ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-06

[全般]ECB理事会と米雇用統計で波乱含み

先週は米長期金利の低下にもかかわらずユーロ安によるドル高の動きが強まる中、ドル円は上値の重い展開が目立った。一方、NY株式市場は最高値を更新するなど堅調な地合いを示した。先週発表された米経済指標は一部消費関連の落ち込みは見られたものの、懸念される住宅や雇用などでは改善の兆しがみられた。
為替市場では米金利動向の影響が薄れる中、方向感の掴みにくい動きが続く中でユーロに対するクロス取引が目立った。
今週は注目のECB理事会と米雇用統計の発表の2大イベントが控える。
ECB理事会での追加緩和を市場は大分織り込んできており、発表前にはその巻き戻しの動きが強まる可能性が高まる。しかし、更なる追加緩和の含みを残すようであれば発表後再びユーロ売りの動きが強まる可能性もある。そうなれば、ユーロ円の売りを中心にクロス円の下落が進みドル円も101円割れが再び視野に入る。
5月の米雇用統計では前月が雇用者数と失業率ともに予想以上の改善を見せたことから、その反動が懸念される。ただ、前回では労働参加率や賃金の伸びの低下などから最終的にドル売りが進むなど、今回も数字だけで反応すると怪我をしかねない。
この結果に対し、米株式と債券市場がどのような反応を示すかが注目される。
米国長期債利回りにドル円だけが素直に反応しているだけに、金利が更に低下するようであればドル円の切り下がる可能性が高まる。
ドルの金利の低下にも拘わらずユーロやポンドに対しドルが上昇しているのはECBの追加緩和期待の影響が強いと思われる。ECB理事会後にその流れが変わるのか、或いは更にドル高ユーロ安が進むのか。また、米雇用統計の結果、テーパリングの規模を縮小するか、或いは早期の緩和政策終了を促すものになるのか。今後の為替相場動向を占ううえで注目される。
また、今週は豪ドルや円、ポンドにとっても重要な週となる。
RBA政策金利の発表や豪州GDP、住宅許可件数、小売売上、そして中国PMIなど豪ドルに影響を与える材料が相次ぐ。
また、利上げ期待の高まるBOE政策会合も控える。先週はECB利下げ観測からのユーロ安に攣られた格好でポンドの売りが強まった。利上げ観測の燻るなかでの下落となったことで再び利上げ観測が高まれば反動の動きが強まりかねない。





※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]保ち合い継続

(米ドル円日足)


先週は週初に102円台を何度か乗せに行ったものの、結果的に押し戻された。前週に一時101円を割り込んだものの跳ね返された時と同じような状況となり、こう着状態が更に高まった。
既に4か月余り101円から104円の保ち合い相場が続いており、動きがとれずに諦め観も強まる。もし、レンジを抜けたとしてもポジション的にはそれ程の偏りがなくなったことから、一方向に大きく進むこともなさそうだ。ただ、チャートを見ると200日移動平均線が101円35銭付近まで上昇してきたことで、下に抜けやすくなってきた。年初からの下降トレンドラインと200日移動平均線をみると三角保ち合いが形成されている。ただ、101円35銭を下抜けしたとしても前回付けた安値100円81銭、その下には今年最安値となる100円74銭と強いサポートが並んでいることから底値の堅さも意識される。
もし、101円を明確に下抜けできなければ、反対に上値トライが始まりそうだ。
米雇用統計であらためて米国景気回復期待が高まるようであれば103円を試す展開もある。ユーロやポンドに対するドル高の動きに対しドル円の出遅れ感が指摘される。
いずれにしてもレンジを大きく割り込むのはまだ先になりそうだ。


今週のドル円予想レンジ:102円30銭~99円90銭(61.8%)





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[ユーロ米ドル]ECB追加緩和への織り込み度


(ユーロ米ドル日足)


先月8日に行われたECB会合後の記者会見でドラギ総裁は6月の会合に追加緩和の可能性を示唆した。その時のユーロドルのレベル1.39後半から売りが始まり、先週は1.35後半まで400ポイント近く下落したことになる。
結果的にダブルトップを形成し1.37ドル付近のネックラインや1.36ミドルにある200日移動平均線も下回るなど追加緩和は十分に織り込み済んだとみてよいだろう。週末のNY市場では安値1.3590から巻き戻しが入り1.36ミドルまで押し戻された。
ECB理事会では現在の政策金利0.25%を0.1%から0.15%を引き下げ、SMPの不胎化停止、中銀への預金金利をマイナス0.1%に引き下げるといった策を打ち出すとみられている。これらは既に織り込み済みで発表後は買い戻しの動きが強まるとの見方があるが、そうだろうか。400ポイント下げての戻しとしては60ポイントというのは余りに小さい
もし今回の理事会で難しいとされた量的緩和を打ち出せばサプライズとなり更に下落が加速する可能性もあるためか。或いは、今回やらなくても次回に含みを残すだけでもう一段の売りが強まりかねない。
織り込んではいるものの、ユーロロングにするのはリスクが高い。まだ下落余地はありそうだ。


今週のユーロドル予想レンジ:1.3740(38.2%)~1.3500





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[豪ドル米ドル]RBA理事会後は今年高値も

(豪ドル米ドル日足)


先週の米国の金利の低下によるドル売りやNY株式市場の上昇によるリスクオンの動きが豪ドルの底を支えている。豪ドルはダブルトップのネックラインを目の前に押し戻され、一目の雲の上に浮上して引けてきた。
今週は3日にRBAの理事会を控え神経質な展開が予想される。この日は4月の小売売上高や1-3月期経常収支も発表されるが、どちらも前回から改善が予想される。
ここにきて利下げの思惑は後退しており、声明文に景気への前向きな見通しが示されるようであれば寧ろ利上げ観測が浮上し、豪ドルをもう一段押し上げることになるだろう。
4日には1-3月期GDP、5日には4月の貿易収支など重要な指標発表が相次ぐこともあり、利上げの思惑が一致するか注目される。
日本の生損保が外債比率を高め為替リスクを積極的にとる姿勢を打ち出していることや、年金運用への期待もあり資源国通貨であり、金利の高い豪ドルには今後買いが入りやすくなる。
もし、下押しするような場面があれば買いを入れておきたい。
下値目途としては0.92のネックラインや0.9180の200日移動平均線と雲の下限があり、ここがサポートされるようであれば改めて底値が確認される。


今週の豪ドルドル予想レンジ:0.9460(今年高値)~0.9200(ネックライン)





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