[全般]クロス円の動きが活発化
朝方発表された中国6月PMIは6カ月ぶりに節目の50を上回ったことから豪ドルが上昇。しかし、日経平均株価の売りが強まるとドル円も上値の重い展開となった。
欧州市場が開いたところでフランスの6月PMIが製造業とサービスともに予想を下回ったことでユーロは対円対ドルで下落に転じた。この結果、クロス円も全般に売りが強まるなど、ポジション調整的な動きが目立った。
NY市場では5月中古住宅販売が489万件と予想の474万人を大きく上回ったものの、市場の反応は限定的となった。寧ろ、NYダウは高値警戒感から利益確定の売りが上値を抑えるなど、1万7千ドルを目の前に慎重な動きがみられた。
ドルの方向感が掴みにくい中で、結果的にドルを除いたクロス円やユーロクロスといった取引に市場の注目が集まり始めているようだ。
中長期的な投資というものではなく方向感が掴めるまでの繋ぎの動きとみられる。
イラクやウクライナ等の地政学的リスクや、株価やクロス円が高値圏で推移する中で、目先はロングポジションの調整的な売りが高値では強まりそうだ。ただ、警戒感が残る市場では小幅な下落を繰り返すものの、大きな下落には寧ろなりにくいという特徴もある。
この膠着状態から抜け出す時は株価やクロス円などは更なる上値を試す時とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]ポジション調整中心の動き

週明けのドル円は前週末の流れを受け底堅い動きで始まった。しかし、日経平均株価の上昇が鈍化したことで全般に円の買い戻しの動きが強まった。黒田総裁が夏にかけCPIが一旦は1%近くに縮小する見通しを示したものの市場は反応薄。どうも、最近の黒田総裁発言に対する市場の関心は低下している。
欧州市場が始まりフランスのPMIが予想を下回ったことからユーロが対円でも売りが入るとクロス円全般に売りが強まった。日本の成長戦略や追加緩和期待が後退したことも影響しているのだろう。
いずれにしても、ドル円はこう着状態から抜け出す気配は全く見られず、当面は102円を挟んでの攻防が予想される。ただ、200日移動平均線の位置する101円60銭を下回る何かが起これば、相場にはエネルギーが溜まっているだけに予想以上の下落につながる可能性もある。
ドル円予想レンジ:102円30銭~101円70銭
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[ユーロ円]対ドル対円でユーロの上値抑えられる


フランスの6月PMIがサービス・製造業ともに予想を下回ったことを機にユーロは対ドルだけではなく対円でも売りが強まった。ユーロ円クロス取引は最近見られなかっただけに注目される。それだけ、方向感を見出しにくいドルを抜いたユーロポンドなどの取引が活発化してきているということだろう。この日はオーストリア中銀のノボトニー総裁が「ユーロ圏の経済回復は比較的弱い」「ECBは為替レートを目標としていないが、上昇が弱まることに関心がある」と発言。市場への影響は限定的となったものの、上値を追いかけて買うにはリスクが高い。今日はカーニーBOE総裁の講演もあり更なるポンド買いが強まればユーロポンドの下落がユーロドルの上値を抑えることになる。
テクニカル的にみると日足200日移動平均線とボリンジャーの中心線が戻しの上値を抑えた。NYの引けにかけて買戻しの動きがみられたものの、138円80銭付近の上値の重さ確認後、再度売りを出していきたい。
ユーロ円予想レンジ:138円90銭(200日MA)~138円15銭(61.8%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]高値警戒感から上値抑えられるものの


東京時間に発表された中国6月PMIが50.8と6カ月ぶりに節目の50を上回ったことから豪ドルが一気に上昇。しかし、この時は対ドルだけで対円での買いは見られなかった。
ただ、欧州時間にフランスPMIが予想を下回りユーロ円の売りが出たことで豪ドル円も攣られて売りが散見。NY市場でもNYダウが高値警戒感からの売りが強まったところでリスクオフからの円買い戻しの動きがみられた。結果的に豪ドル円も東京市場で上昇した分のほとんど押し戻された格好となった。しかし、NY引けにかけては買い戻しの動きが強まった。4月からの動きをみると96円台での売りが続いていることから、目先利益確定の売りが出やすい。しかし、今年高値となる96円50銭を上抜くようであれば新たな買いを入れてくるとみる。
NY株式市場は高値警戒感からの利益確定の売りが出やすいものの、細かい調整が入っていることから急落リスクは寧ろ低下しているとみる。NYダウが1万7千ドルを試しに行くのは時間の問題で、そうなればリスクオンからの豪ドル円の買いが強まるとみる。
豪ドル円予想レンジ:96円50銭(4月4日今年高値)~95円80銭(先週末NY終値)
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