[全般]ドル全面安と底堅いクロス円
また、後場に入り一部英系銀行がまとまったドル円の売りを出したとの噂が流れるなどドル売りに対して敏感に反応しやすい地合いとなった。
しかし、欧州市場に入るとポンド円などクロス円を中心にしっかりとした買いが入り、結果的にドル円も下げ止まり感が強まった。
NY時間に発表された5月の住宅販売成約指数が6.1%と予想の1.2%を大きく上回り一時的にドル買いの動きもみられた。しかし、米長期金利が全般に低レベルで推移したことで寧ろドル売りの動きが強まり、対ユーロやポンドが大きく上昇。レジスタンスとみられたレベルを超えてきたことで損切だけではなくオプションなどの買いも巻き込んだ上昇とみられる。
特に材料があったわけではなく、今週発表の米雇用統計やECB理事会を控えポジション調整的なものが入ったとみる。ただ、市場の流動性は徐々に低下していることもあり、上昇の反動に注意したい。
今日は東京時間に発表される中国製造業PMIやRBA会合が開かれるが、方向感の定まらないドル以外の通貨に市場の注目が集まっているだけに大きな動きになりやすい。
また、欧州市場ではドイツやユーロ圏のPMIや失業率、そして英国PMIといった重要指標が発表されることからユーロやポンドも荒っぽい動きが予想される。
更に、今日のNY市場で発表の6月ISMは前月から改善されると予想される。
この指標を受けてもNYダウが前日に引き続き上値の重い展開となれば、リスクオフの動きからクロス円の売りが強まる可能性もあり注目される。
いずれにしても、今週木曜日の米雇用統計を控えポジション調整の動きが入りやすい状況が続くとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]クロス円の買いがドル円の下支え


週明け東京市場では米長期金利の低下に伴いドル売りが先行。また、前場では日経平均株価の下落もありドル円は軟調に推移。後場に入ると一時101円23銭まで売り込まれた。一部英系銀行の纏まった売りが入ったとの噂も聞かれた。しかし、東京市場が終わり欧州市場の始まる直前に買戻しとみられる動きが強まるなど、短期筋の投機的な動きが目立った。
NY時間に普段は注目されないような住宅販売成約指数が予想を大きく上回ったことでドル円は上昇。しかし、米長期金利の低下や、ユーロやポンドも大きく上昇したことでドルが全面安。ドル円も101円25銭付近まで押し戻された。ただ、クロス円の買いなども入ったことでドル円の下支えとなった。
週足52週移動平均線と一目の雲の上限がこのすぐ下の101円10銭に位置し、このレベルを超えるにはそれなりの材料がないと難しい。今日の東京時間には中国PMIが発表され、上海株式市場と日経平均が下落するようであれば下値を探るタイミングになりそうだ。また、NY時間に米ISM製造業発表も注目される。ただ、ドル円のボラティリティーは低く、底を割り込むのは難しい。
ドル円予想レンジ:101円60銭(38.2%)~101円10銭(週足52MA,雲の上限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]今年最高値更新し上昇気流に乗る


アジア市場ではじりじりと売りが強まり1.7ドル付近を試す場面も見られたが底値の堅さを寧ろ確認。米長期金利が低下し、ポンドドルの買い戻しの動きが強まる中で、欧州時間にユーロポンドの売りが入ると、ポンドは対ドルでも上昇。今年最高値とある1.7060を超えたところで損切を巻き込みながら1.71ドル台に上昇。その後も高値圏でのもみあいが続いた。昨年11月からポンドドルの上昇チャネルが継続しており、チャネルの上限を再び試す展開となっている。ドルの方向感が掴めない中で利上げ期待の高まるポンドの買いに市場の注目は集まった。ただ、この動きは今始まったわけではなく米雇用統計発表前にはポジション調整の売りが強まる可能性が高い。
今日は昨日の買いの勢いが残る中でもう一段の上値を試す展開が予想される。
ポンドドルでレベル感からの逆張りをするのは非常に危険だ。順張りの買いで臨むか、或いは反落したことを確認してから売りを出していく。
ポンドドル予想レンジ:1.7150~1.7060
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]RBA会合で上限試す


アジアから欧州市場にかけて豪ドルの売りが先行。しかし、NY市場に入ると米ドルが全面安となったことで豪ドルの買い戻しが強まりアジア市場の高値を超えてこの日の高値となる0.9437まで上昇。一日を通して豪ドルは非常に荒っぽい動きが目立った。
今日は中国PMIが10時に発表されるが、10時45分に発表されるHSBCPMIの方に市場の注目は集まる。予想を上回るようであれば豪ドル買いが強まる可能性が高いものの、その後の13時半に開かれるRBA政策会合を控え値動きは限定的とみる。
RBA会合では現在の政策金利据え置きが予想されるが、その後の声明文で豪ドルレベルへの警戒感や、更なる追加緩和が示唆されるようであれば一気に下落に転じるリスクが高まる。或いは、住宅市場や人件費の上昇に対する懸念が示されるようであれば、今年最高値となる0.9460を試す展開とみる。市場はポンドドルが上値を抜けただけに、豪ドルもどちらかといえば上値を試したがっているように見える。
ただ、今週は独立記念日で米国が休場となり、木曜日の雇用統計は一層意識されるだけに、ポジションは短期的なもので終わるとみている。上昇したとしても、どこかで折り返す展開が予想される。
豪ドルドル予想レンジ:0.9460(今年高値)~0.9390(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |