[全般]注目材料少なく短期決戦中心
先日年内利上げの可能性を示唆する内容となったBOE議事録によりポンドは堅調な地合いを継続している。この日は特に材料があったわけではないがユーロポンドの売りなども入りポンド買いが進んでいる。また、豪ドルやカナダドルといった資源国通貨も底堅い動きを示している。この日はスイス中銀が政策決定会合を開き、為替市場では無制限に外貨を買い入れる用意があり、必要ならさらなる手段を講じる用意があるとした。しかし、これまでのスタンスを踏襲しただけに市場では寧ろスイス買いの動きが強まり上昇。ショートカバーを更に誘う動きとなった。一方、高金利通貨でもあり資源国通貨でもあるランド円は下落。前日に大幅上昇した反動が入るなど全般にポジション調整とみられる動きと、新たなポジションメークも見られた。特に材料があるわけでなく、短期的な動きで終わることになりそうだ。イラク情勢も米国が戦闘への関与を否定したことで不安定な状況が継続。
注目されたNY市場の動向は前日に引き続き株価は全般に底堅く、S&Pは高値を更新。NYダウも小幅ながら続伸した。一方、米長期金利は一時前日の流れを継続し2.56%まで低下する場面も見られたが、最終的にインフレ懸念から上昇に転じ再び2.6%台に乗せて引けてきた。ドル金利の動向がドルの方向性を示すものとなるが今のところ方向は定まっていない。
今日は日銀黒田総裁の講演や欧州では財務相理事会が開かれるものの注目度は低い。また、米経済指標の発表はないことから各通貨の昨日の流れを更に継続する動きが強まるとみる。
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[米ドル円]ドル長期金利上昇で一先ず下げ止まり

東京市場では日経平均株価が上昇したもののドル円は寧ろ上値の重い展開となった。前日のFOMCで株価上昇と長期金利低下の動きが強まり、ドル円はドルの金利低下の動きに影響を受けた流れをそのまま引き継いた格好だ。
ただ、NY市場が始まると米長期金利は前日同様金利が低下して始まりドル円も上値が重くスタート。しかし、その後長期金利が上昇に転じるとドル円の買い戻しの動きが強まり一時102円台に乗せる場面も見られた。しかし、全般に取引自体が低下していることもあり値動きは乏しい。一目の雲の下限が下げてきているのと、200日移動平均線がじわじわと上昇するなど、値幅は更に狭まる傾向が強まる。
リスクとしては、200日移動平均線を試しに来ることだ。もし、下抜けすると材料が乏しいだけに思った以上の下落になりやすい。
ドル円予想レンジ:102円10銭(転換線)~101円60銭(200日MA)
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[ポンド米ドル]1.7ドルを上抜きバンドウオーク


前日のMPC議事録で年内にも利上げの可能性が示されたことでポンドは再び強気の見方が広がっている。昨日は日本時間が終わったところでポンド買いが強まり1.7ドルに乗せた。欧州市場が始まるとユーロポンドの売りが強まったことで今年最高値となる1.7010を超えてきた。NY市場では米長期金利が一時2.56%に低下したことで1.7060の高値を付けた。その後は長期金利が上昇に転じたことで1.7035まで押し下げられた。FOMCを終え、今後特に注目材料がないだけに利上げ期待の高まるポンド買いに注目が集まりやすい。上昇の流れに沿ったポジションを持ちたいところだが、週末ということもありNY市場では利益確定の売りに注意したい。
ポンドドル予想レンジ:1.7100~1.7000
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[カナダドル円]経済指標に反応しやすい


FOMC後は目立った経済指標がなく、今日のNY市場ではカナダ経済指標に市場の注目が集まりそうだ。
今日はカナダの5月CPIと小売売上が発表を控え、全般にカナダ景気の改善が予想されるだけに、カナダドル買いが強まるとみる。
ボリンジャーバンドの角度が上昇トレンドに入っており、ひと月近く中心線がサポートとしてワークしている。米国関連の指標発表がないことから市場はカナダドル取引に集中してくるとすれば、買いを強める可能性が高い。93円75銭の中心線をバックに94円割れを買ってみる。
カナダ円予想レンジ:94円40銭(BB上限)~93円75銭(76.4%)
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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