安に向かう場面も見られたが、最終的に米長期金利の低下に押し戻されるなど、金利動向の影響が勝った。今日は日経平均株価がNY株価に合わせる格好で上昇して始まると予想される。しかし、金利の影響から上値は抑えられることになるとみるが、豪ドル円等金利の高い通貨等のクロス円の上昇がドル円の下支えになるだろう。
ただ、200日移動平均線が101円60銭付近まで上昇してきたことで、このレベルを明確に下回るようであれば100円台を試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ:102円20銭(雲の下限)~101円60銭(200日MA)
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