ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-06

[全般]FOMC終了後も方向感定まらず

注目のFOMC会合で足元の強気の景気見通しが示されたことで株価が上昇した一方で金利見通しは低下。長期金利の低下によるドル売りが進んだ。
FOMC会合を控え東京市場では慎重なスタートとなったが、後場に入り日経平均株価の上昇に合わせドル円は底堅い動きが続いた。
欧州市場が始まり乏しい材料のなかで英MPC議事録要旨が発表され早期利上げ観測が強まりポンドが上昇。しかし、FOMCを控えていたことから寧ろポンドロングの調整売りが強まった。
NY市場に入り米1-3月期経常収支が発表され予想以上の赤字拡大からドルが売られる場面も見られたが、FOMCを前に小幅に留まった。
注目のFOMC声明では最近の景気は数か月で回復してきたとしたとし、利上げ時期が前倒しになるとの見方から株価が下落。しかし、イエレン議長は現在の株価の動きは過去の標準から放れたものではないと発言。株価は上昇に転じた。一方、政策金利見通しは来年末までは小幅上昇となったが長期予想は4%から3.75%に下方修正された。これを受け、米長期債利回りは低下しドルは全面安となった。
今回の決定は全会一致となったことで一部タカ派的な色が濃くなるとの見方が後退。
イエレン議長は金利引き上げ時期について経済次第とするなど、全般にイエレン議長のハト派的な意見に従ったとみられる。
全般的にみると中立的な姿勢が示され、結果は株価が上昇し金利が低下。為替は金利の動向に合わせる格好となった。
目先は株価の上昇によるリスクオンの動きは継続されるとみるが、こう着状態からの脱出はできなかった。
今日は日経平均株価の上昇が予想されることから円売りの動きが強まりそうだ。また、目先は金利の高い通貨などへ投機マネーが集まりやすくなるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドル売りとクロス円買い

(米ドル円日足)



東京時間には日経平均株価の上昇につれてドル円は102円30銭付近まで上昇。底固い動きが続いたが、FOMC前にはポジション調整などから元のレベルは押し戻された。
FOMC会合では株価が上昇し円安に向かう場面も見られたが、最終的に米長期金利の低下に押し戻されるなど、金利動向の影響が勝った。今日は日経平均株価がNY株価に合わせる格好で上昇して始まると予想される。しかし、金利の影響から上値は抑えられることになるとみるが、豪ドル円等金利の高い通貨等のクロス円の上昇がドル円の下支えになるだろう。
ただ、200日移動平均線が101円60銭付近まで上昇してきたことで、このレベルを明確に下回るようであれば100円台を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:102円20銭(雲の下限)~101円60銭(200日MA)
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[ポンド米ドル]1.7の大台を意識

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBP_USD_201406019_jikanashi.jpg

ロンドン市場が始まった直後の5時半にMPC議事録要旨が発表されポンドは乱高下。
「2014年の利上げ可能性が比較的低いことは驚き」との見解が示されポンドは上昇。しかし「現状維持を全会一致で決定」との内容が示されたことで売り戻されるなど、上下に荒っぽい動きとなった。結果的に元のレベルに戻るなど短期筋の仕掛けが入ったとみられる。
FOMC会合では米長期金利が2.6%を下回るなど金利低下によるドル売りが強まりポンドドルは上昇。強い抵抗線となる1.7ドルの手前まで再び近づいてきた。
今週月曜日には今年最高値となる1.7009を付けたが押し戻されており、今回もこのレベルを超えられないようであれば、ダブルトップを形成することになる。
1.7010を超えるようであれば流れについて行くが、これ以上の買い材料がない限り難しい。寧ろ、1.7ドル付近で売りを出して1.7020付近に損切を入れて攻める方が面白い。



ポンドドル予想レンジ:1.7010(今年高値)~1.6910

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[豪ドル米ドル]市場の安心感が豪ドル買いを促す

(豪ドル米ドル日足)



(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_201406019_jikanashi.jpg


アジアから欧州市場にかけて全く動きを見せなかった豪ドルだが、FOMC後一気に上昇に転じ前日の下げ幅を解消した。米国の景気が足元強気の見通しが示されたことや米長期金利の上昇が豪ドルの底を引き上げた。株価が上昇したことも市場に安心感が広がりリスク通貨の豪ドル買いを促した。市場が安定するほど金利差を求めた動きが強まる。ただ、ドル円の上値も重いことから豪ドル円の本格的な買いが入りにくく、上値も限定的とみる。
今年最高値となる0.9460の手前にはボリンジャーバンドの上限が上値を抑える。
上抜けしたとしても往って来いとなりやすく上値掴みには注意したい。

豪ドルドル予想レンジ:0.9450(BB上限)~0.9350
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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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