ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-06

[全般]米長期金利と株価上昇でドル底固さ

週明け東京市場は日経株価上昇に伴いドル円は底堅い動きで始まった。
先週末のNY株式市場が雇用統計発表後も堅調な地合いとなりドル長期金利も上昇したことで円安とドル高の流れを引き継いだ。しかし、その後は株価の利益確定の売りが強まる中でドル円もじり安。ドル円のこう着状態からの脱出は当面難しそうだ。ヘッジファンド勢が日本株買いや円売りを仕掛けているとの報道もあるが、実際にはこれまで彼らの運用は失敗していることから期待は低い。最近ドルが堅調な地合いとなった背景には米長期金利の上昇にあり、再び低下すればドル安リスクが高まる。今月に新たな成長戦略が打ち出されるとの期待もあるが、反対に失望売りにもなりかねない。既に内容は織り込み始めていることから、ここから更に円安に傾くかは微妙だ。
米国長期金利が上昇しても株価も上昇していることからリスクオンの動きとみることが出来る。しかし、雇用統計の内容をみると依然イエレン議長の指摘する質の問題が解決されていない。強気の姿勢の裏にはまだ不安感が燻る。
米国主導の世界的株価上昇の動きは継続し、リスク選好の動きから円安傾向が強まるものの、全般に高値警戒感もみられる。
調整的な円の買い戻しが入りやすく、クロス円全般に上値を追いかけるには注意が必要だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]雲の上値抵抗線

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_201406010_jikanashi.jpg


日経平均株価への上昇期待からドル円は朝方102円64銭の高値を付け、上値トライへの意欲が高まった。しかし、輸出など実需の売りに押されじりじりと押し戻されるなど上値の重さが目立った。NY市場が始まると米長期金利が先週末に引き続き2.6%台に乗せるなど底堅い動きとなったたことでドルが上昇。また、株価が小幅ながら史上最高値を更新したことでドル円は102円58銭まで押し戻されたものの、東京の高値までは届かなかった。
日銀の追加緩和期待は今のところ殆ど市場は期待していないこともあり、ドル円の失望売りも反対に出にくい。ヘッジファンド勢への期待が高まるものの、当面102円台のこう着状態からの脱出は難しい。


ドル円予想レンジ: 102円65銭(雲の上限)~102円25銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]短期的なダブルトップ形成

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_201406010_jikanashi.jpg


週明け東京市場でのユーロ円は先週末NY市場で付けた高値139円98銭を上抜け140円08銭まで上昇。140円台乗せでもう一段上値を試す展開が期待されたが、結果的にそれが高値で再び下落傾向に戻された。結果的に139円ミドルのネックラインを下回ったことで140円付近を天井にダブルトップが形成された。ネックラインへのリターンムーブがみられるが、139円60銭付近で折り返し139円25銭を下回るようであれば雇用統計後に付けた安値138円70銭付近までの下落も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ:139円60銭~138円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]中国と豪州経済指標で上放れも

(豪ドル米ドル日足)



一目の雲の上に突き抜けたことで底値固めが終わり上値を狙った短期的な買いが昨日は目立った。しかし、0.9360付近には下降トレンドラインで上値を抑えられた。三角保ち合いが続いていることから、この下降トレンドラインを上に放れるか、押し戻されるか重要な分岐点にある。今日の10時半に発表の中国5月PPIとCPIが発表され、前月から改善が予想される。また、豪州のNAB企業景況感指数や住宅ローン件数も発表され、こちらも前月から改善される見込みだ。
上に抜ける可能性が高いとみられ、その手前でロングを仕込んでおきたい。ただ、抜け切れない時にはロングの投げが出やすく、タイトにストップ注文を入れておきながら上値を狙う。

豪ドルドル予想レンジ:0.9400~0.9300


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する