ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-07

[全般]雇用統計を前にポジション調整

昨日は中国経済指標を受け日経平均株価や上海株の上昇。欧米市場の株価も軒並み上昇したことでリスクオンからの円売りが強まり、クロス円は全般に上値を超えてきた。
東京時間に発表された中国製造業PMIが予想を大きく上回ったことでアジアの株式市場は堅調に推移。オーストラリアRBA会合では豪ドルのレベルに対する強いけん制はなかったことで豪ドルが上昇。クロス円全般に底堅い動きとなった。
NY時間にはISM製造業が予想を下回る55.3となり一時的にドル売りがみられたものの、13カ月連続で50を上回ったことを好感。また、新車台数も06年7月以来の高い伸び率となったことからNY株式3指数は堅調に推移。長期債利回りも小幅高となりドル円も底堅い動きが続いた。
明日は注目の米雇用統計と同時刻にECBドラギ総裁記者会見が控える。そろそろ、今日あたりからポジション調整的なドル買戻しが強まるとみる。
ただ、ポンドドルを中心にカナダドルや豪ドルなどクロス円全般に新たな買いがみられるのは投機的なものだけではなさそうだ。ドル円も調整的なショートカバーが入りやすくクロス円は全般に底堅さが残るとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]クロス円の買いがドル円下支え

(米ドル円日足)



朝方発表された日銀短観は好調な製造業に対し非製造業は慎重な見方が示されたが市場への影響は限定的となった。その後発表された中国製造業PMIが予想を上回ったことで日経平均や上海株価が大幅に上昇。ドル円もショートの買い戻しなどが目立った。結果的にドル円は101円10銭付近に位置する週足52週線を下回ることが出来ずに一先ず折り返しとなりそうだ。明日の雇用統計を前にやや時間切れといった観もある。また、世界的な株価上昇によるリスクオンからのクロス円の上昇がドル円の下支えとなった。
今日も株高が継続するとの見方が強く、ドル円は200日MAと一目の雲の下限のある101円70銭付近を試す展開が予想される。このレベルを超えてくると次のレジスタンスは38.2%戻しの101円80銭。然し、101円70銭に届かないようであれば再び下値を探るチャンスが残ったこととみる。


ドル円予想レンジ:101円80銭(38.2%)~101円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル/ユーロポンド]ユーロポンドの下げ止まりで上昇速度抑える

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20140702_hiashi.jpg


(ユーロポンド時間足)

EUR_GBP_20140702_hiashi.jpg


アジア市場では動意の乏しい動きとなったポンドはロンドン市場に入ると一気に上昇ペースを上げてきた。この日発表された英国6月製造業PMIが54.5と予想の56.8を上回ったことでポンドは対ドル対ユーロ、そして対円でも上昇。何が出ようが買いを待ちかまえていたような上げ方だった。NY市場に入り米長期金利が上昇したものの対ドルでもポンドの買いは衰えなかった。ただ、ユーロポンドの動きをみると下げ止まり感が出始めている。
明日の米雇用統計やECB理事会を控えそろそろ利益確定の売りが出やすくなるころだ。
上昇チャネルは継続されているものの、一旦は調整の売りで押し戻されるとみる。日足のボリンジャーバンド幅が拡大していることから値動きは期待できそうだ。
今日の17時半発表の建設業購買部PMIも前日同様に大きく動くきっかけとなりそうだ。




ポンドドル予想レンジ:1.7200~1.7190
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円/豪ドル米ドル]96円ミドルで面合わせ

(豪ドル円日足)

AUD_USD_20140702_hiashi.jpg

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20140702_hiashi.jpg

(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20140702_jikanashi.jpg


昨日開かれたRBA会合では政策金利2.5%の据え置きを決定。声明文には「最近のデータは年末ごろにより力強い成長を示す」。また、「住宅価格の上昇ペースはこの1年で大幅に上昇している」とした。市場の一部では追加緩和を期待するところも聞かれただけに市場では豪ドル買いが一気に進んだ。また、豪ドル高への強いけん制的な内容が盛り込まれなかったことも買いを買い安心感を与えた。
豪ドル円の買いも散見されるなど資本が入った可能性もあり豪ドルは今後も底堅い地合いが続くとみる。ただ、短期的には明日の雇用統計も控え調整的な売りが入る可能性も高い。
レベル的にも96円50銭付近は今年の最高値でもあり面合わせで上値を抑えられている。また、対ドルでも76.4%戻しとなる0.95ドルでしっかりと上値を昨日は抑えられた。
この対ドル対円の上限レベルを超えられるのであれば、今後も上昇が継続するとみる。ただ、一時期に上限を超えたとしても騙しの動きになる可能性もありここからの買いは慎重にした方がよさそうだ。


豪ドル円予想レンジ:96円70銭~95円80銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する