ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-07

[全般]落ち着きを取り戻しリスク志向へ

連休明け東京市場では株式市場の上昇を受け円売りの動きが強まるなど、ウクライナ情勢への懸念も徐々に後退。欧州市場に入るとユーロ売りポンド買いの動きが強まるなど、投機的な動きも含め取引が活発化し始めている。
NY時間に発表された米6月CPIコア指数が予想を若干下回ったことでドル売りが強まり、長期金利が低下。しかし、その後発表された中古住宅販売件数が504万件と予想の499万件を上回り3か月連続の上昇となり再びドルは上昇。米経済指標に素直に反応し始めているということはリスク回避の動きが後退したとみることもできる。
ウクライナの新ロシア派がマレーシア旅客機原因究明に協力する姿勢を示したことで、ロシアへと欧米の緊張が後退。為替市場では豪ドルや南アランドなどリスク通貨買いの動きが目立ち始めている。一方、ユーロやポンド、そして円売りの動きが目立ち始めた。
今日は特に注目材料はないものの、世界の株価上昇に伴い更にリスク志向が高まるとみている。ただ、地政学的リスクが終わったわけではなく、市場には不安感が漂う中でイスラエルやウクライナ情勢に関する突発的なニュースで乱高下しやすく、注意が必要だ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]底値の堅さを確認

(米ドル円日足)


(米ドル円週足)

USD_JPY_20140723_shuashi.jpg


連休明け東京市場ではマレーシア航空機の撃墜でも101円の底値をブレークできなかったことなどから、ドル円の底堅さをあらためて確認されたことでドル円の買いが進行。日経株価の上昇とともに円売りの動きを支えた。
NY時間に発表された米CPIが予想を下回ったことでドル売りが強まり一時101円35銭まで下落。目先のドルロングが振り落とされた格好となり、その後発表の中古住宅販売が予想を上回ったことを機に再び上昇に転じた。その後引けにかけて売りも見られたが、所々でポジション調整が入っていることもあり上値の抵抗はそれ程ないとみる。
日足チャートでは102円に200日MAと一目の雲の下限が上値を抑える。また、週足チャートでも雲の上限と転換線が同じ102円付近に位置する。一方、52週線の101円15銭が強いサポートとなっている。今日は日足一目の雲のねじれが生じることから、変化日になるか注目。もう一段の上値を試す展開が予想されるが、102円を超えるのはかなり難しい。


ドル円予想レンジ:101円80銭~101円35銭
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[ユーロ円]今年安値を意識

(ユーロ円日足)




(ユーロ円30分足)

EUR_JPY_20140723_30minashi.jpg


投機筋の動きがユーロを中心に活発化し始めている。ドルの方向感がみられないこともあり、追加緩和の動きが継続するユーロ売りに投機筋に狙われたようだ。
アジア市場ではユーロ買いの動きが強まったところで欧州に入るとカウンター的に売りが強まった。対ドルで今年最安値となる1.3478付近にある損切を誘う動きが強まると、対円でも売りが散見。オプション絡みの売りがあったといわれるが、投機筋のターゲットにされたようだ。ユーロ円は2月4日に付けた今年安値となる136円24銭を意識。今日はこのレベルを試す展開が予想される。相場の方向やトレンドの強さをみるDMIでは下降の可能性を示す-Dが上昇し、その強さを示すADXも上昇している。これはボリンジャーバンドの下限でバンドウオークが始まるトレンド形成を示していることを示す。
ただ、136円60銭付近で纏まった買いが並んでいるとの噂もある。
このレベルを超えるとすれば東京ではなく欧米市場に期待したい。

ユーロ円予想レンジ:137円10銭~136円25銭(61.8%)

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[豪ドル円]豪ドル円直の買いが散見

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20140723_jikanashi.jpg

連休明け東京市場が始まり日経平均株価の上昇に伴い、リスクオンの動きが強まった。リスク通貨である豪ドルに日本勢を中心に対円でも買いが散見された。ウクライナ情勢への懸念も徐々に後退したことで買い戻された観もある。ただ、地政学的リスクは依然として燻る中で長期的な投資目的としての豪ドル買いは今の段階では考えられない。短期的な動きとしてみた方がよいだろう。豪州サイドから豪ドル高に対するけん制的な動きが目立つことから高値圏では警戒感が強まる。7月15日に付けた高値と昨日は面合わせたところで売りが強まった。このレベルを超えられないとなれば短期的にダブルトップを形成することになる。逆に、上値を超えることが出来れば96円を目指す展開とみる。


豪ドル円予想レンジ:95円70銭(61.8%)~94円95銭(50%)

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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