ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-07

[全般]ドルや円以外の通貨に注目集まる

ドル円のこう着状態が継続するなか、ユーロやポンド、そして豪ドルやカナダドルが活発な動きを示している。
東京時間に発表された豪州4-6月期CPIは予想通りとなったが基調インフレ率が予想を上回ったことから豪ドルは対ユーロで大きく上昇。普段はそれ程影響しないものがこの日は大きく反応。その後欧州市場が始まり英国PMI議事録要旨が公開され、早期利上げを示唆する文言がみられずポンド売りが進んだ。これも、ほぼ想定内ではあったが市場は過剰反応した。
NY時間にはカナダの小売売上の発表直前に思惑的な買いが入り、発表後は利益確定の売りを出すなど投機筋の活発な動きが目立った。
結局ドルや円の材料とは別の通貨に市場は反応しやすくなっている。
日銀の政策スタンスは当面変化がないと予想され、材料の乏しいなかで地政学的なリスクの燻りで円売りにも動きが取れない。米ドルも来週発表される雇用統計やFOMC政策会合を控え金利の動きもこう着していることから手が出しにくい状況が続いている。
結果的に、ロシアへの制裁措置が強まるユーロ売りや、利上げ期待から買われたポンドの調整売り。そして、相対的に金利の高い豪ドルや南アランドといった通貨に本日も市場の注目が集まりやすい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]こう着感強まる中でも上値試す展開か

(米ドル円時間足)

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(米ドル円週足)

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マレーシア航空機撃墜調査の進展がなかなか進まない中、昨日はウクライナ軍の戦闘機2機が新ロシア派に撃墜されるといった報道が流れたがドル円への影響は限定的となった。一方、ロシアのプーチン大統領やケリー米国務長官がイスラエルの停戦に向けて動き出していることから、ややリスク回避の動きが後退し円売りが出やすい状況。
相対的にみて円の金利はマイナス金利を実施したユーロよりも5年債などの実質金利は最も低く、円キャリーの動きがいつ出てもおかしくはない。
今日の日経新聞の一面にもあるように、海外の企業も円建ての資金調達を増やしているように為替市場でも長期的にみると円売りを促すものだ。
直近の動きの中でもドル円は101円の底堅さを確認したことで円売りの動きが強まり始めている。ただ、102円付近には52週移動平均線や週足一目の雲の下限が上値を抑えており、その手前では纏まった売りが並んでいるといわれる。
101円から102円のレンジ取引を繰り返す事で利益を積み増していく。

ドル円予想レンジ:101円80銭~101円35銭

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[ポンド円]17時半前後の投機的な動きに注目

(ポンド円日足)

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(ポンド円時間足)

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昨日の17時半には英国中銀金融政策委員会MPCの議事録要旨が公開された。発表直前から思惑的なポンド買いが先行。結果は利上げを示唆する意見が聞かれなかったことから利益確定の売りが強まった。東京時間にはユーロオージーやユーロポンドといったユーロクロスの活発な取引が行われたことからポンドも投機筋の対象となっている。英国経済指標のほとんどが欧州明けの時間帯となる17時半に発表されることから投機筋は待ち構えているようだ。
今日も17時半に英6月小売売上が発表される。予想は+0.3%と前月の-0.5%から改善が見込まれる。昨日は利上げ期待からの買いが先行し、結果で売りを出している。
発表前のポジションを発表後に解消するといった動きが目立つ。最終的にポンドは利上げ観測からの買いの動きは継続しているものの、短期的に上下に動き易くなっている。
172円ミドル下にはボリンジャーバンドの下限やフィボナッチ50%戻しがサポートされることから、その手前では買いから入りたい。

ポンド円予想レンジ:173円60銭(50%)~172円50銭(50%)

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[豪ドル米ドル]ダブルトップ形成か

(豪ドル米ドル日足)


昨日発表された豪州4-6月期CPIは予想通り0.5%と予想と一致。しかし、変動率の高いものを除いたトリム平均値は0.8%と予想の0.6%を上回ったことから豪ドルは対ユーロで買いが入り対ドルでも上昇。その後も豪ドルは底堅い動きが続いている。
今朝方発表されたニュージーランド中銀RBNZ声明でNZドル高に対するけん制発言があったことでNZドルは急落。豪ドルもそれに引き攣られて下落した。これまでRBAは豪ドルレベルに対するけん制的な発言が多かったことで共鳴したようだ。しかし、実際には関連性は低く、市場の流動性から見ると寧ろ豪ドル買いNZドルクロスの動きが強まるとみる。豪ドルは昨日の上昇後の安値となる0.9430付近で買いを入れておきたい。
レジスタンスは7月10日に付けた高値0.9450付近がボリンジャーやパラボリックも位置していることから意識される。
ただ、買いの勢いは依然として強く、今年最高値となる0.95ドル付近が最も意識されるが、このレベルでは口先介入なども含め高値警戒感が強まる。この手前で折り返すようであればダブルトップを形成し予想以上の下落に注意したい。

豪ドルドル予想レンジ:0.9500(今年最高値付近)~0.9430

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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